DTMの僕なりのギターの配置
僕なりのギターの配置(パンニング)をまとめておきます
●1.バッキングギターLR70~100ずつ
ギターを2回ずつRECしたLRトラックをPAN70~100に振ります
いわゆるダブリングってやつです
一番ベーシックなギターの配置です
●2.バッキングギターLR70~100+Lead Guitar C
1にLead GuitarをCに入れた形です
一番オーソドックスでよく聴くギターの配置です
この場合大事になってくるのはボリュームによる前後感とEQの調整です
Cはドラム、ベース、ボーカルなど存在感の強いものが集まる場所になるのでお団子状態になってしまっては綺麗に音が聴こえてきません
まずはボリュームで前後感を上手く取りEQでドラムのキックとベースの低域にぶつからないようにしてみてください
↑こちらのデモソングのギターの配置がまさにこれです
●3.バッキングギターLR片方+Lead GuitarLR片方
1の片方をLRどちらかLead Guitarにした形です
これもベーシックな配置です
↑こちらの曲でイントロやソロ以外ではこの配置になっています
●バッキングギターLR70~100+Lead GuitarLR50~80
バッキングギターLR70~100+LeadGuitar LR50~80といった形です
バッキングギターを2回、LeadGuitarを2回、合計で4回RECしています
そのためクアッドトラッキングと呼ばれています
海外のメタルバンドとかはこの形になっていることがあります
まさに音の壁を作るといった状態です
4つ重なっているのでダブリングと比べて音の住み分けが難しくなります
見た目の通り凄まじい音圧になりますがギターの低域とベースの低域を上手いこと住み分けないと低域が暴れてしまいます
また重なるが故に音の輪郭を出すのも難しくなるため上級者向けの配置です
↑こちらの楽曲でクアッドトラッキングをしています
●終わりに
どれが正解というのはありませんが一番無難でよく聴く形は2の配置です
1の形を基本に考えて派生させていくというような考え方で良いと思います
例えば2の配置のLead Guitar Cをシンセリードに変えるのも全然ありです
クアッドトラッキングは凄まじい音圧ですが難しいためMIX沼にハマる可能性も高いです
一番しっくりくるものを選んでみてください
ではまた
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