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達人は道端の花に気付く人

今日は「達人は道端の小さな花に気付く人なんじゃないか」というお話です。きっかけは、スタエフ仲間のミチコフさんの放送が面白かったので、それを引用しつつ、自分なりの考えをお話しします。

達人は永遠の初心者

まず、ミチコフさんの放送で言われていたのは、「達人は永遠の初心者だ」ということ。初心者は、新しい違いを見つけて楽しむ人。面白いとか珍しいと感じる気持ちは、花を見つけたときに感じる気持ちと同じと昔の著名人の世阿弥さんも「風姿花伝」に書いています。

小さな花に気付く力

達人とは、外から見ると同じことの繰り返しに見えることでも、自分の内側では小さな変化に気付き、楽しみを見つけて、継続できる人のことです。例えば、今の時期に咲いている花に気付き、それを愛でる人が達人なのではないでしょうか。これは日常の発見にもつながります。毎日の繰り返しの中でも、新しいことや珍しいことに気付ける人が達人になるのだと思います。

世阿弥の教え

最後に、世阿弥の教えを一つ紹介します。世阿弥は「時分の花」と「真の花」を区別しています。若い頃の一時的な魅力が「時分の花」、時間が経っても変わらない本質的な魅力が「真の花」です。この二つを理解し、自分の中の花はどちらなのか、あの人の魅力はどちらなのか考えること、見極めることが大切だと説いています。


以上が「達人は道端の小さな花に気付く人」というお話でした。ぜひ皆さんも、日常の中で小さな花を見つけて楽しんでください。

#達人 #初心者 #日常の発見 #世阿弥 #風姿花伝

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