2023ベスト舞台

どうも、エンタメの天衣無縫、文字デザイナーのズマです。
美容系YouTuberにハマりベストコスメ動画ばかり見ていたら思わずベスト舞台を発表したくなってしまったので、もう2024年も1/4が終わろうとしていますがnoteにしたためさせていただきます。

ZUMAの2023観劇概要

2023年は合計111現場
ここからライブやイベント系を除き、複数入った舞台も1と換算し、見た作品数自体は全部で59作品。(ちなみに去年は123現場で70作品以上見てたので減ってしまったが、週1現場くらいに落ち着かせたい気もする)
この中からズマが特に好きだった舞台を8作品まで頑張って絞りました!

2023年の舞台の印象

2.5次元の続きものは、終わる舞台が多かった分、新作も多かった
そして基本的に新作が大体全部めちゃくちゃ良かった!これからの舞台面白くなりそ〜!次回作も気になる〜!と期待感が高まる作品が多くて嬉しかった。

ZUMAのざっくり舞台観

わたしの観劇分布は2.5次元とその他(いわゆる普通の舞台?)が半々くらいでして、ミュージカル多めです。2.5と、グラミュと、ストプレと、東宝制作の原作モノと…は求めるものとか見たいポイントとかが全く異なるので比べるものでもないかなと考えてます。わたしはどれも同じくらい好きです。
なので、話しやすいものから部門別に分けてみました!
長くなりますが、舞台好きな人も、見たことないけど興味あるな〜みたいな人も、是非最後までお付き合いください。


受賞作品内容

  • 2023年 ZUMAグランプリ

  • 一生に残る観劇部門 大賞

  • ミュージカル部門 大賞

  • 演出衝撃部門 大賞

  • テニミュ部門 大賞

  • 会場が揺れた賞 大賞

  • ハッピーーーーーーー賞 大賞

  • 番外編 特殊演劇部門 大賞


テニミュ部門があって暗雲立ち込めてますが早速紹介していきます!
グランプリは最後にしようかと思いましたが、今回はグランプリが1作品、あとは並列という感じなので最初に発表します!



2023年 ZUMAグランプリ

「進撃の巨人」-the Musical-

これは2023年1月の作品。
これを超えるものは無かったというか、これを見たあと、『マジか………………向こう半年はこれを超える2.5見れんじゃん……』と、観劇後に逆に絶望するという初めての体験をして、その後同じようなことを思うことがなかったから、これが一番なんだと思う。
衝撃だった。
普段はめっちゃ良かったー!!って思ったやつ、配信あれば買って家で曲の復習してアレ良かったな〜とかやるんですけど、あの日の1発の衝撃というか、あの観劇体験を引き伸ばしたくなくて、あれから1度も触れてないし聞いてないから曲とか正直全然覚えてなくて語りようがないんだけど、その後観劇モチベが逆に下がるくらいには圧倒された。実際週末に観にいこかな〜と思ってた作品二つ(チケット取る前)あったけど、辞めてしまった。

原作の巨人に襲われた絶望とか、調査兵団の覚悟や恐怖が舞台上に表現されてた。群舞がめちゃくちゃカッコよくて、特に調査兵団の規律正しく厳かな雰囲気を群舞で表現していた、キャストもダンス上手くて動けてこの演出を実現するに納得すぎる布陣。役者がみんなめちゃくちゃ魂燃えており、それが作品ともリンクして、見てて本当に、苦しかった。
あの群舞、今回青年館だったけど(青年館は好きな劇場)、たぶんもっと奥行きのある劇場、それこそ帝劇クラスの広さのとこでやってみてほしい…立体的な巨人出てくるところと、アンサンブルが扮する巨人を生カメで背景に映してるところとあってそれも面白かったので、もっとデカい会場で高さと奥行き使えたらさらに巨大な壁も作れるし、より演出も広がって、より絶望できそう。見たい。




