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手抜き料理って言葉が嫌い

子どもたちの夏休みが始まって、早くも給食のありがたさを噛み締めずにはいられない状況に追い込まれてます。(まだ初日なのに)

毎日のご飯の準備は本当に大変です。重労働です。
日本のお母さんって、本当にあたりまえのようにやっているけど、めちゃくちゃ大変な業務を毎日こなしているんですよ。

献立決めて、買い物行って、料理して、片付けて。終わりのないエンドレスのルーチンワーク。

大変ならそんなに頑張らなくてもいいじゃん、手抜き料理でいいよって言われたり、ネットに書いてあったり。

でも、私はこの手抜き料理という単語とそれに含まれるニュアンスがたまらなく嫌いです。

なぜなら、手抜きってことは、ラクしてるでしょ?ってニュアンスが絶対含まれてるじゃないですか。
でもそもそも料理してる時点でラクしてないわけですよ。

手抜き料理の定義は人によって違うと思うけど、例えばカレーだって作るの手間かかるし、なんならそうめんだってお湯沸かしてゆでないといけないし、めんつゆ用意しなきゃいけないし。もちろんその後の片付け作業も発生するわけですよ。

家でご飯を食べる時点で、もう手抜きではないと私は思ってます。だってやらなくてはいけない作業が必ず発生するから。

家でご飯食べてる時点で、もうめちゃくちゃ頑張ってるし素晴らしいことなんですよ。 

お母さんたちはもっとそれを誇りに思っていいと思う。

もちろん、外食はラクだし美味しいです。テイクアウトも今たくさんあって、自炊しなくたって食べるものには困らないです。

ただ、やっぱり健康なご飯ってなると、どうしても自炊するしか選択肢ないんですよ。一人分ならまだしも(今コンビニとかスゴイ選択肢ある)
家族分ってなると、コスパ悪い。

外食、中食はどうしても余分な脂質が多いし、脂質の質も担保されてないし。なのでできるだけ心理的には控えたくて。

もちろん、自分の中で許容できる便利なものは使います。(冷凍野菜、カット野菜大好き)

家事に自分のエネルギーを全力投入するわけにはいかないので。

結局は塩梅、バランスなんだけど、
それでもやっぱり、お家で作ったご飯を食べるってことは本当に素晴らしく尊い労力の上に成り立っていると思うのです。どんなご飯でも手抜きなんかではないのですよ。




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