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🎓大学時代

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大学生時代に書いた記事をまとめました。今とは違った考えなどもちらほら。
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#小説

「明け方の若者たち」(カツセマサヒコ)を読んだ

昨日、明け方の若者たちという本を買って読みました。 友達におすすめしてもらって知ったけれど、先月中旬に発売されたばかりの新作な上に、カツセマサヒコさんの処女作ということで! 古本屋ではないのでもちろん定価で、買うか迷ったけれど、表紙と帯のコメントに惹かれて、パラパラめくってみて、これは自分が好きな感じに違いない!と思って買っちゃいました。 家に帰って読んでみて大当たり!!! 主人公が大学生4年生から社会人へ成長する過程の、よく居そうな20代の生活を描いた感じの物語なん

人間失格 読了。

昨日、太宰治の「人間失格」を読んだ。 私が特に印象に残ったのは、何度も出てくる「道化」という言葉 主人公は、自分以外の人間は何を考えているのかわからない。 むしろ自分自身のことも? 自我を出すことなくいつも「おどけて(お道化て)」本心は全然楽しくないのに笑ってみたり、明るいひょうきんモノを演じていた。 ・・・ 世の中みんな、人間って少なからず演じて生きているなあと改めて感じた。 思っていなくても相手の行動を表では称賛してみたり、楽しくないのに楽しそうにしなきゃ!