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フードデリバリー配達員とYouTubeチャンネル運営って相性いいと思うねんの話

第2話の動画制作は順調に進んでおり予定通りの土曜週1回の更新が出来そうな雰囲気ではある。
 なぜ、断言出来ないかといえば、このチャンネルは東日本大震災がきっかけで生まれた東北地方を元気にしようと企画された東北ずん子・ずんだもんプロジェクトに共感し、そのキャラを使わせていただいて動画を作るというコンセプトで、主に今まで使ったことが無い東北3姉妹(東北ずん子・東北イタコ・東北きりたん)と私には馴染の深いずんだもんで構成しようと考えているからだ。
 キャラ設定縛りがゆるいとはゆえ、相違が酷すぎにならないよう気を付けながら徐々にキャラを増やして行く予定で他クリエイターさんの作品や歴史を各キャラ事に深堀りするのに時間がかかり一気に3キャラを使うわけにはいかないという事情があるにもかかわらず、思いついた第2話のシナリオには何故か3姉妹を登場させてしまっているからに他ならない😅

いきなり自分で作ったルールを離脱するとは、、、自分ひとりで全て運営しているからこそできる醍醐味だと思って楽しんではいますけどね。
以前少しやってた動画チームに所属し自分のやるべき仕事を淡々とこなすって言うのは、クリエイターでは無くて作業員。勉強にはなるけど何十年も動画撮影編集してきた自分には向きません。←ただの社会不適合者(・ω・)

はじめましての方向け、簡単な自己紹介

 そうそう、Xでポストした内容で私の事を初めて知った人がこちらのnoteに訪れて来てくてると思いますし、そもそも、このnoteで自己紹介をしていなかったので簡単に自己紹介を、、、

 料理を作ることが好きで飲食店に就職。その後、幼い頃から触っていたPCの知識を買われ29歳で経理システム管理者として本部に移籍。その後、海外貿易から新店舗開店運営や食品加工場運営等を経て、写真撮影動画制作の部門を設立しEC部門を確立。動画制作会社の社内ベンチャーを譲渡して36年務めた魚屋を辞めた。
 その後、約2年ぐらいコンサル的な事をして悠々自適に過ごしていたが新型コロナが広まりアフターコロナでは今までの生き方はできないだろうと、当時誰でも高収入を得ることが出来きその上時間を好きに使えるフードデリバリー配達員になるも稼働していたプラットフォームが次々と日本撤退。
 なぜか無性に焦ってしまいトラックドライバーになり大型乗務までいくが、働き方改革物流2024年問題で収入激減!で、フーデリ再開。そして、フーデリ配達員とトラックドライバーの2足のわらじを履くことにしたのですが、フーデリは自由がきくのでもう一つわらじを履こうかなってことになりました。

動画は、私の人生の半分を占めている

実際は、もう一つの収入源を探すというより動画制作をしたくて今回フーデリ配達を選んだという方が正解かも。

 私は写真撮影・動画撮影編集を始めて30年ほどだ、YouTubeが出来る前は魚屋で販売しているギフト商品のスーパー・百貨店パンフレット写真の仕事や自社や他社ECの動画写真撮影を業務としVimeoとFlickrを主軸にしていた。
 はじめはお遊びサイト程度の使い方だったYouTubeだがグーグルに買収され、検索対策としてYouTubeマーケティングをはじめたのがYouTubeを本格的にはじめたきっかけである。これまでに、シネマティック、企業説明、B-ROOL、ドローン空撮、YouTuber動画、結婚式、商品説明など様々な動画を撮影制作してきた。それは、輸出入業務や新店舗開設をしているときにも大いに役立ってくれた。
 しかし、現在は自身のYouTubeチャンネルの運営を新たな視点から始めている。昔からのチャンネルを合わせると20程持っているが、もちろんアクティブチャンネルは3つほどしかない。そして、残念ながら収益化しているチャンネルは過去の遺産になってしまっている。現在とは環境が違うので継続が難しく放置状態である。再開は望めない。

さあ、YouTube動画制作を始めようじゃないか

昔話はそれぐらいにして、今の話を進めよう。
 フードデリバリー配達員は時間の都合がつけやすく融通がきく、そこに時間の決まった仕事をいれるのは得策では無い。私の場合は大型トラック乗務がまだ辞めきれていないので既に得策では無いのですが、、、そして、乗務員不足なので多分これからも完全に辞めることはできそうにはない。

