動画編集で月5万円以上稼ぐ方法

このnoteは、私が今まで1年間の間に実際に行った事を元に記述していったものです。全て参考にはならないかもしれないが、手段の1つとして取り入れて貰えれば幸いです。


〈記事の流れ〉

1.まずはやりたいかやりたくないか
2.環境を整える
3.実績作りから始める
4.
自分の変わらない編集内容を依頼されても、不可能でない事は受ける
5.段階的に単価をあげていく
6.ココナラでサービス出品する
7.営業はしていない
8.ここまで出来て月5万円分の依頼を安定して受けられた

9.10万稼ぐために必要な事



1.まずはやりたいかやりたくないか

・一番大事なのはやりたいかやりたくないかである
そもそも、動画編集を本気でやりたいかどうか。まずは簡単なレベルの動画編集をやりながら問い掛けてみましょう。私の経験上ではあるが、ずっと続けられるのは以下の項目に当てはまったからです。

 ●自分の動画の編集スキルを上げ、もっと良い動画を作れるようになりたい
 ●仕事を場所にとらわれず出来る環境にしたい
 ●動画編集を休みの日に1日やっていられる

この3つの項目があったからこそ、私は1年間続けていられました。
とはいえ、やってみないと本当に好きかどうか分からないので、当時のできる事で本気を出して1ヶ月に15本くらい作ってみたのです。結果、やっぱり動画編集は楽しいという事に気づく事が出来ました。


・やりたいと思えるのであれば本気で挑む
継続して出来そうと思えるのなら、全力でやる気持ちで挑みます。誰でも、最初は1人の状態で依頼を受け始めていくものです。動画編集は1本1本に時間を沢山費やします。その中で、スピード感持ってどうやって編集をしていくかが重要でもあります。
この時間を作ることを、私は以下のように行なってきました。

 ●朝活で動画編集する
 ●本業が始まる15分前までカフェやファーストフード店で動画編集する
 ●本業が終わり、自宅に帰ったら家族が帰ってくるまで動画編集する
 ●1人休みの日は14時間動画編集する

はっきり言って参考にならないと思うかもしれないですが、このくらい出来ないと副業に動画編集を選ぶことは難しいと思います。私にとっては、動画編集の時間は昔ゲームセンターで遊んでいた時と同じような感覚で取り組んでます。やりたい事をやっているだけです。

・まずは自分のYouTubeチャンネルを始めてみるのも有り
やっぱり、ピンと来なくて動画編集が好きなのかどうか分からないという事であれば自分のチャンネルを作って自分で自身の動画を撮影して編集してみると良いです。動画編集にはスペックの高いPCが必要ですが、本気かも分からないまま投資するのはなかなか決断しにくいと思います。

まずは、クオリティーなどは気にせず動画をスマホで撮ってアップしてみれば良いのです。本当にやりたい事なのであれば、やっていくうちに物足りなさを感じてきて、こんな事が出来ないか?や、こうするためには何が必要なのかと自ら考え始めていきます。

2.環境を整える

・まずはCore m3の8GBからでも出来なくは無い
私は、動画編集を始めた頃、MacBook12インチで無料のiMovieを使って動画編集をやり始めました。Core m3の8GBという、動画編集には全く向いていないスペックのPCでした。それでも、私はどうしても動画編集をやりたいと思ったのです。最初はスキルが無く、コテコテな編集も出来なかったので意外にこのスペックでも編集してアップする事は出来ました。
 そのため、いきなり環境をハイスペックにしなくても、まずはあるもので出来ないのかとやってみる事から始めた方が良いです。初期コストは削減した状態で自分のやる気を確認しましょう。


・動画編集をやる事を決断し資金があるなら思いっきりPCへ投資するべし
ある程度、動画編集を行なっていく中で、もっと動画編集のスキルを身につけたいとか、編集の引き出しを増やしたいと思ったら資金があるのなら一気にスペックの良いPCを買ってしまいましょう。
変に遠回りして少しだけスペックを上げるような事をすればやりたい事が出来ない理由がもしPCにあった場合、また買い直さないといけなくなり、安物買いの銭失いになります。
それなら、いっその事スペックのよいPCを一気に買った方がいろんな事にも挑戦出来るし、動画編集を仕事にするのであれば1分1分がとても貴重になってくるので処理スピードの速いPCの方が長期的に考えると処理の待ち時間も短縮出来て、とても効率的です。私はMacBook12からMacBookPro15にPCを変えました。しかし、私の場合正直に言うと資金が無かったので分割という、消費者の味方とも言えよう手段を利用したわけです(笑)

