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【2023年 夏アニメ】最後まで視聴した作品の感想まとめ

どうも、ズッカズです。

気付けば夏アニメが続々と最終話を迎えてしまったので、恒例の感想記事を書きます。


BLEACH

おもろすぎワロタ作品。
分割2クール目で、今回の夏アニメで最終話を迎えました。

まだここから2クール控えていると思うとありがたすぎて笑ってしまいます

内容は割愛しますが、正直、非の打ち所がないですよね。
原作がおもろいのはもちろんなんですが、それに加えてアニメならではの演出+アニメオリジナルのちょっとした味付けをしているため、原作の劣化ではなくなっているのが素晴らしい。

平子の卍解なんてゲームでしか出ていなかったみたいなんですが、それをアニメで見れたことはファンにとっては激アツだったのではないでしょうか。

原作を一通りは読んでいるので内容は承知済みですが、逆にあの戦闘シーンはどうなるんだ?という楽しみが増幅しています。

ってことで、早く続きが見たいです。
内容は文句なく面白かったです。

ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~

ゲーム版ライザのアトリエのアニメ化だったらしいんですが、内容は個人的にイマイチでした。

主人公のライザが錬金術を学び、それを使って村の困りごととかを解決しつつ本人も成長するって感じの流れだったんですが、どうにも全体的にパッとしなかったですね。

僕は「錬金術を学ぶ」→「村の外へ出たことないから錬金術を駆使して冒険に出る」みたいな流れを想像していたんですが、最終話までマサラタウンを出ることはなく、内輪でワチャワチャしていた印象です。
ゲーム版を遊んだことないんですけど、これって本編もずっとマサラタウンが舞台なんですかね?

勝手に冒険譚だと思ってた僕も悪いですが、肩透かしを食らってしまいました。

続きはゲームで!って感じなんでしょうが、結局アンペル、リラの目的もイマイチ分からないですし、タイトルの「常闇の女王」ってそもそも何なんだという感じ。

ゲームの販促か?とも思いましたが、調べたところ、ライザのアトリエはシリーズ最高売上を叩き出しているらしいので、結局このアニメってよく分からないです。
販促だとしても、このアニメだとあんま買う気にはならない印象。

全話通しての印象はライザの太ももしかないです。
事あるごとに太ももをカットインさせるのは良かったと思います。

おかしな転生

お菓子職人だった主人公が事故によって異世界に転生し、なんやかんやする話。

ありきたりななろう系に「お菓子作りが得意&お菓子大好き」という要素が追加されたって感じの内容でした。
なんか最後まで見ちゃいましたけど、正直おもしろくはなかったです。
今まで見てきたなろう系と変わり映えしないので。

異世界では見慣れないお菓子を作ってちょっとした問題を解決するって
切り口は独特で面白い感じはありますが、大枠では俺TUEEEとあんまり変わらんかなという感じですね。
思い返せばそこまでお菓子で解決してないし。

いっそのこと「異世界薬局」みたいにお菓子作りに全振りした方がまだ好みだったかもしれません。

Lv1魔王とワンルーム勇者

勇者が魔王を倒した10年後、自堕落になっていた勇者と復活した魔王によるファンタジーコメディ。
ちょいちょいシリアスな部分もありますが、基本的にはコメディ寄りの作品だったかなと思います。

全体的にかなり楽しく見れました。
楽しく見れすぎてうっかり単行本を全巻購入してしまいました。

ギャグとシリアスの塩梅がかなり良くて、ギャグ回はしっかり面白く、シリアス回はそれぞれの想いなんかも感じることができるので、全話通して飽きることが無かったです。

自堕落でオッサンになった勇者も魔王と再び出会ったことで地味に成長しているのもファンタジーとして良かったです。
やはり主人公が成長してくれるストーリーはgood。

最終話付近の勇者としての信念が見れたのも良かったな~と思いますね。

原作買っちゃったのでこの後の展開も知っているんですが、それも含めていい作品でした。

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

自販機マニアの主人公が元の世界で死んでしまい、異世界で自販機に転生してあれやこれやする話。

自販機に転生してもどうせ人型になったり、喋れるようになるんだろ、と思っていたんですが、アニメ内では終始定型文しか喋れなかったのは好印象
ツッコミどころも無いわけじゃないですが、自販機の機能を使って異世界ライフを送るのは結構良かったです。

ハッコンは最後まで会話らしい会話ができなかったんですが、逆にここまでくると多少会話できるようになる瞬間が来れば感動しそうです。

そういえば、最終話のボスキャラが「ハッコンは異世界人」的なことをサラっと言ってましたが、他のキャラたちがスルーしていたのは気になりました。
ハッコンに関する重要な情報だと思うんですが、なんかもうちょっと反応が欲しかったですね。

