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下書きお焚き上げ①「カジロワ新公の裏の主演は真白”さん”だと思う」

ご無沙汰です。
記録的な猛暑の中、宙組の夏を大満喫。残りは酷暑をひたすら耐える。
そんな夏を過ごしていました。
大逆転裁判の舞台を見た後、大逆転裁判のゲームをやると言う夏を過ごしたり。エクスカリバーで観劇用メガネが割れてしまい(どうやったらそんな割れ方するの?と言う割れ方。コブラに殴られたのかな)お隣の見知らぬ奥様グループに「あらあら~メガネ~」とびっくりされたり。致し方なく外出用のサングラス(しかもごつい)で観劇したので、めちゃくちゃ暗かった。博多座か梅芸でリベンジしたい。
花組や雪組の観劇レポも書きたいな~と思いつつ、下書きばっかりが溜まっているので、しばらくは「下書きお焚き上げ」としてちょっとずつ小出ししていく所存。ゆるっとお付き合いください。

カジノ・ロワイヤル新人公演、裏の主演は真白悠希さんではないかと思う。

敬意を込めて真白さんとしか呼べない。

一本物の新公あるある、色んな部分がカットされてどこが残るんだろうか?なんて思っていたら、かなり大胆な改変だった。本公演にはない演出も多くあり、これはこれでオリジナルのカジノ・ロワイヤルだった言っても過言ではない。ジャマイカでのバカンスとか、デルフィーヌのティアラの戴冠式とか(ティアラを被って走って出て来たのはめちゃくちゃ笑ったw)色んなもんをすっ飛ばしても削られなかったのが「ル・シッフルの秘密基地」の場面のツバインシュタインのナンバー。そこはちゃんと丸々残されていて、きっと真白さんにツヴァインシュタインを配役した時点でぜってぇに削れねぇってなったんやろね。

真白さんと言えばその舞台度胸。頭がいい人なんだろうな。本役の若翔りつさんとは違う「え~人間の肋骨は~」のくんだりもさすがのアドリブ力。ゆくゆく本公演でその実力を発揮する時が来るだろう。

M長官とツバインシュタインの2役。長官の貫禄を出すのも真白さんでしかないし、ツヴァインシュタイを演じられるのも真白さんでしかない。どっちも納得しかない。本公演ではほぼほぼ冒頭しか出てこないM長官なのに、最後の方もばっちり出て来て。M長官・真白悠希、技術官Q・梓唯央、ターナー部長・陽彩風華と言う104期の並びが熱かった。

あと、個人的なツボだったのは…

・やっぱり亜音有星さんのル・シッフルは別格だった。主演経験者ってやっぱり凄いよね!亜音君が出てくると亜音君しか見えないからね。視線がオーラが惹き付ける。

・鳳城のあん君は106期にして瑠風輝さんのお役。本公演でも思うんだけど、君ホンマに研4か?「実は研10です」って言っても怒らないから素直に言ってごらん?下級生ながらに既に男役として出来上がってる。体格、ビジュアル、全てが男役になる為に生まれて来たみたいな説得力。

・琉稀みうささんのフェリックス・ライター。みうさぁ…お兄さんになったのね、チャラくて軽やかでも頼れる。そう言う役づくりが出来るようになったのね…泣。紫藤さんのロイヤルキラキラオーラとはまた違うんだけど、3人組の中で良きアニキ感が出ていたのは長の期だからか。やっぱり長の期の積み重ねだよなぁ。(と、書いていたらエクスカリバーで退団。今思うと男役の集大成だったのかなと思うと切ないし胸がいっぱいになる。本当にかっこよかった)

・イリヤ役の風翔夕君、お化粧とか色々ブラッシュアップするところはあるけれども、一生懸命に鷹翔さんの骨太い役作りを頑張ろうとしていた。

・ヒッピーの女性、本役の有愛きいさんもさる事ながら、新公では葉咲うららちゃんが良い声響かせてて良かったなぁ。エトワールも初日はさすがに緊張していたけど、毎回堂々たる歌いっぷりで楽しみ。

・イリーナ(楓姫るるさん)とニーナ(風羽咲季ちゃん)がそっくり過ぎて、マイヤさんは彩妃花さんだったので、デルフィーヌはお父さん似なんだろうなと思ったwwデルフィーヌ(美星帆那ちゃん)だけ顔の系統が違うやん?

・宙組が誇る路線男役スターの風色日向&亜音有星2人が、馬鹿兄弟と言うインパクトも大きかったけれども、新人公演の兄弟(聖叶亜君と奈央麗斗君)は顔が良すぎて馬鹿3割増しになったのが面白かったwww