・動画編集ソフトにも先に投資をする事

動画編集ソフトもそれなりなものを先に投資しておくと良いです。
私の場合、Final Cut Pro Xから使い始めました。当時の価格は34800円で高額に感じますが月に5万円稼げるようになったら1ヶ月で回収出来る価格なので、そう考えると安いなと思い投資しました。

現在はPremire Proを利用してますが、Premire Proは仕事の依頼の幅がFinal Cut Pro Xよりも広く受けられるようなので月額2980円を支払っていけるくらいの定期的な動画編集の受注を目指しているのであればいきなり投資しても良いのかもしれません。

・稼いだお金で良い環境へアップデートしていく
動画編集を仕事にするのであれば、とにかく仕事道具はアップデートしていく方が良いです。
私は、動画編集を副業にしてから外付けのHDDをSSDに変更したりPCを守るために高額なPCカバーを購入して持ち運んでも衝撃から守れるようにしたりなどいろんな投資をしてきました。投資したお金を動画編集で回収すれば良いと思い、生活困難にならない程度に投資出来ることはどんどん行なっていきました。


自分の仕事道具をアップデートすると、愛着が湧くという事とスペックが良い分作業も捗ります。


3.実績作りから始める

ここからは、私が実際に動画編集代行者として行っていき、月5万円以上を稼げるようになった経緯を記述しております。一部、真似出来るように私が行なってきた事を紹介致します。

・一動画1000円一律で20本行った
1動画1000円は、はっきり言って割に合わない単価です。私がテロップ入力を7分の動画で行なったとしたら、時給換算すると300円になるかどうか。しかしながら、実績も無い人にいきなり3000円や5000円で依頼するような考えをする人はほぼほぼいません。まずは実績作りをしていくためにも、「一律1000円」でひたすら依頼を受けていきました。しかし、実績作りのためとはいえ、数をやりすぎても逆に非効率なので20本依頼を受けたら2000円に上げるという線引きは最初にしておきました。


・実績有りと無しの違いはとても大きい
ココナラというスキル販売のアプリで実績作りを必死に行ったのでこちらから営業しなくてもココナラ上では向こう側から依頼をいただく事が出来ました。正直、何もアクションしなくても月に3万円くらいになるくらいの案件を半年間くらいは頂けることが出来ておりました。

他に、クラウドワークスやランサーズなどがあり、この2つはこちら側から営業をして案件獲得していくのですが、実績ゼロ表記だとライバルが多すぎてなかなか採用されなません。採用されたとしても1動画300円というような、それこそ実績作りのためのものしか依頼をいただく事が出来ません。でも、高額の依頼を受けるために、最初はそういう低い単価をこなしていく事が大事なのです。

4.自分の変わらない編集内容を依頼されても、不可能でない事は受ける

・出来ないことをやれるようにする事が大きく成長する鉄則
依頼を受けた時はテロップ入れ、カット、BGM、効果音入れという基本的な事しか出来ませんでした。クライアント様に「文字を震えさせて」とか「スライドするように文字に動きを付けて」と言われて、その場その場で何度もググって調べながら行い、そのままスキルとして身につけていきました。
その後は、いきなりサムネイル作って欲しいと言われ、一体どんな環境で作れるのだと分からないまま環境を探して見つけ出し作成を期日までに行なったりもしました。

(サムネイルはバナー工房という無料サイトで最初はサムネイル作成を半年くらい行なってました。https://www.bannerkoubou.com)


勿論、その時は過酷だったし気持ちにも焦りと恐怖を感じる日々でした。
でも、そんな状況でも1つ1つ乗り越えていったら自分が希望しているスキルアップが感じられ、どんどん自信に繋がっていきます。今はそんな頃の辛さが月5万円以上の動画編集代行者の私までに成長させてくれました。

・自分の動画を作って身につけた編集スキルを使ってみる
自分の動画を作るのに制限はありません。自分の動画だから自分の思い通りの編集が出来ます。だからこそ、依頼で身につけたスキルを自分の動画に入れ込んでみます。そして、そのスキルに自分の動画に合わせたプラスの編集を加えていく事で、スキルの中から更に新しいスキルを見つけて習得出来ることもある。
インプットした事はどんどんアウトプットして形にして行ったほうが吸収しやすいです。


5.段階的に単価を上げていく

・本数の数に対して、どのタイミングで上げていくべきなのか?

