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攻略英検1級英作文【概観・①導入の書き方分析】

1. 英検1級英作文概観


英検1級の英作文は,以下のような指示で240語までの文を作ることになります。

TOPICの内容は,大きく分けて2つに分類され,

① Yes/ No疑問文
② Agree or disagree(賛成か反対か)

過去問を見ると,例えばここ2年で以下のような出題内容となっています。

①Yes/ No疑問文型
Are economic sanctions a useful foreign-policy tool?
(経済制裁は有用な外交政策のツールか?)【2021-1】
Can renewable energy sources replace fossil fuels?
(再生可能エネルギーは化石燃料に取って代わることができますか?)【2019-3】
Is space exploration worth the cost?
(宇宙探査はコストに見合う価値がありますか?)【2019-2】
② Agree or disagree型
Globalization is a positive force in today’s world
(グローバル化は,今日の世界で正の力である)【2020-3】
Global overpopulation is a serious threat to the future of humankind
(世界的な人口過剰は,人類の未来への深刻な脅威だ。)【2020-2】
Improving relations with other Asian nations should be a priority for Japanese government
(他のアジア諸国との関係改善が日本政府にとって優先事項であるべきだ。)【2020-1】

2. 導入の書き方を分析してみた

英検のessayの導入のパターンについて,様々な回答例を見て分析してみました。
2つのパターンについて,「なるほど」と思えたので,今後勉強していこうと思います。

①「反対の立場を一般論として提示」

自分と反対の立場を挙げておいて,それを否定する形で自身の意見の結論を明示します。先ほどの2019年2月のトピック

Is space exploration worth the cost?
(宇宙探査はコストに見合う価値がありますか?)【2019-2】

で書いてみました。

Some people insist that space exploration worth the cost because it results in new technology that benefits humankind. However, I think it’s not worth the cost for the following reasons. (29語)

太字の部分はフレーズとして使えるかなと思っています。

② まず結論明示→ 本論で触れる観点を名詞構文で簡潔に

eigophileの一ノ瀬先生が主に実践している書き方です。

(Introの部分で実例が見られます)

It can be said that space exploration worth the cost because it will bring about technological innovation, securing new resources and space colonization.(23語)

bring aboutは「〜をもたらす」という意味で,その後に宇宙開発がもたらすもの「技術革新」「資源の確保」「新たな住居の確保」を名詞の形を使って続けています。

本論で詳しい説明をするのですが,事前に観点について触れておくわけです。エッセイとしての完成度が高まります。

「名詞」構文を使うことで,簡潔に内容を明示できることと,構文のバリエーションが増え得点アップが狙える,という一ノ瀬先生の具体的な方策も入っているので,使えたら素晴らしいなと思います。


みなさんは,どのような切り口でイントロを書いているか,ぜひ受験経験者や合格されている方に聞いてみたいです。ぜひコメントをお願いします。


私の目標,英検1級 & TOEIC990点に向けての成長記はこちら↓

本日も最後までお読みいただき,ありがとうございました✨

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