エンジェルが空を駆けていく

5月31日、アメリカNBCニュース。
格安航空会社フロンティアエアラインの
トイレの鏡を修理するために鏡を取り外した
メカニックが発見したのは1枚の写真と手書きのメッセージ。

その写真とメッセージをいったい誰がどうやって
鏡の裏に取り付けたのかは分からない。
綺麗に後で取り外せるように着脱可能な両面テープで
丁寧に壁に貼り付けられていた。

鏡の後ろに貼ってあった写真とメッセージ

手書きのメッセージには、

いつも空を飛ぶ事を夢見ていたグレースは
肝臓がんのために4歳半で私達の手元から
飛び立って行きました。
グレースはよく遊園地の飛行機に乗って
いつか空を飛んでみたいと言っていました。
そんなグレースの願いをこの飛行機が
叶えてくれると思います。
最愛のグレース、いつまでも空を飛んでいて欲しい。

おじいちゃんとおばあちゃんより

メッセージの日付は2014年となっていて、
その当時はこの飛行機はイギリスの航空会社の
所有でした。フロンティア航空は
ロンドン郊外に住むグレースちゃんの母親に
連絡を取ってこの写真とメッセージを
返したということです。

この写真が見つかった機体の垂直尾翼には
カーディナルが描かれています。
カーディナルには、亡くなった親族が
いつも近くで見守っているという意味があるそうです。

鏡を修理したメカニックもCAさんも
少し涙ぐみましたが
10年近くも空を飛び回ったグレースの写真と
おじいちゃん、おばあちゃんのメッセージが
ロンドンへ帰った事を喜んでいました。

こういうHeart warmingなニュースは良いですね。