一生に残る観劇体験部門

帝国劇場 舞台『キングダム』 

マジで個人的すぎる部門名で申し訳ありません、こうするしかなかった。
Wキャスト全員見たろ!と思ってキャスケ(キャストスケジュール)と向き合ったのにWキャスト多すぎてどう頑張っても帝劇2回じゃ全員見れないのウケたんですけど、泣く泣く数人か諦めてまあ2回取ったんすね。
そしたらこれって…Wキャストって、裏のキャストとの芝居の作り方の差を見るのも楽しいけど、組み合わせによるキャスト同士の演技の響きあいが見どころじゃない?!(解釈の拡張)ってなって、どうしても見れてない信と嬴政の組み合わせが見たくなってしまい、スケジュール見たら帝劇楽しかなくて…無理か?と思ったらおけぴにあったので帝劇に出陣した。
2.5はバディもの多いけど、帝劇で男の子二人が戦うバディものってあんまなくない?だし、2.5でバディものあったとしてもそこの主役2役がWキャストって私はまだ見たことないから、今まで知ることのなかった新しい可能性を、知ってしまった。ガンギまってしまった。

部門名の体験の話をします。2幕、セットの頂上で嬴政が『全軍聞けー!〜(中略)俺たちはただここを耐え凌げば良い!』(セリフ正しくないかも)と叫び兵士たちを鼓舞し、嬴政の言葉を聞いてウォオーーー!と兵士たちが立ち上がるシーン。初回は2階から見下ろす形で見たのだが、追加した回は1階の座席だったので、兵士と同じ高さの目線から嬴政を見上げる形になっていた。わたしは熱中しすぎて、兵士の気持ちになってほんとに思わず立ち上がりそうになってしまったのだ。それぐらいグワアアアーーーーと心にきた。あの時は心は参加してた。
そしたらカテコ挨拶で嬴政役の役者さんがあのシーンでは『みなさんを兵士だと思って』演じてる、みたいなことを仰ってて、その瞬間に『私、あの時この舞台と繋がってたー!』と思ったのだ。燃えた。わたしはこういうかけがえのない体験のために時間とお金をかけて舞台に通っている。
一生忘れないし、わたしが舞台が好きな理由を改めて再確認出来た体験だった。
あとあの、殺陣って一生観れるし、席によっても見え方違うから、やっぱ一生観れていいよね。なんぼあってもええ。ありがてえ。




ミュージカル部門

帝国劇場 ミュージカル『SPY×FAMILY』

正直見に行くまではなんでSPYやるねん、あんな短編短編のやつ、2.5がまだやってないやつをどうしても東宝一発目で舞台化したかったんやろ?フーン
という気持ちでした
が、OP見た時点でもう手のひらをギュルンギュルンに返しました。特技は手のひら返しなので。
SPY×FAMILYって、原作見たあと、『これが、これが、、、、、、、愛だよなァーー!!!!!!(♫星野源/喜劇)』ってなるやん、ミュージカルSPY見たあとはな、『これが、これが、、、、、、、愛だよなァーー!!!!!!(♫星野源/喜劇)』ってなるんだよ。
わたしは儚くてキラキラしたものを見ただけで泣くので、『アーニャ ピーナッツはすき♫にんじんはきらい🙅‍♀️』だけでもう泣いた。可愛すぎて。愛おしくって…ごめんね…

SPY×FAMILYってちゃんと声出して笑うくらいオモロいやん、会場もずっとウケていて、めちゃくちゃ楽しかった。見てからこれ観劇初心者にもめちゃくちゃオススメなやつだったな〜と思ったのだが、たまたま以前から舞台を生で見てみたい!と言っていた観劇未経験/アニメ漫画などなどのオタクを連れていけたの、ほんと良かった。

ヨルとロイドが爆発をバックに手榴弾のピンで婚約するところで歌う『辞める時も健やかなる時も〜』の壮大(っぽい)ラブソング(ヨルとロイドのエメ)(このシュールな場面にちゃんとした壮大なバラードを当ててくるセンスも大好き)を、2幕でユーリが『キスできるのか?出来ないのか?』で同じメロディでリプライズするのもオモロすぎて、SPYの味わいが詰まりすぎてる。楽しかった。ほんと、あーーー楽しかったーーで帝劇を出れる。
マジで、SPY×FAMILYを見た。