とりあえず、1話出オチ感もありましたが、なんだかんだで最終話までは個人的に楽しく見れました。
2期も決定しているみたいなので、ハッコンが会話できるようになるのか、異世界についてボスキャラと色々あるのか、そこ辺りが今から気になっています。

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。

いわゆる悪役令嬢モノ。
ゲームの悪役令嬢キャラに転生した主人公がゲームとは違った選択をすることで、なんやかんや上手くいったり、モテモテになるような話。

正直面白くはなかったんですが、悪役令嬢モノは嫌いではないので最後まで見たって感じです。

主人公は最終話まで「最終的に自分は処刑されて妹が王女になる」と思っているようなんですが、ここ辺りが若干意味不明でした。
ゲーム内では回避できない結末なので自分もそうなる運命だろう、という先入観のようなんですが、あんだけゲームとは違うことしてんなら結末も変わるだろ、と突っ込まざるを得ません。

ただ、ゲーム内で起こった悲劇を回避するために奮闘するって部分はアリがちですが、将来必ず処刑されるからそれまでに少しでも良い国にしよう、という視点は少し面白かったです。

かなり後ろ向きな目標ですが、この主人公の性格が他作品との差別化かな?と思いました。

ホリミヤ -piece-

ホリミヤの2期。
ずいぶん前に1期をやって、たしか1期ですでに卒業までやったような気がするんですが、なぜかまた巻き戻っていました。

どうやら1期ではだいぶ端折っていたらしく、その端折った部分を2期でやったって感じみたいですね。

ホリミヤ1期はかなり楽しく視聴した記憶があるんですが、2期はまぁ普通かな、という感じでした。
やっぱラブコメって二人が付き合うまでの過程だったりが面白いと思っているので、そこら辺の要素が2期には足りなかった印象です。

1期よりも恋愛要素が薄めに感じましたし、ホリミヤの大事な部分、面白い部分って実は1期で放出しきっちゃったのかなと思いました。

1期が良くて2期も期待していた分、個人的には若干の期待外れって感じです。

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~

待望の無職転生2期。そして分割2クール作品。
内容は割愛しますが、やはり安定の面白さを誇っていたと思います。

泥沼編~ラノア魔法大学でシルフィと付き合うまでを放送してくれましたが、なんだかんだで非常に良かったですね。

2期になって無職転生の監督、シリーズ構成、キャラクターデザインの各担当者がガラっと変わってしまい、正直1~3話くらいまで違和感がありました。
特に作画部分ですが、1期無職転生が「神」レベルだとすると、2期は「めっちゃいい」レベルくらいになってたと思います。

ただ、それでもめっちゃいいことには変わりなく、他の作品と比べると頭1つ抜けて良い作画でした。

1期と比較するとトンデモ作画を楽しめる戦闘描写は少なかったですが、無職転生の世界観をしっかり楽しめる内容だったと思います。
僕はなろう原作の方を最後まで読んでいるので内容は知っているんですが、それでも十分すぎるほど楽しめました。

ラノア魔法大学編は地味に長いので、2クール目を少し退屈に感じる人もいるかもしれませんが、個人的には嫌いな話ではないので続きを見て欲しいと思います。
シルフィとのイチャコラも2クール目からスタートですしね。

とりあえず無職転生、最高でした。

アンデッドガール・マーダーファルス

個人的に夏アニメの中でも上位に食い込むレベルで面白かったです。
正直ノーマーク作品でしたが、想像以上に良い出来でした。

内容としては、首から下を奪われた「不死」である怪物専門探偵が、鬼と人間が混じった化け物とめちゃ強メイドと共に事件を解決したり戦闘したりするアニメ。

探偵モノが好きなのもあり、奇怪な事件が起こる→徐々に解決に向かうという流れは、ありがちながら最後まで楽しめました

舞台が舞台なだけあって、もう散々擦られてきた「ホームズ、ルパン、モリアーティ」なんかが出てくるんですが、このアニメの内容と演出によって辟易することがなかったのもデカいですね。
あと主人公周りのキャラが魅力的なのもあるかも。

あえて不満をあげるとすれば、1つのシナリオに話数を割きすぎじゃね?とは思いました。

吸血鬼殺人事件、VSルパン、人狼村と3つのシナリオ構成でしたが、各4話ずつ使っていたので、3話くらいに収めてもうちょっと続きが見たかったです。

人狼村の話では、なんでルイーゼがノラの復讐(幼い人狼を逃がす計画)にあんなに加担したのか、イマイチ納得できる理由がなかったですし、ノラがルイーゼを撃ち殺した際の心情なんかも見てみたかった気はします。
あとシズクさんのおパンツの行方とか。

