ワタナベリリコ

好きなのはねこと推しとドラマ。ずっと家にいたい。

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7年振りに全員集合した話

7年ぶりに全員集合したのだった。 東京へ出張へ行くことになり、予定を組んでみるとどうやら夕方過ぎにはすべて用事が片付きそうだったので、早速「柚と楽しい仲間たち」に声をかけた。そのうちふたりは新宿のコチンニヴァースでカレーを食べたゆずねーとあゆみちゃんなのだが、残りのモモ松さんとみちゃんにはもう長いこと会えていない。 平日の夕方、全員働く婦人なのでどうかなあと思ったがなんと全員集合できると言う。出発ギリギリまで話せるよう、店は品川駅近辺で探すことにした。 「またカレー?」

    • NYO検査を受けた話

      ※何度も「尿」という単語が出てくるため、お食事中の方は食べ終わってから読んだ方がいいかもしれません。一応配慮して「尿」ではなく「NYO」と表記しましたが響きが同じなのでまったく無駄だった気がしています。 この時のわたしは今世紀最大といってもいいくらいのピンチに対面していた。 いや、前にもこれくらいのピンチはあったはずだけど、もう忘れているので新鮮に大ピンチだった。 血液検査とNYO検査を受けることになったのだった。 どちらも約1年ぶりだ。多少気に掛かっている点があるのだが

      • 梅を観に行ったのに全く関係ない話

        おばちゃん三人で梅を観に出かけた。 いなべ市梅林公園で梅を観て近くのCAFEあめんぼさんでおいしいピッツアを食べて絶対観たかった展示を観にパラミタミュージアムへ行く。 完璧だ。 あめんぼさんは人気なので3週間も前にランチの予約をした。 そこから逆算して渋滞も鑑みて集合時間ならびに出発時間も決めた。 完璧だ(二度目)。 なのに出発して5分後。 Cさんから「タナちゃんとわっちゃん持った?」と聞かれてまたしても忘れたことに気がついた。 羊毛フェルト作家のもわもわびよりさんが作って

        • 洗濯機を買い替えた話の続き

          さて洗濯機だ。 できれば翌日配達してくれるところがいいということで家からいちばん近い家電量販店に行くことにした。 愛妻号が6キロだったのでできればそれより大きなものがいい。なぜなら猫と暮らしているとゲーの被害は避けられないものだから。やつらは布団だろうがラグだろうが場所を選ばない。むしろ洗いにくいものを選んでゲーしてるんじゃないかとたまに思う。愛妻号は一応それも受け止めてはくれたが、実際きちんと洗えていたのか謎だった。布団はまだしも折り畳んで洗濯槽に突っ込んでいた分厚いラグ

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        7年振りに全員集合した話

          洗濯機を買い替えた話

          洗濯機がとうとう逝ってしまったのだった。 かれこれ25年も使い続けたナショナル愛妻号。 誰の愛妻にもなれなかったわたしの愛妻号。 それがとうとう…てゆーか25年も使ったらもう充分なのではと思わなくもない。 最初に、おやおや?どうもおかしいぞと思ったのは2年くらい前だった。 なんとなく違和感をおぼえて一歩下がって、半身を風呂場に入れてまで一歩下がってじっと洗濯機をみたところ斜めになっていた。 明らかに左手前が低い。洗濯機が前のめりになっている。 気がついてみるとなぜ今までこれ

          洗濯機を買い替えた話

          どうしても欲しかったのかな

          近所の激安スーパーの前の押しボタン式信号機のところに、左手にドラマ「うちの弁護士は手がかかる」の海堂俊介が持ってたようなきっちりした革製のビジネスバッグ(マチ5cm程)、右手にブロッコリー1個を持った40代男性が立っていた。ちょっとした聖火ランナーみたいでボタンが押せなさそうだった。押してあげようかなと思ったけどやめといた。 #三行日記

          どうしても欲しかったのかな

          遺影を撮りに行った話

          今年もそろそろ終わり。 いつものことながらスマホのカメラロールはねこでいっぱいだ。 ねこ飼いあるあるだと思うが他人が見たら同じ写真のようでも飼い主には一枚ずつ違う。ボケていても削除できない。 結果。 まあこれは通常営業なのでいいのだが、カメラロールを確認していてあることに気がついてしまった。 母に、プリントしてあげるね、と言ってそのままになっている画像が鬼のようにある。共有すらしていない。ヤバい。 いつかやろういつかやろうと思いつつもうだいぶ経っている。いつかやろうはばか

          遺影を撮りに行った話

          4年ぶりに東京へ行った話のおわり

          わたしはもともと友人の少ない人間なので、大人になってから新しい友人ができたことにはとても感謝している。そりゃ今でも決して多くはないのだが、その多くない友人のほとんどが大人になってから知り合ったひとたちだ。 知り合ったきっかけはインターネッツで、インターネッツがなかったらわたしはどうしていたでしょう、というくらいにインターネッツにはお世話になっている。 ほぼほぼ「インターネッツ!」と言いたいだけになってるけど。 そんなお世話になっているインターネッツで知り合った友人の中でも特