とにかく、最初は20本を1000円一律で行った。1000円にすると、依頼は営業力が無くとも頂けます。そこで、とにかく数をこなして自分の出来ることを増やしていいき、そして20本を超えたら2000円に単価をアップしました。

2000円にすると、駆け出しのYouTuberの方からよく依頼が来ました。そして、2000円にすることで1000円の時には無い依頼内容をいただき、また分からないことをググって調べながら実行していきスキルを身につけていく。私は2000円での依頼募集を1ヶ月だけ行い、すぐに3000円に上げた。

すぐ上げた理由は、すでに自信に満ち溢れていたからです。それは、天狗になるとかそういう事ではなく、ある程度スキルが身に付き、そのスキルの中でやれる要素を持ち始めた事を編集して感じたからです。だから、まだまだ身に付けるスキルを受け入れたいという姿勢でいながら自信を持って取り組んでいるわけです。だからこそ、3000円にすぐ値上げをし自分のモチベーション上げていきました。

・単価を上げるまでの目標を作ると、なお良い
単価を上げるために、理由を作ると良いです。私が1000円から2000円にしたのは、どんな分からない事があるかをある程度20本の中で知ったら、その先は応用を効かせて更にスキルを強化したいと思い始めたタイミングになると思い2000円にアップしました。2000円から3000円に上げた理由はスキルアップしながらでも期日内に作成する事とスピード感を評価頂けたので、根本的な抑えるべきポイントをクリアしている事に気付けたので更に単価をアップしました。

簡単な理由でも良いので、何かしら単価を上げるための理由を付けてあげると自分の成長を少なからず客観視することが出来ます。


・ここまでやり遂げて5万円稼げた
ここまでの流れを行なってきたことで月5万円以上を稼げるようになりました。ポイントとしては、何も難しいことをしていない事。よく、ポートフォリオなどで編集スキルを動画で公開する人がいらっしゃいますが、勿論それも1つのスキルです。ですが、月5万円を動画編集で稼ぐうえでは現状そこまでのスキルは必要ありません。

まず、月5万円を稼げるようになってからポートフォリオを作る等の案件受注に関するステップアップを踏めば良いですし、次の目標へ路線を切り替えていけば良いです。いきなりハードルを高める必要はないし、最初からハードルを上げても断念しやすくなるだけです。


6.ココナラでサービス出品

・最初はどんな条件でも出来る事はどんどん受ける

とにかく、最初は出来ると思う事はどんどん受け入れましょう。参考動画などを送ってくれるクライアント様がいる場合があり、その動画を見てこの動画の編集は自分の環境で出来るのかというのをググって調べます。やり方が分かりそうだと感じたら、すぐに依頼を受けましょう。

ここのスピード感はとても大事で、調べる→依頼を受けるの間の時間が短いほど案件受注をしやすいです。出来るのであれば、依頼を頂いた瞬間に自分のスキルで編集出来るのかを即確認して即返信した方が良いです。

(時間を置いてしまうと、他の編集者さんにも依頼をされていることが多いので他の編集者さんの手に行ってしまいます)

・やっていくうちに、スキルアップしていく
自分の出来ない事というのは、自分で気づいていないものです。だからこそ、やっていくうちに違う目線で編集依頼をするクライアント様に気づかせてもらいながら挑む事でスキルアップは自ずと付いてくるのです。

・スキルアップしていくと、自分の単価に自然と疑問を感じてくる
何本も行なっていくと、段々と設定している単価に疑問を持つようになります。私も最初は一律で金額設定していましたが、3分の動画と10分の動画を編集するのは大きく時間が変わります。なので、依頼内容により単価を変動していくことを取り入れました。

