戸隠でアーユルヴェーダ
長野の戸隠に行ってました。一泊二日。
何度も足を運んでいる土地なので、旅というほど大仰なものではなく、いつも登っている高尾山より少し遠かったねというくらいのお出かけです。
一番最初は学生の時、長野の友人と奥社入口までバスで行き、参拝もせずに忍者からくり屋敷を楽しんだ記憶。友人が手裏剣投げコーナーで、見事に手裏剣を的に当て、忍と墨で描かれた風情ある赤い団扇をゲットしていたのが羨ましかった。
今回、約20年ぶりにその時以来のからくり屋敷を堪能しました。
こちらは大人でも全力で楽しめる作りです。出口が分からなくなって、しばらく途方に暮れる箇所がいくつも。何度も同じところをぐるぐる回っておりました💦
二回目は20代半ばに仕事で。月刊誌の編集をちょろっとしていた頃、読者イベントでその辺りに出かけて司会をやらせていただきました。おそらく夏至だったと思います。なにせ「妖精茶会」というイベントでしたから。
しかし、ある種インパクトのある出来事だったにも関わらず、私の記憶はほぼありません。日本家屋の大きなお店で蕎麦を食べたような気がする……という程度です。
おそらく6回目の訪問である今回は「Breath in Earth」という戸隠の民宿に泊まりました。こちらはアーユルヴェーダのセラピストでインド人のスージーさんとお料理がとても上手なはなこさんご夫妻が営まれています。インドでは野良犬だったというミロはとても人懐こい子でした。
スージーさんのシロアビアンガ+部分マッサージを受けて、はなこさんの南インド料理をご馳走になりました。
ダルとチキンのカレー、ココナッツを使ったトーレン、豆の煎餅のパパド、野菜を炒めたサブジ、スージーさんのお母様が作ったというデーツのアチャール（漬物：辛いけどクセになる美味しさ）どれもすべて美味しい。特にほんのり塩気の効いた豆の煎餅は、家の常備食にしたいくらい。
私はスリランカカレーや南インドカレーが好きなのです。もちろん日本人向けにした辛さ控えめのものになりますが、おそらく香辛料を好んでいるのだと思います。
最近では自分でもスパイスカレーを作るようになりました。
4月に自由ヶ丘の魔女カレーの店主、玲さんのスパイスカレーワークショップに参加しまして、そこでいただいたレシピをアレンジして自分なりのカレーを作って楽しんでいます。
今日も三食スパイスカレー。毎回付け合わせや味付けを少し変えるので案外飽きません。
さて、シロアビアンガ（頭、首、肩のマッサージ）を受けたことで、当たり前になりすぎて痛みを感じていなかった肩こりを自覚させられました。
長時間、前かがみの姿勢で仕事をすることが多いので、凝っていないわけがないのですが、そんなに硬い状態だとは思いませんでした。
施術後、スージーさんとはなこさんと夕食を囲んでいる時に、教えてもらった接客業（セラピスト業）のポイントがあります。
それは、お客様から褒められたり、あなたのおかげだとお礼を言われてもそれを受け取ってはいけない、自分の力だと思ってはいけない、受け流す必要があるということ。
人間はポジティブもネガティブも両方持っています。ネガティブなエネルギーを受け続けると、セラピストは疲弊していきます。
疲れ切った状態ではお仕事はできなくなってしまいます。
受け取らずに、受け流す。
それが、長く仕事を続けるためのポイント。
ネイリストもお客様の体に触れるお仕事なので同じです。
施術を受けている最中、何枚も重なった鎧を一枚づつ引きはがされているようなイメージが浮かんでいました。その中には受け取ってしまったものもきっとあるのでしょう。
受け流すことが上手に当たり前になるように、驕ることなく仕事に取り組む決意を新たに、痛む肩をおさえました。
物理的な浄化の手段はやはり「塩」ですね。一日に何人ものお客様を施術する際は、その都度両手を塩で洗うと良いというアドバイスもいただきました。
調理用の美味しい塩しかないので、大袋の粗塩を入手したいと思います。
新しい巻き爪ケアのお知らせ
体の調子も整ったところで、夏です。あと少しで夏至。
お爪屋さん瑞花では、新たに巻き爪ケア用の「フラットジェル」を取り寄せました。
こちらはジェルネイルをしながら、巻いている爪を広げていく専用の製品です。軽度の巻き爪の方に対応可能となっています。
通常のジェルネイルは、LEDライトで固める時に重合収縮が起こり、爪が圧迫され巻き爪になるリスクを抱えていますが、「フラットジェル」はそれがありません。むしろ3日かけて爪を広げていくという巻き爪のために開発されたジェルなのです。
塗り方のレクチャーもしっかり受けましたので、この夏からはアクリルを使った人工爪とフラットジェルの2種類の方法で、巻き爪ケアに取り組みます。
お爪屋さん瑞花 白圡幸恵（yukie shirato）
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