ちなみにわたしはミュージカル刀剣乱舞の特典映像でウィッグ制作を担当しているヘアメイクの糸川さんがこれから取り組みたいこととして『2.5次元舞台がもっと文化的なものになるといい』という旨の話をされていたのがめちゃくちゃ嬉しかったんだけど、2.5が文化的なものになる上で東宝とかがこうやって原作モノやってくれるのは凄く嬉しいし重要な事だと思ってるから、今後も是非続けて欲しい!




演出衝撃部門


「チェンソーマン」ザ・ステージ

凄かったーー!!!ゲネ映像もYouTubeにあるんだけど、マジであのLED組み込まれバカデカセットを生で体感して欲しい!!!!2.5において新しいシステムを見たような感覚。チェンソーマンという頭ぶっ飛び作品なのにめちゃくちゃ賢(かしこ)なセットの使い方。背景映像が色味をビビッドにしてグラフィカルになってたんだけど、2.5って映像で、例えば森のシーンだったら森を、海のシーンだったら海をって、原作の通りに出すだけじゃなくて、こんな表現もして良いんだ!というか、こうであるからこそチェンソーマンの舞台だわ!!!と思った。

出てくる悪魔を全部違う演出で倒す!ちょうどアニメ1期分なのですが、ホテルの永遠の悪魔、スクリーンを何枚か立てて深さのある空間を作り、その中で白い大粒発泡スチロールみたいなのをチェンソーマンがワッサワッサ撒き散らしてるんだけど、そこに血の赤を投影してて真っ赤の血撒き散らし空間が出来上がってんだよな…。興奮。そんでラストのサムライソードのアジトで戦うシーン、デンジがチェンソーマンになって暴れ回るとこ、ゾンビの腕がポンポン上に投げられてぶっ飛びまくるんですよ、爽快。とにかく、オモロすぎるんだよ!!

原作読んだ時の、こう、戦う時のぶった斬ってく狂気と気持ちよさ、がサイコーーー↑↑↑↑に演出されてた。2.5次元舞台って何をしてるかっていうと、もちろん色々な側面や考え方あると思うけど私の解釈は『原作の“味わい”を舞台空間に起こしてる』って思ってるから、まさに自分が2.5見たいのってこういうことなんですわ…のはるか上空を超えていった。わたしはこのチェンステを見て、2.5の未来明るい!努力!未来!a beautiful star!!!!!になって帰ってきた。毎秒集中熱中興奮で見た、すげえ!すげえ!

キャストみんな良かったー、平野綾をマキマにキャスティングしたの上手すぎて、ネルケのキャスティング力すげえよ…と改めて脱帽。デンジ、カテコでお辞儀しようとゆっくり頭を下げ始めたかと思った瞬間にうぇぇぇい🤪🤟ってやって、大喜びした。(客席のZUMA『それそれ〜〜🤪🤟』)
マキマさんの指加えるとことか、姫野とのベッドのシーンとか、トイレでパワーの胸揉むとことか、エッチなシーンは定点でじ〜っくりやってて、ちゃんと『……エッチだァ!!!!!(目ェガン開き👀)』って中学生男子みたいな興奮をさせていただきました。
マジでありがとうございました。次回作も楽しみにしております。はよ見たい。

テニミュ部門

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学 vs 氷帝

テニミュを部門化すな vs こうするしかなかった
テニミュと刀剣乱舞って2.5の中でもやってることや構造や求められるものが特殊で、2.5次元舞台で代表される作品なのに2.5から逸脱しててムズいのだ…この辺りの話も別でまとめたい。