基本料を設定し(現在は4000円を基本料としております)、動画の元データの時間や修正回数など、それぞれの案件の基準にオプション料金を設けていきました。

・オプション料はこうやって設定していった
オプションを設定する時は、今まで受けてきたクライアント様からの意見をヒントにすると良いです。例えば、私の場合はオプションを設ける前は修正を何度も依頼されても追加料は請求しませんでした。こちらのミスの修正は勿論のことだが、最初の依頼内容からやっぱりこうして欲しいという方向性の変化を要求され、気づいたら最初とまるで形自体が変わってしまっていた事もありました。

そこで、私は追加要求は2回まで無料、3回目以降は一度で1000円を要求するオプションを作ったのです。

そうする事で、五月雨式に依頼を受けてもこちらにもメリットが出来、どちらかが苦痛にならないWIN-WINな関係を作ることをオプションという方法で作ることが出来ます。

7.営業はしていない

私は営業をしていないわけではなく、している。だが、それが実績に繋がっていないからこの場ではあえてしてないということにしてます。
そんな状況でも月5万円以上を稼ぐ事は出来ました。ここまで繋がった理由は、やはりスピードと期日を守ること。スキルもとても大事なのですが、やはりこの2つに尽きると思います。この2つが出来れば「信頼」に繋がりやすいからです。クライアント様が私を信頼してくれていらっしゃるから何度も御依頼してくれてるという理由も、少なからずあると思います。だから、この2つはいつまでも大事にしたいと私は思っています。


8.ここまで出来て月5万円以上の依頼を安定して受けられた


・大事なのはスピードである
何度も言いますが、スピードはとてつもなく大事です。質も重視するのですが、それより大事にしてほしいのがスピードです。このバランスは永遠の課題になるところかとは思います。しかし、スピードだけは何よりも重視するべきなのだなと私は動画編集をやり続けて思ってきた事です。(勿論、クライアント様によりスピードに対しての定義は違います)

私のスピードを数値で表すと、

案件受注から成立まで→案件を頂いた1時間以内に1回目の返信。その後、予算等の詳細を聞かれたりした場合も30分〜1時間以内に返信をします。

契約成立後、その日から4日以内に初稿の提出を約束し、期日の1日前までに必ず出すというサイクルで行ってきております。

・期日は守る

最低限のマナーです。仮に、自分が動画編集を依頼したとして3日後に上げるというように視聴者の皆様に宣言したとして、その3日後までに提示出来なかったらどう思いますか?

常に相手の立場になって考えれば期日を守ることなんて最低限の中の最低限であると言えます。


 
9.更に10万以上稼ぐために必要な事


・信頼を多く作る事。たった1つ、これに尽きる
動画編集で月5万円以上を稼ぐという事は、いろんな人が紹介しているが、私はここで1つアップした月10万円以上を稼ぐにはどうなっているべきかを話そうと思います。

結論から言うと、相手の立場になって動画を一緒に作っていくという事。

私は、月契約のクライアント様を2名担当しています。そのクライアント様には出会った最初の頃と今では頂けてる金額が4倍くらい変わっています。それだけ、依頼を多くいただく事が出来ています。
それは、決して私の生活費を考えてなどと私が得になるために報酬を出しているという事ではありません。
少なからず、私にお願いしても大丈夫と信じてくれているから多くの依頼を頂けるしお金も頂けているのだと思います。
そして、クライアント様から別のクライアント様の紹介もして頂けることもあリました。(これは、馬が合わなかったので無かった事に等しいですが・・・)

今、受けさせてもらっているクライアント様との信頼も大事にしていく事で更なる信用を得てビジネスの枠を広げることも出来るということです。

信用というのは相手次第になるので均等な説明の仕方は私は出来ませんが、私の経験上で言える事は自分の動画を作った時に何を重視するかどうかだ。

動画のクオリティは勿論のこと、一番気になるのはやはり動画再生数なのだと思う。そのため、私はクライアント様にターゲット層を聞いたり、たまにチャンネルを覗きにいってコメントを頂いてはいないかなど自分が気になる箇所と同じ視線で考えながらコミュニケーションを取っています。

最初は、ただ編集に全力で良いと思います。そして、やっていく中で自分だったら何を重視するのかを考え、完成後の編集にはこういう意味を持たせて形にしたという事が説明出来るように少しずつ自分のレベルをアップしていくべきだと思っています。

皆さんに有益な情報を御提供出来るように、これからも「旅x旅ガジェットx動画編集」に関する情報を発信していきます!!