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下駄とか草履とか



駒下駄履いてます

足と足爪の健康のために、何が良いのかを模索しています。
実は、コロナ罹患少し前から駒下駄(二本歯の下駄)を日常的に履き始めていました。(stand.fmというラジオでおしゃべり。→コチラ⭐︎
駒下駄、慣れると履き心地がいいです。足指と足裏の筋肉が鍛えられていると思います。
バランスが取りにくそう、転びそうで怖いというお声も聴くのですが、運動神経が人よりも劣っている自覚がある私でもすぐに慣れました。
(どのくらい運動ができないか参考までに。鉄棒の逆上りはできずに小学校を卒業し、中学三年間マラソン大会は後ろから二番目、高校への通学で駅まで自転車を使いましたが、段差につまずいて倒れそうになることも多く、歩いた方が速いのではと揶揄されるくらい。ちなみに自転車もなかなか乗れず、幼稚園に通っていた妹の方が先に乗り回していた切ない記憶もあります。)

元々、日本人はかかとのない履物を多く履いてきたので、つま先のほうに重心がありましたが、現代人はどんどん後ろへ、かかと重心に変わってきています。
さて、駒下駄を履くと、自然と重心が前にかかります。丹田を意識するようにもなりました。
このまま下駄生活を続けたい気持ちもあるのですが、これから秋冬がやって来るのでどうしようか思案中です。五本指ソックスもしくは足袋ソックスを履きながら、下駄を履くという手もある気がしますが、滑ったりしないかなど気になる点もあるので、色々試してみようと思います。

年季の入った下駄

布ぞうり作りました

下駄の他には、布ぞうりを作って履くということもやってみました。
コロナから回復し、お仕事を再開して間もなく、9月7日(木)のことです。
「さくらん布ぞうり1日教室in横浜」という布ぞうり教室に参加させていただきました。場所は、港の見える丘公園の中にある、神奈川近代文学館の会議室です。
10時からスタートして、昼食(30分間)をはさんで14時過ぎまで、ひたすら集中して布ぞうりを編み続けました。講師の先生方に編み方を教えていただき、初めてなのに上手っていっぱい褒めてもらってやる気を持続させ、なんとか完成させることができました。左右非対称、なかなか不格好な出来です。
でも、自分で作ったものなので愛着も湧きます。商売繁盛の意味合いを込めて、おめでたい柄の鼻緒を選びましたので、お爪屋さんの仕事中はこちらを履いております。良かったら見てやってください。

仕事履きになった布ぞうり


主催の先生は、ご自身の外反母趾のケアのために作り始めたということもおっしゃっておりました。
外反母趾、浮指、偏平足などの予防、改善によさそうです。
興味がある方は、一度布ぞうり作りを体験してみてください。鼻緒の柄と、土台になる布の色を選ぶのも楽しかったです。
さくらん布ぞうりのホームページはこちら→

実は、私は稲藁で作るわらじ、藁ぞうりも経験したいと思っているのですが、東京近郊ではなかなか体験教室は見つかりません。
わらじ作りの経験はありませんが、藁を親戚からもらってきて正月用の注連縄を編むということを母がしておりました。私も横で一回だけやってみたことがあります。小学生だか中学生の頃です。
藁打ちして柔らかくなったそれを、両手ですり合わせるように揉みこんでいくと縄になります。言うのは簡単ですが、私は途中で投げ出しました。大人になった今なら、今こそ、頑張れる気がしています。

今すぐできる足に良いこと

フットケアの施術前に、足を観察させていただきます。
そして、足指でグーとパーをするようにお願いします。
足の指が全然曲がらない方、指と指の間がしっかり開かない方、とても多いです。これらは足の指が使えていない、ということになります。
足指が使えないと、姿勢が崩れ、歩き方に影響がでます。膝や腰に負担がかかり痛みが出てくる場合もあります。
足へかかる力というのは、体重の1.2倍と言われています。片足を踏み出すたびに、60㎏の体重の人なら、72㎏の重さがかかっていることになります。仮に、8,000歩を歩くとしましょう。計算上はその1日だけで576tの負荷がかかっているのです。
この負荷を緩和させるために、足はクッション性のあるアーチ構造になっているのですが、偏平足や開帳足などでアーチが崩れている方、私を含めてよく拝見します。

まずは難しいことを考えずに、音楽を聴いたり、動画をみたり、ながら作業でよいので、足と足指と足裏に触ってください。
椅子に座って行う場合は、片足を曲げて反対の太ももの上にのせます。右足なら右手で指の根本、足の甲を軽く押さえます。そして左手で足の指を一本ずつ、少し上に伸ばす気持ちでゆっくりと回します。
また、足裏を横アーチと縦アーチ(土踏まず)を整えていくようなつもりでマッサージをしてみましょう。
足を伸ばして、足指でグーチョキパーの運動も良いです。チョキは親指を上下に動かす感じです。私は吊りそうな気持になります。
すぐに結果が出るわけではありませんが、少しずつ変化が出てくると思います。
私の場合は、足指を曲げた時に付け根部分(MP関節、第三関節)の骨が少し出るようになりました。手はグーにした時、付け根部分の骨がしっかり出ると思います。実は、足も同じなのです。ただ、浮指だったり、足指が使えていないために、骨が出ない状態になっているのです。

一番大事なことは、意識を向けることだと思います。
足指を使うという意識、使えるという意識。
足指使えてなかったのか!とか、足なんて気にかけたこともなかった!
という気づきも大事です。
今まで意識の外に合ったものに、意識を向ける。
そうすると、その部分はあなたの目的に向かってちょっとずつ変化してくれるはずです。
私は、行きたい場所へ行くことのできる歩きやすい足を手に入れたいと思っています。一緒に頑張ってねと思いながら、足指と足裏のストレッチ&マッサージを不真面目に続けております。

お爪屋さん瑞花 白圡幸恵(yukie shirato)
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