          4年ぶりに東京へ行った話のおわり

          4年ぶりに東京へ行った話の続きの続き

          ドトールで無事腹ごしらえしたわたしは待ち合わせ時間より少し早めに西新宿五丁目駅に到着した。 お仕事相手ではあるけれど、それを超えて大好きなおふたりと久しぶりに会えるとあってちょっと緊張していたのに、トイレから出た途端に後ろから「ちょっと!ちょっとちょっと!」と声をかけられ、すわ!怪しいやつ!と思ったらユミタさんだった。 ユミタさんは『鯵ぽた屋』という陶器を中心に展開するユニットの絵付け担当さんだ。かわいい上にねこ愛があふれてて実はロックな画風が大好きで、それ以上にご本人が

          4年ぶりに東京へ行った話の続きの続き

          4年ぶりに東京へ行った話の続き

          浅草で一仕事終えて次の約束までの2時間半で昼ごはんを食べることにした。 どこもかしこも人がいっぱいで、さてどうしようと思ったわたしの脳裏にふと、 上野の喫茶店が浮かんだ。 どうせ行くなら行ってみたかったところにしよう。 古い喫茶店で、どうやらそこには推しのサインがあるらしい。 隙あらば聖地巡礼。 たいていこういうことって帰ったあとに、ああ!あそこに行けばよかった!と思い出すのが常なのに、浅草なんて上野と目と鼻の先にいるうちに思い出した自分、天才じゃね?と思いながら意気揚

          4年ぶりに東京へ行った話の続き

          4年ぶりに東京へ行った話

          約4年ぶりに東京へ行った。 朝9時半に品川駅に到着し浅草へ向かう。改札を出てすぐこちらへ!とでも言われているようなどでかい『京急線』の表示に沿って乗り継ぐ。 なんだこの赤々と太々しい『京急線』へのいざないは。 昔は二ヶ月に一度の割合で泊まり出張で来ていた東京だが、わたしが遠ざかっていた4年の間にこんなことに。 前はこんなものはなかった、と思う。どうだろわからんなあったかもしれん。もう自分の記憶力に自信がない。これがインバウンドというものか(違う)。 浅草への行き方はいろい

          4年ぶりに東京へ行った話

          ちゃいろの話

          12歳でちゃいろがいなくなって今日で3年。 調子が悪くなってあっという間にあっちへ行ってしまったちゃいろは、 本当に本当にかわいいねこだった。 ふわふわの毛並みにぽよぽよでふにゃふにゃの身体で、あとから来た弟分が正反対のマッチョだったせいで通称「ちゃいろの小鳥」と呼ばれるほどエアリーだった。 あんなに大好きで大切にしていたはずなのに、たった1週間の闘病生活で向こうへ行かせてしまって、あの時こうしていたらとかもっとこうしていたらとか今もそんなことばかり考えてしまう。 考えた

          真面目な美容師さんと妖怪いい加減の対決の話

          母がわたしの髪を三つ編みしながら「ほんとにしめ縄みたい」と言い放ったのは中学の頃だった。お正月飾りの?と問うと「出雲大社」と言われ当時はふぅんと思っただけだったが、大人になってから初めて出雲大社を知り、あの時母がわたしをディスっていたことがわかった。 せめて鳥羽の夫婦岩にしてほしかった。 毛量が多く左右で同じ方向にうねる癖があるため、何もしないでおくと古い少年マンガの主人公のような謎ヘアになってしまう。 働き始めてからはきつめのスパイラルパーマでごまかしたり、縮毛矯正をした

          真面目な美容師さんと妖怪いい加減の対決の話

          車の話もしくはどうでもよくなった話

          久しぶりに友達と、わたしの車で出かけることになった。 わたしは、ねこの通院と自分の通院と仕事の備品を買いに行く、以外の目的で運転しない。というポリシーを持っている。 なので、わたしの車で出かける時も運転するのはわたしではなく、そうなるとさすがにこのままでは申し訳ないかもと思うくらいに車が汚い。 車が汚いことについてわたしはまったく気にしていない。どれくらい気にしていないかというと、自分で洗車したことが20年に一度しかない程度には気にしていない。 ただわたしの車が20年

          車の話もしくはどうでもよくなった話

          日帰りで博多へ行った話の続き

          福岡空港は過去に2回利用したことがあった。 一回目は仕事で、2回目はプライベートで。そのどちらもギリギリまで予定が詰め込めたのはなんといっても空港が便利な場所にあるから。 到着して30分後にはもうわたしは目的地「博多座」の前にいた。 メインキャスト8名の大きなポスターが貼られた窓を何枚も撮影した。 推しの顔にどうしても光が反射する。 ちょっとずれたら反射しないのかも、もうちょっとかな、このへんはどうだ、うーんだめだな。 じりじりと移動しつつスマホの角度を変えて撮影する

          日帰りで博多へ行った話の続き

          日帰りで博多へ行った話

          終わってしまった。 NODA・MAP 「兎、波を走る」博多座、大千穐楽。 大阪公演よりもパワーアップしていて、我が推しはしょっぱなから絶好調でひとりで会場の笑いを掻っ攫っていた。 出てくるだけで、絶対何かするぞ今日は何をしてくれるのか、と期待を背負っていたことは間違いなく。 そしてその期待にさらりと応えていた推しは本当に本当にかっこよかった。 ひりひりするような展開の中でもその場を楽しんでいるようにすら見えましたよ、大倉孝二さん。大好きです。 アリスを題材にしたスト

          日帰りで博多へ行った話