 動画撮影編集がしたくて融通のきく仕事といえば今は各種SNSが挙げられるが、今回は一番参入障壁の低いYouTubeの話
内容は、毎日投稿出来るなら3分ほどの短い動画を中心に展開がオススメ。作りやすいショート動画って手もあるけど、それのみってのは難しすぎるのでパス。そして、ショートで登録者数を稼ぐのはありだけど普通の動画は再生されないと思っていた方がいい。じっくり作りたいなら週1-2回投稿で8分以上。(8分以上動画はCMが2回挿入されるので広告収入の増加が期待できる)どちらも、月間広告収入は同じぐらいになるはず。
 内容は好きなやつ。というか好きなやつでないと長く続かない。
そして、ネタの尽きないジャンルでいつも世間で勝手に更新されているものを選ぶ。自分でネタを考えようとするとつまずくし、独りよがりになってしまうからだ。

 私の場合は、前回書いたとおり、しっかりめに動画を作りたいので週1回投稿を選択、ずんだもんが気に入ってるから使う、ずんだもん動画の中でも茶番劇盛り込みの食品レビュー動画だ。これなら、ネタに困らないし食べるの好きだから申し分ない。何しろ私は動画が作れればそれでいいわけだからリサーチして問題が無ければ少しばかりイバラの道でもかまわない。

 これから始めたいって思っている人は別になんでも好きなことでOK、だけど動画撮影編集が辛いと思うなら動画制作自体に向いてないかもしれない。仕事と割り切って辛くてもやり続けるか、動画内容が好きでどうしても動画を世の中に出したいなら編集方法(アプリ等)を変えるのも手だ。いずれ選択をするときがやってくると思うが、今はとりあえず何も考えずに好きなことを選ぼう。
 ただ、メントスコーラに代表されるエンタメ系動画は今から個人で流行らすのは難しく、ニッチでかなり専門的すぎるものも芽が出るのに時間がかかり心が折れてしまうかもしれない。
なんの動画を作るのかが決まると次は内容を決めていこう。
 例えば、食品レビュー動画が作りたいとすると、なんのレビュー?100均アイテムを使った調理?お弁当?コンビニスイーツ?スーパーの惣菜?業務スーパー縛りなのか?スーパー縛りなのか?はたまた食べ物なら何でもいいのか?たまに食べ物じゃないものもレビューするのか?
 オススメは、そこそこ絞った方がチャンネルが伸びやすいです。
激安スーパー縛りとかが人気ありますね。ちょっと尖った方が視聴者に刺さりやすい。ぼやっと広い興味より、より強い興味の方が埋もれにくい法則です。

好きな事が決まれば動画ジャンルを決めよう

 ジャンルというのは、動画のジャンルで内容のジャンルでは無いです。
ざっくりとレビュー動画を作りたいとすると、レビューの内容をどの動画ジャンルで表現するかです。ずんだもんとの掛け合い動画、音声のみで食品を固定カメラ多めの実写、調理動画的でたまにこぼして失敗するクスッと笑いのある動画、イメージビデオの様な動画。まだまだ沢山あります。その中で、自分が作りたい物を決めて半年以内に開設されたチャンネルをできるだけ多く、リサーチ専用に作ったブランドアカウントにチャンネル登録します。そうすると、新規投稿や再生回数が多いもの自分では検索しきれなかったチャンネルが可視化されるので便利です。
 そして、どのタイミングで1,000人超えていそうなのか、動画更新の日時や頻度、再生回数の推移、バズってる動画の内容の調査等をしましょう。
そして、自分が作りたいし作れそうな動画をミックスしてシナリオを作ります。守破離の守ですね。はじめは、あらすじみたいなかんじでOK。
BGMもよく使われている物の方がなじみ深くて、新規視聴者に離脱されにくくなります。どの音楽を使っているのか分からないときはスマホでGoogleの音楽検索をすると出てきますので利用規約をよく読んで使用しましょう。

ジャンル選びと動画内容が普通なら、YouTubeを真面目に更新していると必ず収益化出来ます。いつまでも出来ない場合は動画が普通じゃないって気づけて良かった、次は普通の動画作ろうって気持ちでそのチャンネルは捨てて新しく始めるのもいいかも。

 半分冗談はさておき、投稿タイミングを守るのが一番大事、やりはじめの方や長くやってきてたまたま更新出来ないとかなら大丈夫だけどいつもバラバラはだめ。ブランディングがブレる。毎週何曜日の何時に更新されるって、思っているより大事なんです。
 半年で収益化を目指すなら、8分動画で週2回50本、3分動画で毎日更新の180本が目安。ジャンルによりブレはあります。
時間的に、毎日更新は3時間で撮影編集を終わらすとして週21時間
週2回8分動画は、1日4時間で編集5日撮影2日の週28時間
ただ、週2回更新出来たらいいので8時間編集して翌日1日丸々稼働とか融通を付けるのも大丈夫。(大事とはいえ守ることに必死すぎて嫌になってはいけないのでそこの調整は必要)

