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プロダクトマネジメントクライテリア

こちらがめちゃくちゃ勉強になったのでメモ(といってもほとんど写すだけなっちゃうほどまとまってました)

プロダクトマネジメントはいいとして、クライテリアとは、、、。
子曰く、判断基準を明確にすることとしているようです。
何かしら行動をするときの判断基準を明確にしておく。
つまりプロダクトマネジメントの判断基準という意味ですか。いいですね。
毎日なんとなくプロダクト、プロジェクトを回していると知らず知らずに大きく本来の目的から大きくぶれちゃったりしますしね、、、。
(ところで知ってました?子曰くと書いてしのたまわくって読むんですよ)

こちらのサイトでは、プロダクト成功の要素を次のように定義してます

1. ユーザ価値と事業収益バランスをとりながら最大化している状態
2.ビジョンが実現している状態

事業収益はわかりやすいですが、ユーザ価値というのを定義するのは難しいですね。私の考えでは、ユーザ価値は毎日変わっていると考えているので、ある日突然優先度が上がったりするので、為替とか株価と同じように毎日見直すべきものです。
さらにユーザは欲しいものを教えてくれないので、何を本当に必要としているかを日頃からアップデートしていかないといけません。

ビジョンが実現している状態というのは、私の解釈ではユーザに価値を提供した後に訪れる状態。
例えば、、、フォード社の例で言うと

ユーザ価値=馬よりも早い移動手段
事業収益=それによって○○ドルの収益を上げる
ビジョン=今よりも早く安全に安定して目的地に到達できる移動手段を提供することで、経済の活性化につなげる

こんな感じになるんでしょうか。

2つのテーマ、5つのカテゴリ

A.プロダクトをつくる仕事
 1.明確なゴール設定
 2.豊かな仮説構築
 3.素早い仮説検証
 4.市場への提供

B.プロダクトチームをつくる仕事
 5.プロダクト思考な組織

おそらく含みにされていると思われますが、私の考えでは「明確なゴール設定」自体も、「豊かな仮説構築」に含まれると考えてます。
先ほども書きましたが、ユーザの価値というのは日々変わっていくため、ゴール設定自体が変わって行きます。
そのため、仮説構築の一部にゴール設定も置いて、その大枠として抽象度の高目な明確なゴール設定を立てるイメージです。
そしてその抽象度高めのゴール内で、仮説と検証を繰り返し、素早く市場へ提供するのが良いと考えてます。

プロダクト思考な組織というのは、どういう組織なんでしょうか?
私なりの解釈では、「プロダクトをユーザが活用しどんな課題解決をするかを常に考え、自分たちなりの答えを出し続ける組織」
と思ってます。決してユーザ第一とかそんな安易な組織ではないと思います。
ユーザの言いなりになる悪く捉えれる事が多いですが、よくよく考えてみると何故ユーザの言いなりがよくないのか、その一番の理由はユーザ自身何が欲しいかわかってないが理由だと思います。

チェックリスト

1. 明確なゴール設定
・プロダクトチームの全員がプロダクトのビジョンを知っていて、自分の仕事がビジョンにどう貢献するのかを明文化できる
・ユーザー価値と事業収益の両方に責任を持っている担当者が存在し、責任を果たすことができている
・企業の意思決定者であるステークホルダーの期待値が事業目標として言語化され、定量的に評価する仕組みがある
・プロダクトの長期的なロードマップが存在し、そのロードマップをプロダクトチームの全員が理解している
・プロダクトチームとして優先度の基準が明確化されていて、各施策の優先度がその基準で判断されている

2. 豊かな仮説構築
・プロダクトチームの全員がプロダクトのターゲットセグメントを知っている
・内部環境・外部環境が各々分析されており、他社が真似することが難しい自社独自のプロダクト戦略が構築できている
・これまで実施した施策の中にユーザーの要望はなかったが、今ユーザーに受け入れられている機能がある
・自社に期待されているだけの収益を上げることができている、もしくは上げることができる仕組みがある
・ユーザーのプロダクトへの適応度合いをNPSなどを用いて計測していて、施策によっての変化を確認している

3. 素早い仮説検証
・プロダクトのすべての施策には仮説があり、その仮説をユーザー調査により検証している
・各施策がどのような仮説に基づいて構築されていて、どの仮説を検証する施策であるのかが明記されている
・プロダクトの指標となるNorth Star Metricが設定されていて、その達成度合いが可視化されている
・新しい価値を提案するとき、プロダクトの価値は何か、その価値を検証するための最小の機能は何かが特定されている
・各施策をリリースする際にはデータ分析の方法が合わせて検討されていて、効果測定が可能になっている

4. 市場への提供
・ユーザーや市場に期待される品質やセキュリティレベルを理解して、その水準にあったプロダクトを提供できている
・社内にユーザーデータの取り扱いに関するガイドラインがあり、適切なユーザー同意の元にユーザーデータが取り扱われている
・カスタマーサクセスの役割が存在し、ユーザーからの問い合わせに対する受動的な受け答えだけではなく、能動的な働きかけを実施している
・3.4. 指標の可視化 で意図したNorth Star Metricを達成することができるだけのユーザーを獲得することができている
・市場の声を定期的に拾う仕組みがあり、その結果が蓄積されている

5. プロダクト志向な組織
・複数人のプロダクトマネージャーが1つのプロダクトに責任を持つのではなく、プロダクトが小さな粒度に分解され、その小さなプロダクトごとにプロダクトマネージャーが責任をもっている
・プロダクトチームに対して、心理的安全性の度合いを調査している
このクライテリアの 1.明確なゴール設定 から 4. 市場への提供 までに記載された内容に関する成果物がドキュメントとして作成されており、プロダクトチーム全員が閲覧している
・プロダクトチームに対して、プロダクト志向度合いを調査している
・定期的にふりかえりを目的とした場が設けられて、その場自体の有効性が定量化されている

この辺りは、全てをすぐに理解できなかったので何度か見返しながら、自分の言葉に置き換えていくつもりです。

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