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”輝”く瞳で追求するキラキラまっぷーワールド・松風輝-#宙組はみんな最高

松風輝さん、宙組副組長就任1周年おめでとうございます!!

宙組大好き!歌よし!ダンスよし!芝居よし!3拍子揃ったみんなの副組長。

まっぷー副組長就任が発表された時は、今の宙組でまっぷー以上に適任する人いないよね?ぐらいに「ですよね~~~」ってなったよね!!まっぷー以外他に誰が副組長になりそう?トップスターと同期であり、学年と言うキャリア、宙組内での立ち位置、人柄全て含めてまっぷー副組長で満場一致の人事だったと思う。まっぷーの味わい=宙組の味わいでもある。

(今やから白状しますけど「りんきら副組長やったら面白くない?」と言って「りんきらさんはキャラじゃないでしょ」と白い目で見られましたw まさかの専科にはびっくりだけど、それぞれが適切な立ち位置で活躍していて何よりです)

スペースでいつもお世話になってるあっぽーさんのこの企画に「よーし私もまっぷーの良い所についてマシュマロ送っちゃうぞ~!」と張り切って考えて文章化したらこの記事位の文字数になったので、マシュマロの文字数制限もあるだろうし自分のnote記事にした次第。

1.バリエーション広すぎ!宙組のカメレオン役者


宙組のおじさま役と言えば?の1人に、間違いなくまっぷーが居る。

まっぷーと言えばおじさま役。おじさま役と言えばまっぷー。貫禄の将軍様から頑固おやじ、胡散臭いおじさんからダメおやじ、憎めない可愛いおじさんまで「おじさま」の一言では片付かない。そのバリエーションの幅広さはまさに職人芸の域。

数えきれないし語り切れないよねー!そして、私1回でも観劇した公演はどんなに昔でも覚えてるんだけど、映像で見た作品の記憶が曖昧なので「基本的に私が生で見た事がある作品」かつ思い入れバイアス強めになります。その辺りご了承のほどを。

まずは堅物親父から。個人的な最古の記憶としては、私の宙組デビューとなった「Shakespeare」のシェイクスピアの父親役。主演(88期)より下級生(92期)なのに父親役と言う時空のバグも何のその、不器用で堅物な親父さんぶりが印象的だった。調べてびっくりしたのよ...えっ?親父さんの方が若いの?貫禄凄いって。それで覚えた。今でこそ宙組内で上級生だけど、下級生なのに父親や威厳のある役を昔から演じていたのもまっぷーならでは。「異人達のルネサンス」のヴェロッキオも愛はあるけど不器用な親父さんだったね。

軍服髭親父まっぷー派ならば、私は断トツで「バレンシアの熱い花」のレオン将軍。これまた「主人公(88期)より若い(92期)と言う時空のバグ」でもあるけど、今副組長かつ研17のまっぷーなら学年相応だよね~と納得するけど、若い頃から貫禄のある役を多くこなしているんだね。しかも学年を感じさせない。軍服+髭のまっぷーと言うコンボはなかなか強烈で、お馴染みなのは「神々の土地」のニコライ二世と言う大役。アレクサンドラ皇后は同期の凛城きらさんで、あの尻に敷かれっぷりはお見事でした(笑)ここでも「時空のバグ」を発揮(伯父さんと甥っこ)軍服と言えばエリザベートのヒューブナーのビジュアルも好き。

お客様の中に執事(支配人)まっぷー派はいませんか?「相続人の肖像」のフィップスのような正統派執事から「Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス」のペーター・シュミットの支配人たる支配人。見てて納得のお芝居。「王妃の館」のムノン、「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」のトム・ジム・サムのトムなどの癖の強い変化球な執事も好き。執事ではないけど、主人に忠誠と言う意味では「天は赤い河のほとり」のトトメスもこの枠に入れていいでしょうか。

変わり種おじさんまっぷー党としては「オーシャンズ11」のリカルドは憎めないおじさんNo.1だし「アナスタシア」のレオポルド伯爵は見た目から最高過ぎてwww和物のおじさん代表として「エルハポン」の内藤さん(50代)も忘れないで欲しい(西さんこと瑠風輝さんと同い年の設定)じっちゃ張り切り過ぎて腰をいわす場面は流石っす。♪ブエノブエノ~の陽気なパオロおじさんも変わり種おじさんやな。陽気だけどしたたかで生命力強そうな所が大好き。長生きしただろうよ。

散々「どのおじさまがお好き?」と語って来たけど、おじさまだけじゃないのが松風輝さんの凄い所。

まっぷーの金字塔と言えるのは「FLYING SAPA」のテウダ。まさかの女役!まさかの母親役でびっくりしたけど、あの作品に松風輝のテウダは絶対不可欠。あの柔らかく優しく切ない歌声は作品の見どころ。同じ作品の中で母親・少年・無慈悲な戦士と演じ分けている所もポイント。これは絶対に松風輝を語る上で外せない作品。シャーロック・ホームズのフォン・ヘルダーもまっぷーの幅広い役者芸がなせる役。眼帯で片目なのに不気味で拗らせた瞳が印象的だったね。日に日に不気味さを増してったもん。

2.不死鳥の如く蘇ったキラキラ☆ダンサーまっぷー

散々どのおじさままっぷーが好き?と書いたが、私はイケイケキラキラダンサーのまっぷーが何よりも大好きなのだ!