チケット10枚くらい持ってて結果見れたの7回になった山あり谷ありの公演だったんですが、わたしは基本越前リョーマの輝きに魅了されながらも関東氷帝の時期だけこの世の生き物の中で手塚国光が一番カッコいいと思ってまして、マジでそんな中で迎える緊張の立川初日。衝撃の、S1。
すみません、テニプリが何もわからない人にとっては長い呪文を唱えてしまいました。
音消えてラリー音とアカペラだけになったあの瞬間、マジで、マジで、震えた。会場がしんとなって、独特の緊張感に包まれた。本当に伝説のS1だった。試合終了後の観客の熱量高い鳴り止まない拍手、跡部景吾がゆっくりと腕を上げ指鳴らした瞬間にピッタリと止まった
すごかった、自分もその一部だったけど、勝手に手が止まった。あれもすごい体験だったな。劇場でしか味わえない体験。テニスの時代は終わらない。

俺のベストテンション。カーーーッ、すげえよ、、、補欠戦、最初は今まで知りすぎていた「あいつこそテニスの王子様」がセリフになっててゆっくりとした「あいつこそテニスの王子様」を見てる気持ちがあり若干どのセリフ来てもニコ動が脳内の別レイヤーで再生されてたんだけど、3回入ったくらいでもうそんなことも無くなった。4thの関東氷帝を私は心の底から感動して熱く楽しんだ。
S1の、S1ってシングルス1ね、5試合目の跡部手塚戦の話をしてるんですけど、手塚の『勝つまで負けない』が関東立海のリョーマのね、まあいいやテニミュだけでめちゃくちゃかけるからもう辞めるわこの辺で……prince of tennis for you for meということで………

オタクは真人なので、経験を経て魂の形を感知できるようになるが、テニミュは魂を見る究極のコンテンツだよね。魂が光となってラリーしてんだよね。だから毎日違う。テニミュに何故オタクは通うのかについてはまた別で書こうかな。

公演入るごとによかった人のブロマを買ってたら3.2センチになった。あんまり複数買うことないから、今までで一番たくさんブロマを買った思い出の舞台。ちなみにテニミュのせいで-魂の煌めき-に惹かれるオタクになったので現在はこの世のコンテンツ全体的に魂の煌めきタイプの主人公のオタクになった。
関東立海もマジで4thの集大成って感じでもうほんとにサイコーだった、ドリライで卒業しっかり見届けます。
とりあえず4thの曲をはよカラオケに入れて欲しい、新テニも。




ここからは2作はZUMAが夢を叶えて背景映像で関わった作品ゆえ、
感情が乗っかってしまってるかもですが、なるべく公平に判断しての受賞作品(?)です。


会場が揺れた賞

舞台『セトウツミ』

すみません、これはわたしが場面タイトルを作った作品なんですが…(美容系YouTuberが控えめにベスコスに自分のプロデュースしたコスメを紹介する仕草)
マジでプレイハウスが、揺れた。面白すぎて。
原作の漫画の中からいくつかピックアップして進行していくストレートの舞台で、途中に二人が絵しりとりする話があるんですけど、W主人公の内海視点→瀬戸視点で描いて、もう、これが面白すぎて拍手喝采に。観客が笑いすぎて暗転で自然に拍手起こった舞台、初めて見た。想定外のウケ方してた。それはもう、かつてのM-1のミルクボーイのような(?)会場の笑いのうねり。原作自体がマジですごい面白いんですけど、観客、涙出るほど笑った後、暗転見ながら冷静に『これは…スゴい…』ってなって、拍手しちゃってた。

あと、マジで瀬戸と内海がおった。すごい。まんま、である。流石に。
梅芸制作だし漫画原作だけど2.5じゃないから再現性って注視するところではないかなって思うんだけど、流石に瀬戸と内海、おったんだよな。リアルすぎ〜!とかじゃない、"居た"。

参加してなかったはずの高校時代の青春がここにあった気がしてくる。ZUMAの青春はプレイハウスの河川敷にあったのだ、と。
ちなみに私は『一周半まわってちょ〜〜うど怖いねん』というセリフが好きなので、『一周半まわってちょうどキモいねん』などに流用し誰にも気づかれず日常的にセトウツミっている。
完全にZUMAの日常に溶け込んだ作品



