25歳を超えてからも音楽を続けるために必要なこと

去年からバンドレコーディングを始めたのもあって最近、ライブハウスに行くことがまた増えてきました。
僕が現役バンドマンだった頃、一時期は週4くらいのペースでライブハウスに通っていました。その頃のバンド仲間たちは今となっては数える程度に減ってしまい、寂しく感じることがあります。
真剣に頑張っていた人ほどバンドどころか楽器を辞めてしまった人たちが多くいました。
僕個人の体感として25歳を一つの壁として音楽を続ける人、音楽を辞めてしまう人が分かれていくと感じております。
僕の場合は音楽を辞めるタイミングはいくらでもあったにも関わらず、2020年現在ではDTM講師、レコーディングエンジニア、楽器屋のスタッフ、音楽サイトのWebライターなどマルチタスクで音楽に携わる仕事をしています。
この記事を書いている現在の僕は28歳です。25歳の壁を超えて3年が経ちました。
25歳の壁を超えてからも音楽を続けるために必要なことをこの記事でまとめておきます。

●一方的に消費をひたすら繰り返すアーティストでは音楽は続けられない

真剣に頑張っていた人ほど、急に音楽を辞めてしまうという例を僕の周りでは何度も目に写りました。それもやはり24~26歳辺りです。
この年齢というは社会的にそろそろ落ち着いても良いお年頃と言われています。結婚、仕事で役職に就くこの二つが大きな要因だと考えられます。
人生で決断をしなければならないタイミングはまさにこの二つが絡んできた時がオーソドックスなタイミングだと感じています。
このタイミングで音楽を辞めてしまう人は一方的に音楽で消費だけを繰り返してきた人が多いと僕は考えています。
なぜならこの時に少しでも音楽で収益を発生させることができていれば、音楽を続ける、続けないの決断を用いられる時に続けるという選択肢が社会的にもまだ認められる可能性があります。
しかし、一方的に音楽で消費だけを繰り返してきた場合、特に結婚では周囲からコストパフォーマンスの悪い趣味を続けているという冷ややかな視線しかないのです。
僕、個人としては音楽はプライスレスなものに溢れていて数々のドラマを生み出すことのできる最高の趣味だと考えていますが、その世界を知らな人たちからは良い歳になってもまだ落ち着かずお金を趣味に使いまくっているという目でしか見られないのも現実なのです。
その目線が向けられた時にちゃんと音楽でも収益を上げられているという結果を見せることができれば人生のターニングポイントがきた時にも音楽を続ける道にフォーカスを当てることができるのではないでしょうか?

●1円でも良いから音楽で収益を上げる意識が必要

音楽を続けるといっても様々な道があると僕は考えています。
仕事や趣味でやるにしても数え切れないほど続ける道があります。その中で一生涯ずっと続けていくためには音楽で消費を繰り返すだけでは難しいと思いませんか?
場合によってはその消費額が生活を圧迫してしまっては本末転倒です。
僕の周りでは毎月のライブの消費額が多すぎるが故に商売道具のギターを売ってしまったバンドマンもいました。
そういった例もあるように音楽で消費を繰り返すサイクルは音楽家としても自分自身を消費しているサイクルだと僕は考えています。
このサイクルを少しでも止めるためには1円でも音楽で収益を上げるという意識が必要です。
この意識がゼロの人は一生音楽で消費しかない音楽生活を歩むはずです。
たった1円でも良いんです。1円さえ稼ぐことができればそれを日々アップデートさせることで自身の音楽活動が社会的にも認められているというバロメーターにもなり、音楽を続ける上での新たなモチベーションになります。
目に見える成果というのは素直に嬉しいですよね。
何をするにしても価値の交換をする上で最もわかりやすいものがお金の存在です。お金の巡りが悪くなっている状態は価値の交換は行われずにどこかで一方的に止まっている状態です。
この循環を効率良く回すことができればお互いを活性化させることができると僕は考えています。
アーティストとお客さん、アーティストとライブハウス、お客さんとライブハウス、このシーンをさらに盛り上げるためには熱い気持ちだけでは足りません。お金の循環が必要なのです。
きっと収益化を意識するだけでも何かしらのモチベーションが新たに生み出されるので音楽を長く続ける上で良い刺激になります。

●終わりに
もちろんお金だけを目的にしてしまうと今までの楽しみ方から大きく変わってしまい、本来の音楽の楽しみ方を見失ってしまう可能性もあります。そこはうまく自分なりのバランスの取り方が必要です。
僕も音楽で食うことを意識してからは毎日が楽しく、一生涯音楽を楽しんでいきたいと心から想っています。作曲家としてもエンジニアとしてもより一層腕を上げていきたいです。
この記事を読んでくれた音楽家の人たちにも長く音楽を楽しんでほしいと願っています。

記事が良かったと感じていただけたらサポートよろしくお願いします!