デリシューでは管理職ポジションだからか?ガンガン踊る場面にはおでましにならず消化不良だったのだ。「まっぷーはおじさま役だけじゃないキラキラダンサーまっぷーだもん!トトロいたもん!本当だもん!」と言いたかった。その思いはネバセイの神フィナーレで昇華されました。私、このまっぷーが見たかったんだよ!!!

まっぷーってダンサーなんですよ。激しくキレのいい動きもお手の物だし、アイドルっぽいキラキラオーラもこなす。(過去には女装もしてたり幅広いけど)正統派の男役ナンバーが好きであの目力も相まって本当にかっこいい。娘役さんとのデュエットナンバーも、独特の包容力を発揮する。今回ネバセイフィナーレは湖々さくらちゃんとだったけど、手首にキスや距離感の掴み方・視線の配り方を見て…あぁ…あぁ…カオナシ状態になったのは内緒。宙組の中で小柄だけど、男役スイッチの入ったまっぷーは目力がダイソン並みの吸引力を発揮しひたすらかっこいい。小柄をカバーする懐の広いテクニックと言うのかぐっと男らしくなる。おじさま役とのギャップ萌え。

キラキラダンサー・まっぷーに思い入れが強いのは、王妃の館の大劇場で怪我をしてしまいショーだけ休演。その次の別箱も休演して、朝夏まなとさんの退団公演・神々の土地のショーも休演。お芝居で魅せてはくれたし、影ソロと言う場面を与えて貰ったけど。VIVA FESTA!!の荒ぶる牛のまっぷー他、キラキラ踊っていた姿が大好きだったので、寂しくて寂しくて…

(私の中で)満を持して!となったのが「ハッスルメイツ!!」

シトラスの風でも踊ってたんだけどね...だけど、ダンサーまっぷーが帰って来たぞー!となったのはハッスルメイツ。ハッスルメイツ!でまっぷーが元気に踊っているしその美声を響かせる。それが何よりも嬉しかった。男役たる燕尾服もだし、お芝居っぽいものもあって、ひたすらに「まっぷーが元気で良かったありがとう」「まっぷーが宙組で良かった」と思いながら見ていた。この当時の男役・松風輝が余す事なく詰まった大好きな作品だ。あれ以来、私はいつだって踊るまっぷーを見るとその尊さと有難みを感じる。いつまでも元気で踊ってね。管理職だけどたまにはイケイケギラギラで踊りまくるまっぷーが見たいですお願いします!

3.澄み渡る爽やかな風のような歌声


まっぷーと言えば。ってまだまだ語り尽くせないけど、何者にでもなれるカメレオン役者であり、キレッキレのダンサーでもあり、その高い歌唱力もコーラスの宙組でも特別に活かされる事が多い。ショーのソロナンバーとか結構多いんだよね。配信音源も沢山残ってます。

先の話と通じるけど、ショーだけ休演だった「クラシカルビジュー」の中の影ソロ「Amethyst(継がれる輝き)」の美しさ。私は過去も現在も含めてベスト松風輝の1曲だと思っている。客席から見てて降り注ぐような優しい歌声、まっぷーは場面には出ていないけど歌声は存在する。宙組には松風輝が居るのだ。そう思いながら見てたんだよね。この頃から宙組に松風輝ありってずっとそう思っていたし、その後副組長になったと思うと思いもひとしおだ。優しくて奥行きの深い歌声は、FLYING SAPAのテウダの子守歌などでも発揮されていて、聞いていてとても安心する。この声は宙組でしか聞かれないし、この優しい声がまっぷーの人柄で副組長の懐の広さなのかなと思っている。宙組生達が安心して身を委ねられる存在なのかなぁ。

副組長となり、ご自身の芸風の進化と共に「宙組を愛してください」と言う姿勢も見せてくださる。ストイックに自身の芸にのみ向き合うだけでなく、組織を俯瞰する立場になったまっぷー。

宙組には松風輝がいる。芸達者でハートフルな副組長。

これほどに誇りに思う事はありません。どうか末長く宙組と共にそのご活躍を見守りたいと思います。

今回の記事はいつもの「#宙組はみんな最高」シリーズとは違って、ひたすらに私が松風輝さんの良さを語るだけのnoteになります。もちろん、いつも通りに私のマシュマロやDMで「まっぷーのここが好き」などを寄せて頂いても嬉しいですが、それよりもあっぽーさんのマシュマロに寄せられたであろうコメント達と共にこのnote記事も楽しんでいただけたらと思います。