ハッピーーーーーーー賞

『Dancing☆Starプリキュア』The Stage

すみません、これもわたしが一部演出内の文字を作った作品なんですが…(美容系YouTuberが何度も出して申し訳ないけど本当に自信を持って良いものを作ったので!と控えめにベスコスに自分のプロデュースしたコスメを紹介する仕草)
男の子プリキュア、これだけで期待大⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎という観劇モチベでいたら、なんと関わることが出来ました。プリキュアの輝きを心に感じながらハートを込めて込めて込めて、利き手光らせながら文字を作らせていただきました。

ざっくりとあらすじを私の言葉でまとめると、
舞台は煌星高校のダンス部、主人公のピンク(名前より色が一旦わかりやすいと思うので色で説明)が闇のリズムに落ちた社会人に襲われたところで、かわいい妖精パドドゥの持つステラブレスが光を放つ。ピンクは選ばれし光の戦士、プリキュアだったのである。キュアトップに変身したピンクは社会人を光のリズムで浄化!
部活の後、親友のブルーといる時にまた別の闇のリズムに落ちた人間たちに襲われる。その時、また光るステラブレス。パドドゥも連続でこんなことある〜!?と驚く、なんと親友ブループリキュア、キュアロックに変身!
妖精パドドゥは人々のロストハートをプリキュアの光のリズムでホープビートジュエルに浄化し、それを集めて希望のスコアを完成させ願いを叶えることが目的であった_____

どうだ、とっても、プリキュアだろう_____________!
この舞台の原作者さんも実際のプリキュアの原作の方なので、マジで、プリキュアなんですよ!!!!!ありがとうございます!
プリキュア自体はあとイエローのキュアソウル(ダンス部の先輩、部長)、グリーンのキュアカグラ(ダンス部の先輩、副部長)、キュアブレイク(ダンス経験者の孤高の1年生)、がおり、それぞれダンスのジャンルの名前になっている。お分かりいただけただろうか?
つまりこれが、『Dancing⭐︎Star』ということなのである。

全て、光のダンスで解決する。ありがとうございます。
そして、プリキュアなので、全てが可愛く、輝いている。見た目もオーラも魂も、全部が輝きに満ち溢れている
オタクは真人であると同時に念能力者でもあるので、もちろんオーラも見える。ちなみにプリキュアはDancing時だけ全ての系統の輝きが100%になる。

しかも今回最終的に悪を倒す話じゃないのもめちゃくちゃ良くて。最終的にも光のリズムなんですよ、宇宙まで届くんです。だって、これが、永久不滅、プリキュア、なんだな…ってなりました。
サイコーでした。見れば見るほどに幸せな時間をありがとう。
私の心には永遠にいます、Dancing⭐︎Starプリキュアが______



番外編 特殊演劇部門


演劇ドラフトグランプリ2023 

これやばいよみんな。
マジで見てほしい、すごい、演劇エンジョイイベントなんや。
2022にスタートした企画で、俳優5人(初回は4チームだった)が集まり、一緒に作品作りたい演出家さんと俳優をドラフトで決めて、くじで引いたテーマで各々が武道館のセンターステージで20分の演劇を作って競う、という、それはそれは激アツ演劇イベント🔥🔥🔥🔥🔥🔥なのである。
この取り組みだけでマジでおもろくてワクワクすんだけど、実際見ると、これが想像の10000000億倍くらい、マジで面白く、アツい

まず普段スクエアのセンターステージの舞台ってないから、そこの使い方だけでもう違いが出る。初回だと野球がテーマになってるチームがあったのだが、全方向から実際に試合として見てるような形式にしたのすげ〜と思った。ステージングからアイデアが詰まっている。2.5の布陣がメインではあるが、普段2.5では見れないというか、なんなら舞台という広い目で見てもこの武道館という規模で演劇作るって他にないから、ずっと演出家さんのイマジネーションが刺激&解放されてる感じ何して、イマジネーションギンギンで新しい。作るのめっちゃ楽しかったと思う。