 これだけの本数をぶれなく更新し続けるのはそもそも動画制作を好きで無いと出来ないが、それとは別にある程度時間が自由に使えないと難しい。
なので、時間を自由に使える配達員にオススメ。
とはいえ毎日更新はキツいかも。鳴りのいい日は動画より稼働を優先したいし、疲れが溜まって動画どころではない日もあるだろう。
 もうすでに気づいているだろうが、ガッツリ系専業配達員には向かないし今稼いでいる収入をみすみす逃すことにつながる。当面のお金も貯まったし、そろそろガチ稼働をやめようって事なら止めはしないけど。

なので、フードデリバリー配達員は動画投稿と相性がいい

※かなりざっくりした計算なので、指摘してもらったり気づけば訂正していきます。

例えば、
売上1日1万円、週6日稼働の月27万前後のバイク配達員は、バイク経費を引いたら23万ほどの手取り。
そのほかの経費は、家事按分を1割、雑費を含め3万ぐらい計上してるはず。
この場合、課税年収は240万。青色申告しているとしても青色申告特別控除の65万円なので175万が課税されます。(ほんとざっくり)
それが、動画作成を仕事にすると家事按分を2割から3割に(ちゃんと説明出来る合理性が必要)増やしたり出来るし、みみっちいけど食品レビューなら経費で1食食べられる。食材は量が多くても全て調理した方がいい(米を除く)、やむなく動画撮影で使わなかった分は次回の動画で使った方が突っ込まれなくていいかも。(いろいろな動画を見ていると、前回の○○が残っているのでそれも添えてとか見るでしょ)
 あとは、イメージとはちょっと違う動画になってしまうこともある。いわゆるボツ動画なのだか、損失とは証明出来なさそうなので経費にならない。その場合は、せっかく作った動画のお披露目もかねてサブチャンネルに投稿すると経費に出来る。もちろん、サブチャンネルもボツ動画だけで無くて収益化に向けてちゃんとする。案外、サブチャンネルの方が再生数稼げる事もあるし。

まとめ

 まとめると、基本的に外で稼働するフーデリでは比率を上げにくい家事按分を増やせる感じ。フーデリは他の個人事業と比べると家事按分がガラ空きだからそこを使えるのは大きい。せっかく国が認めている経費。事業割合の残ったリソースを使う感じ。
 せこい話だが、食品レビューの場合は食材も経費計上できる。
そして、収益化出来ていない時期も真面目に動画投稿を継続してこれで収益をあげるんだと説明ができれば経費計上出来る。
 余談だが、税務署職員に問い合わせた事があるが黒字になるまでの経費って普通に認められる。そりゃそうだよね、大手企業でも初年度赤字で2年目からの黒字を目指す!いや下方修正3年目に黒字化予定に変更とかあるもん。

 確定申告は青色で、半年経ってるけど今から帳簿付けだしたら間に合うはず。フーデリの収入は合算で申告するので真っ赤かにはならないはず。完全赤字ならどうやって生計を立てているのか質問されるだろうから、ちゃんと使った物とそうでないものを分ける。日々のお金の使い道をちゃんと記録しておけば間違いは無いはず。合理性を説明出来る経費増加により課税所得が減少するので、所得税や住民税と国民健康保険料などの負担を軽減することができます。(住んでる地域により差があります)

フーデリの稼ぎが物凄い人や本業でそこそこもらってる人は、家事按分と食費の為に動画制作に時間を使うのはもったいないかもしれないけど、生活出来るだけ稼いで後は時間を好きに使っている専業の人にはいいと思う。

備考

・動画編集出来る様になったからって、人の動画作るのはダメ。決められた時間労働での動画制作は労力に合わない。

・めんどくさくても支払時にレシート分ける。食材の量が多くて調理出来ずに残した物は他の動画で使う。

・アルコールを経費にって言うのは微妙で、合理的に区分するのが難しく多分無理。経費計上しない方がいいと思っています。

最後に

動画を作るのって趣味の延長でするととても面白いと思うんです。
でも、残念ながら向いてない人も沢山いるんです。 向き不向きはあるのでどうしようもありません。 例えば、釣りが3度の飯より好きな人達がいる反面、釣りになんの興味も持たず仕事にしても苦痛でしか無い人達もいる。

 つまり、動画ってイラストや漫画や絵画を描いたり、プラモデルとかを作るのと同じで好き好みが激しい分野なのです。ただし、動画内容の事が好きで無理して作っている人も多いです。車やバイクの修理動画とかは典型的な感じですね。YouTubeってSNSですから承認欲求の塊でいいんです。バリバリの車好きで、こんな事してるのをみんなに知ってもらいたいから動画作る。いいですねー。でも、何本か作っていくうちに動画作る事が目的じゃ無いから撮影編集はキツいし続かない。苦痛にしか感じない。そう思ったら動画制作は諦めてください。

では、次回いつになるかは分かりませんが近いうちに、ここでも少し書いたジャンルの選定について思っていることを書こうと思っています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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