ザッツこいちゃん第2回Steve Lacy「Apollo XXI」
好きなんですよこのアルバム。
Steve Lacyさんで「ApolloXXI」でございます。
Steve Lacyさんと言いますとTyler, The CreatorやFrank Oceanっちゅー今や世界の中心人物がわんさか参加してるOdd FutureっつうグループのメンバーであるThe Internetのギタリストなんでございますな。Kendrick LamarとかThundercatとかFlying Lotusなんていう超大物と楽曲製作したりしててそこ界隈のアルバムのクレジットをしっかり見ると必ず名前があると言っても過言ではない化物。ちなみに弱冠21歳。とんでもねぇ!
もう名前をコピペするのは疲れました。肩書きがワケわからんので早急にベン図を作成してほしい。
そんな彼のソロ初のフルアルバムがこのアポロ21。
肩書きなんか抜きにしても傑作なんですこれが。
こいちゃんチョイスは以下になります。
#3「Playground」#5「Guide」#7「Hate CD」#10「Amandla's Interlude」#11「N side」
印象的なのは時代に逆らうが如きゲストの少なさ。
というか少ないどころか全曲実家の妹の部屋で1人でレコーディングしてたというエピソード付き。
友達が多すぎて疲れちゃったかもうめちゃくちゃに嫌われちゃったかのどっちかでしょうね。人間ってのは本当に怖い。
まぁしかし、あれだけ大物と楽曲製作をしてきた男の初アルバムがほぼゲストなしってのはなんか、ストーリーを感じさせてくれて超かっちょいいですよね。
全曲の曲間がほぼゼロなのが僕の性癖にずっぽし刺さって見事に個人的2019年ベストアルバムでございました。
にしたってアポロ21ってどういう意味なの。