そして、審査員がジャンプやマガジンやサンデーなどなど…の、ほんと、この世の全ての編集長が来て、その視点からコメントいただける。痺れる。MC山寺宏一さんだし、恐るべきブッキング力。
1日で20分×5で100分演劇見たというより、しっかり5本観劇した感覚。演出家それぞれの色もめっちゃ出ててやっぱこの人の作品好きだな〜とか、なんで好きなのか自分なりに分析できたりもする。
あと、舞台、中でも2.5次元って後半にかけての魂の燃焼で盛り上がってくところあるけど、20分の演劇ってキャラ入ってもないし、後半にかけてそういう魂の加点ボーナスもないから、役者の持ち味がダイレクトに見れた。上手い人って20分というか、たった一言でもう圧倒的に違うんだけど、その差をダイレクトに痛感させられた。いやまあわたし、役者とか目指したことはないんですけど。

で、5本見て会場で投票があるんだけど、何より尊いのが、演劇ドラフトグランプリの間、会場にいる全員が(実際は配信も含めてだけど)、『演劇』について考えている、ってところなんですよね。武道館というあのキャパで、数千人が同時に同じ作品達について考えてるって、マジでスゴいことが起こっていると思うんだよね。みんなが終演後に『自分は⚪︎⚪︎のこういうところが良かった〜』みたいに、語り合うのも、マジで尊い。なんか言い方アレかもですが、2.5自体もまだ舐められてる感じは全然あるし、それと同時にオタク側もイケメンが出てればなんでもいいんだろ〜的な感じでこの世から舐められてる気がするんだけど、いや普通に、みんな面白い舞台が見たいし作品自体を楽しみたいってちゃんと思ってるんだよな!!!!!!

見るたび改めて、関わった全員が(多分作り手やキャストも)演劇にまたひとつ深くハマる、演劇においての月島蛍から見た日向と影山の描写になっている。そんなイベントである。
寒い中4時間くらい武道館にいたので、家帰ってから足が攣ったこと以外はマジでサイコーの一生やってほしいイベントである。あと花札のアートワークとスタイリングがめっちゃ良かったです。ありがとうございます。
企画・制作、ありがとうございます。





まとめ


2022から縁があり舞台のクリエイティブにも参加できるようになりましたが、リリックビデオでやっているように、自分の文字でもっとその舞台のシーンを(リリックビデオだったら楽曲に対してやるように、)もっと魅力的に演出するような、グッズだったらみんなが心から欲しいと思って買いたくなるようなグッズのデザインをして、舞台の経済のぶん回しと、クリエイティブと満足感の底上げに貢献できる人間になれたらと思います。
一人でも多くの人に舞台を見てもらったり興味を持ってもらうきっかけにもなれたら嬉しいので、何かそういう活動もしたい。

ここで紹介した作品は心から全人類にオススメできるが、そこそこたくさん見ているので、もちろん個人的におもんなすぎて死ぬかと思うこともあります!笑それは作品が全く合わない時もあれば、私の感性が追いついてない時もある。
しかしおもんなかった場合も、金をドブに捨てたわけではない。何故自分的におもんなかったのかを考えたり人に語ったりすることも含めて『観劇』と解釈しているので、もはやいい舞台を見たあとより訳分からん時の方が酒と会話は進む。
原作ものやブロードウェイ作品などは見る前にストーリーが分かるが、オリジナル脚本だと演出家とキャストと制作くらいの薄い情報でチケット取らないといけないからキツいよね、でもオリジナルで当たった時の感動はそれはそれはデカい…ので、みんな、、、今年『CROSS ROAD』見てな…!(ズマ的2022ベスト舞台である東宝制作のオリジナル脚本のミュージカル)

ここでは話しきれなかったが紹介しきれなかった作品があるので、近々追加noteを出します。



これからもたくさん良い舞台に出会って高揚と熱狂し続けられますように
魂を燃やし素敵な舞台をこの世に生み出してくれた全ての人間と魂に感謝
観劇エンジョイ!



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