まぁそこまで気にしていませんが。

ぜひとも2期をやって欲しいんですが、少し調べたところ、アニメ最終話の時点で原作3巻までを消費したらしいです。
原作は4巻までしか出ていないので、ちょっと2期は絶望的かなと。

原作もっと出てくれ~。

スパイ教室

分割2クール作品で、前期は2023年冬アニメで放送されていました。
2クール目なので内容は割愛。

正直、1クール目の内容はあまり面白みがなく、「不可能任務」とかいうふざけた名前の任務をクリア→各キャラの紹介エピソードみたいな流れでした。

不可能任務はまぁいいとしても各キャラ紹介が若干退屈だったため、正直2クール目も期待していなかったんですが、想像以上に面白くなっててビビりました

1クール目って何だったの?って思うレベルで全話おもしろく、2クール目でキャラもの×スパイものとして完成された気がします。

2クール目ではシリアス路線の話が増えたので、この要素も個人的に嬉しかったですね。

1クール目はほぼドタバタコメディ。2クール目でシリアス路線。
そして最終話にドタバタコメディ×シリアス路線の伏線という完璧な流れに感じます。
1話の「花園」で始まり、最終話も「花園のリリィ」で締めるというのもgood。

だからこそ、1クール目の内容が正直もったいなくも感じるのですが、まぁ終わり良ければ総て良しということで。

かなり面白く締めてくれたので、ぜひとも2期を期待してしまいますね。
各キャラの個性やキャラデザも素晴らしかったので、まだまだ続きを見たい所存です。

好きな子がめがねを忘れた

目が悪いのにメガネを忘れまくるヒロインと、そんなヒロインに好意を抱いている主人公とのラブコメ作品。
ラブコメってのはこういうのでいいんだよ!って感じで最後まで楽しめました。

やはりお互いに意識し合うまでの過程を描いてくれる作品は最高だぜ。

ただ、三重さんは非常に目が悪いのにメガネを忘れるって設定で成り立っている作品なんですが、同じメガネユーザーとしては「そんなことあるか?」と突っ込まざるを得ません。

三重さんレベルに目が悪いとマジで何にも見えないと思うんですが、まぁアニメなので野暮なことは言わないようにしましょう。

あとこの作品、ラブコメなのにエグい作画をしていて、1話視聴時点で非常にびっくりしました。

キャラがヌルヌル動くしカメラはグリングリン動くしで、非常に安定した作画だったと思います。
作画が良すぎて逆に違和感がありましたが、悪いよりは全然良かったですね。

二人の心理描写も丁寧に描かれていましたし、夏アニメのラブコメではトップの出来だったと思いました。

この二人、はよ付き合え。

魔王学院の不適合者 Ⅱ

延期に延期を重ねてようやく夏アニメで最終話を迎えました。
と思っていたんですが、まさか分割2クール作品だったみたいで、どこかのタイミングで2クール目が放映されるようです。

2期作品なので内容は割愛。

延期しすぎて若干内容がうろ覚えだった上に、展開的にも少しややこしくて雰囲気で楽しんでいた部分があります。

ただ、最終話では綺麗な大団円で締まったので、個人的には結構満足していますね。
過去と現在で悲しい別れがありつつも、それらを全て払拭するアノス様に「さすアノ!」と言わざるを得ません。

若干ヒロインズの影は薄くなっていましたが、まぁ2000年前の因縁に決着をつけるのがメインだったので仕方ないのかもしれません。

シナリオ的には楽しめましたが、やはり延期しまくっていたのが非常にマイナス
2クール目では延期せずに放映してもらいたいですね。

まとめ

夏アニメは正直なところ、BLEACH、呪術廻戦、無職転生の三強って感じだったのですが、それ以外の作品も楽しめるものが多かったので良い収穫でした。

ちなみに、2クール作品の中ではHelck、ダークギャザリング、呪術廻戦を視聴中なので、感想は次回に持ち越し。
ゾン100も見ていますが、こちらはバカみたいに延期しているので感想も次回に持ち越し。

ゾン100は割と面白いだけに延期が非常にもったいないですね。
どうやら10話以降の放送が未定みたいです。

とりあえずそんな感じでした。

例の如く、秋アニメの配信情報をまとめたブログありますので参考にどうぞ。

それでは。

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