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楽しさ倍増!図工展の小ネタ

1.はじめに

図工展は子どもたちのクリエイティブな作品が
輝く場であり、今回はその楽しさを
一層引き立てるアイデアをお届けします。

今回ご紹介するのは、展示ガイド。
一般的には、➡などを用い、「順路」と
表示するだけのもの。
その展示ガイドを一工夫して
図工展の楽しい雰囲気に
一役買ってもらってはいかがでしょうか。

ここでは、猫をテーマにしたユニークな案内者と、
足跡を使った楽しい順路案内など、
観覧者を引き込む魅力的なアイデアをご紹介します。


2.入口のユニークな案内者

2.1 猫の図と吹き出し

図工展の入り口に、ラミネートした猫の図を展示し、
その周りに「私が案内するニャン♪」といった
吹き出しを描きます。
猫が親しみやすく案内するセリフを添え、
来場者を楽しい雰囲気で出迎えましょう。

2.2 ラミネートした足跡の利用

足跡を使って、猫がどの方向に進むかを示唆しましょう。
足跡はラミネートで床に貼り付け、
来場者が猫の案内に従って順路をたどりやすくします。

3.順路に楽しさをプラスするアート

3.1 イラストの配置

順路の途中には猫のイラストを配置します。
順路の途中で、猫があくびをしたり
ふり返って話しかけているイラストがあれば
観覧者は、楽しく図工展を回ることができます。
また、その猫自体を探す方もおられるかもしれません。

3.2 子どもの作品を活かした展示

ガイドのイラストの中に、子どもが制作した
作品を取り入れ、訪れる方々に
感動や共感をもたらす空間を作り上げましょう。

普段の作品が早く終わった子や、
図工クラブの子どもにも協力してもらい
猫のイラストを描いてもらいましょう。
一から描くのが難しければ、
猫のイラストを印刷し、自由に
色を塗ってもらってもいいでしょう。

訪れる方々が楽しく移動しながら
アートに触れ、感動する瞬間を演出します。

4.足跡で導く楽しい順路案内

4.1 足跡の効果

足跡は来場者に楽しさをもたらし、
猫が案内する順路を分かりやすく示します。
子どもたちが自ら足跡を制作することで、
クリエイティブなプロセスも楽しめます。

4.2 子どもたちのアイデアの活用

足跡の間には、子どもたちが考えたアイデアを展示。
「どんなモノを展示すれば、観覧者は喜んでくれるかな?」
「どうすれば、図工展のテーマがより伝わるかな?」

といった視点で、アイデアを出し合い制作します。
それらを共同作品にしてもいいですし、
単に猫のイラストに関連付けてもいいと思います。

5.結びつける楽しさと学び

5.1 ガイドと作品紹介の組み合わせ

順路を案内するガイドが
子どもたちの作品展示のところで
作品に込められたテーマやエピソードを紹介する。

訪れる方々に、作品に込められた思いや
工夫が伝わりやすくなるだけでなく、
会全体の統一感が得られます。

おわりに

今回、図工展の順路を示す
展示ガイドの工夫について紹介しました。

猫をモデルに紹介しましたが、
図工展のテーマにより合ったもの
をガイドに使うことをオススメします。

また、動物や生き物でなくても
イメージキャラクターを作成し、
案内させてもいいでしょう。
図工展のテーマがより深まることに
繋がります。

今回ご紹介したものだけでなく、
新たな視点と少しの工夫で
図工展と向き合うことは、
より素晴らしい展覧会と
繋がることになるでしょう。

せっかくの図工展、遊び心をもって
学校全体で取り組んでみてはいかがでしょうか。


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