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~備忘録~ 私の出産記

4月の初めに誕生した、8歳下の弟の子どもが退院して帰ってきましたー。
帝王切開だったので、少し入院生活が長くなりました。

仕事のあと、実家へ飛んで行きました。

新生児です♡
4年ぶりに見る新生児です♡
めっちゃ可愛いです~♡♡

こんなに小さかったっけ?
もう忘れているんですね。

約3000gで産まれたというので、そんなに小さい方ではないかと。
でも小さい!!
抱っこしても、エアー。

3人目欲しいな~と思っちゃいました。

新生児を見たからというよりも、赤ちゃんを可愛がる娘と息子を見て、ですね。

赤ちゃん可愛いんですけど、やはり自分の子には敵わないんですね~。
愛おしさが違います。

自分の子と、1日中いっしょにいれる幸せったら…
何もできないから、すべて身を任せてくれるんですよね~。

あ~、この子の命は私にかかっている、と使命感にかられますよね。
そして、愛おしさ爆発するんですね。

もう1回でいいから、そんな日々をまた過ごしたいです。

娘の出産記

娘(長女)は、私にとって初めての子ども。
思い入れがありますね~。

娘のときは、妊娠が分かる前から体調が変でした。
突然首に激痛が走って起きていられなくなったり、車に乗ると一瞬で寝てしまったり、とにもかくにも体がだるかったり・・・

籍を入れて、夫と一緒に暮らし始めたばかりだったので、そのストレスのせいだと思っていましたが、妊娠でした。

娘のときのつわりが、まー!辛かったです。
水も飲めない日が続いていたので、おしっこの量を計るように言われていました。

先生「おしっこが出ないと腎臓が悪くなって、お母さんが死ぬよ」

私が死んだら終わりじゃん。
元も子もない、とはこういうときに使うのね。

案の定、おしっこ出ません。

入院した方がいいと言われていたのですが、初めての妊娠だったので、まだ会社に報告していないし、入院は厳しいと伝えたところ、、、

先生「なら毎日、点滴しに来てください」

え~~~~~~
何も食べれずフラフラなのに、仕事終わってから病院まで行くの~~~

毎日、会社から30分かけて通い、腕はアザだらけ(遠い目)
今だったら、迷わず入院します(笑)

安定期に入ってからはトラブルもなく、臨月に突入しました。
あとは陣痛を待つだけ。

待つだけ。

出産予定日を過ぎ、1日、2日、3日、、、、、、、

全然出てきませ~ん。

そして1週間が過ぎ、ぐんぐん成長する我が子。

先生「お腹の子が大きくなってきたから、そろそろ出さないと普通分娩で産めなくなるから、陣痛促進剤を使いましょう」

初めて聞く五文字熟語『陣痛促進剤』。
怖いぃ~~~。
でもやるしかないぃ~~~。

陣痛促進剤を使っても陣痛がこない人もいるらしく、陣痛がこなかったら翌日に順延になります。

朝9時から陣痛促進剤を点滴。
お願いだから陣痛きてくれ!
順延だけはやめてくれ!

祈りが通じたようで、午前中のうちに、それらしきものが来ました。
生理痛より強い感じの痛みです。(注→ほぼ生理痛がない人です)

お昼には、けっこうな痛みが・・・
お昼ご飯を食べることができず、夫に食べてもらいました。

けっこう痛いのに、子宮口が開かないから分娩室に行けず・・・

昼過ぎに子宮口の確認をされたあと、パシュっと音がして、ジュワ~っと濡れました。
破水です。

やっと分娩室へー。

十分に痛いのに、投入され続ける陣痛促進剤・・・
励ましてくれる助産師さんの優しさに涙が出る私・・・
夫の手ではなくベッドの手すりを必死に握りしめる私・・・
何もできずにうろたえる夫・・・

14時半ころ、無事に娘が産まれました。
出産予定日から9日遅れです。

疲れ果てて、首を持ち上げることもできない私に、助産師さんはスパルタでした。

助産師「お母さん、赤ちゃん見てあげて!」✕2 (2回目口調強め)

やっとのことで、首を持ち上げて見たときの私の感想、
「夫が出てきたぁ(残念)」

可愛い、じゃなかった(笑)

体を拭かれている我が子を見て、まず指の数を確認、目も鼻も口もある、元気に泣いている、大丈夫そうでなにより。

そろそろ意識とばしていいですか?

そこから地獄の処置の時間。。。
先生のつぶやき「裂けたなぁ」

え?????裂けた?????????
切開した感じがしなかったのは、そのせいですね?
縫うのに時間がかかっているのは、そのせいですね?

出血が止まらず、バルーンを入れることになりました。
動くことができないので、カテーテルを入れて(これめっちゃ痛い)、指やら胸やらに機械を付けられ、人造人間のような姿で就寝。

翌朝、バルーンを取り、出血が止まっていることを確認して、やっと解放されました。

長女は3456gのビッグベイビーで、他のママたちに驚かれ、見る人見る人に男の子だと思われていましたとさ。

長男出産記

息子(長男)を妊娠したときは、すぐに分かりました。
生理予定日の1週間くらい前から、気持ち悪かったからです。

娘のときのつわりよりもひどくなく、水を飲めたので吐き気止めの薬を飲むことができました。

娘がいるので入院だけは避けたいと思い、薬が効いているうちに少しでも食べれるものを食べるようにしていました。
薬がきれると、急に吐いてしまうので、タイミングが大事なんですね~。

息子を妊娠中はイライラする以外は問題もなく、順調に見えました。
異常なほどイライラして、「出産したら離婚してやるぅ!」と本気で思っていました(笑)

