プレゼンは映画の如く

プレゼンは映画のように行う。目的は映画と一緒で「オーディエンスの感情を揺さぶる」こと。

ヒット映画に共通する物語の運び方と同じである。「平凡な日常」から始まり、「非日常への誘い」などを経て「事件の発端」が起きる。「試練、仲間、宿敵」と出会い、「最大のチャンス」を迎えて、「勝利」を手に入れる。勝利や最大のチャンスに言葉はなく、映像と音楽だけで観ているものを引き込む。

プレゼンで言うと「課題の整理(平凡な日常)」からスタートし、「今回のミッション(事件の発端)」を再確認し、「商品や市場についての洞察(試練、仲間、宿敵との出会い)」など話を広げた上で、「ビッグアイディア(最大のチャンス)」へ。ここから先は「クライマックス」だから「無言」で。説明しなくともアイディアがクライアントに伝わっていく。

ハリウッド映画のクライマックスで、最も印象に残るセリフは、「無言」である。

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