が、24週で問題発生!!
切迫早産で自宅安静。。。

先生「明日から1ヶ月、会社も休んで、自宅で安静にしてください」

いきなり~!?
急に会社を休むことになりました。

そして1ヶ月後、仕事に復帰する気まんまんで、健診へ行きました。

先生「入院してください」

でもさ、でもさ、上の子がいて絶対安静とか無理じゃない??
しかも、夫はそういうの調べたりする人じゃないから、ことの重大さが分からないんです。

今思えば、家では安静にできないことを、先生は見抜いていたのですね。
今となっては、感謝しかありません。

すぐに入院準備をして、その日の夕方から入院。

張り止めの点滴(ウテメリン)を24時間打つのですが、この副反応がすごい!!
動悸・息切れ・手の震え。
数日間は、まともに箸が持てませんでした。

そんなことより、

突然お母さんがいなくなるわけですから、娘が心配です。
まだ2歳ですから、事情も分からないはずです。
娘は、とっても頑張ってくれました。

入院したのは11月の終わりで、2週間の入院と言われていたので、クリスマスには退院できると思っていました。

あまーーーーーーーい!!
どんどん延びました。
クリスマスも病院、年越しも病院、お正月も病院。。。。

1月22日は娘の誕生日。
せめて、誕生日は家でしたい!!
祈るしかありません。

1月18日、はれて退院。
1ヶ月半の入院でした。

誕生日にギリギリ、間に合ったぞー!!

36週になるので、あとはいつ産まれても大丈夫、とのことで退院できました。
切迫早産の人は退院してすぐ産まれる人が多いからね、と送り出されました(笑)

余談ですが、入院してから1ヶ月くらいの間、夫から連絡が1回もなく、娘の写真も送ってきてくれなかったことは、一生忘れません。
かなりの勢いでブチ切れました(笑)

娘の誕生日さえ終われば、いつ産まれてもモーマンタイ。

毎日、緊張して過ごしました。
だって、すぐ産まれるって言われたから。
前回、陣痛促進剤を使っての出産だったので、陣痛がどんなか分からないし、、、

陣痛が来たのは、出産予定日の前日でした(笑)
退院後、約1ヶ月の間、全然産まれてこなかった。

早朝4時くらいから、違和感がありました。
そして7時半くらいに、7分・12分・7分・12分くらいの感覚で痛みが!

病院へ電話したら、来てくださいと言われたので、病院へ向かいます。
陣痛室で待機。

だんだん強くなる痛みに耐えるしかないんですよね~。
まだまだこんな痛みじゃ産まれてこない~、と思いながら耐え続けました。

子宮口を確認しにきた助産師さんが、信じられない一言を発します。

助産師「もう9cm開いてるよ。痛かったでしょ~」

はい、痛いです。
でも、娘を産んだ時に比べたら、まだそこまで痛くないのです。

すぐに分娩室へ。
分娩台の上で、ウンウン痛みに耐えていると、
助産師「いきんでも大丈夫だよ」

え?
テニスボールとかあてないの?
いきむって言われても、この痛みじゃ、いきめないかも?

でも言われた通り、痛みの波に合わせて力を入れていました。
しばらくすると、助産師さんが本気モードに!
先生も来て、16時すぎ、無事に産まれました。

前回の反省を活かし?「赤ちゃん見て!」
と言われる前に、首を持ち上げて見ました。

「今回はお父ちゃんが出てきた(苦笑)」

娘のときと同様に裂けましたが、出血多量ではあるものの、無事に止まりました。

分娩台の周りで慌ただしく片づけをする助産師さんがつぶやきます。
助産師「頭の大きい子だったね~」

どうりで・・・
いきむと同時に指で広げられていたのは、頭が出てこなかったからなのですね、と金田一ばりに謎が解けました。

20時頃、やっと分娩台から解放され、病室へ戻りました。
途中、トイレに行くように促され、用を足すと、激痛!!!!
めちゃくちゃ!しみますやん!!!

娘のときはカテーテルを入れてたので、出産直後のトイレは未経験。
痛いなら教えて~。
心構えというやつがありますや~ん。

長男は3216gで、ちょっとビッグ。
やはり男の子だからなのか、体ががっちりしていました。

血中?の酸素が少し足りないということで、母子同室は生後3日目からでした。
そして息子は、生後3日目から乳首の吸いづらさに怒っていました。

使用済みの乳首は大きくなっていて、小さな口でくわえようとすると、オエッとなってしまい、「ん゛~!」と怒るのです。

生後3日で怒るんだ!と笑ってしまいました。
慣れてくると、上手におっぱい飲んでいましたとさ。

あんなに痛かったのに忘れるって

出産の痛みを表すときに使われる言葉。
『鼻からスイカ』

んなわけあるかい!
不可能じゃい!

と思っていましたが、産んでみて思ったこと。

「マジで鼻からスイカ」

とっても良き例えだと思います。
不可能な痛みなんですよ。

でも産んで、しばらくすると忘れるんです。
忘れて、また産みたいと思うんです。

女とはスゴイ生き物です。
女とは不思議な生き物です。

赤ちゃんもまた不思議。
またあの痛みを味わってもいいと思えるほど愛おしい存在。

無事に産まれてきてくれて、ありがとう。
無事に育ってくれて、ありがとう。
「お母さん」と呼んでくれて、ありがとう。

私にとって「お母さん」が最強なように、私もあなたたちの最強であります。

これからもどうぞよろしくね♡

大きくなったら、この記事を読んでみてくださいね^^
そのときまで、お母さんはnoteを続けます。

さらっと「目標」ができてしまいました^^







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