23/11/19 日立月例会

1戦目 ▲左美濃 △石田流穴熊(自分) 勝ち
相手が仕掛けを見送ってじっくり組み合う展開に。
石田流+3枚穴熊とほぼ理想形に組めて、相手が端桂から無理やり攻めてきたのをカウンターして勝ち。

2戦目 ▲中飛車 △5筋反発型 負け

初形から数手進んで図1。

図1

何回か戦っている仲なので、いつも通り▲68銀△54歩から小競り合いして組み合いに。
▲66銀と引いて十分と思っていたが、△33銀~△31角~△64角とコビンを狙われて、それを防いだところで固め合いに移行されて手が出せず。
最終的に▲高美濃△4枚矢倉になり厚さを崩せず負け。

<振り返り>
図1では▲68銀を愛用してたけど△54歩からの仕掛けへの回答が現状思いつかないので、▲28玉のほうがよさそう。
△85歩なら▲77角で通常形に合流できるし、△74歩には▲68銀が上がれる(△54歩▲77角△55歩▲同飛が成立。)ため。

3戦目 ▲居飛車穴熊 △石田流美濃(自分) 負け

お相手は因縁のIくん。
後手で三間に振ると持久戦の構えから▲66銀。
石田流に組んだのに満足して漫然と穴熊に組ませたけど流石に悠長過ぎたかも。▲ビッグ4△ダイヤモンド美濃は流石に硬さ負けだし、美濃に組んだのに先攻できてないしで不満が残る序盤になった。

その後は相手の攻めのほうが常に早い展開で、相手のミスを待つ展開。
一瞬チャンスがきて寄せるも、着地寸前で桂馬の効きを間違えて寄せ損なって返され負け。
間違えてなければ詰んでたっぽいので残念。

<振り返り>
△54銀型で揺さぶる展開で▲66銀型に組まれたら、△63銀と固め合うのではなく△45銀から攻めるような構想のほうが良さそう。▲66銀のおかげで3~4筋が手薄なので。

4戦目 ▲中飛車左穴熊(自分) △石田流美濃 負け

▲56歩△34歩▲58飛△32飛で相振りの出だし。
▲76歩△44歩と角道を閉ざして来たので左穴熊に移行。

ガッチリ組んだまでは良かったけど上手く仕掛けることができず、相手から先攻される展開に。
中盤のうっかりがたたって飛車角が抑えこまれる展開になって劣勢を意識。
途中から強引に攻めたけど攻めが細すぎて負け。


<振り返り>
仕掛け筋の整理が足りなかった。次指すときは想定局面から次の仕掛けを意識したい。

想定局面

・▲17桂から▲26歩△24歩▲36歩△同歩▲24飛。
・△13角を待って▲15歩~▲16飛。
・▲75歩~▲75銀~▲86銀として端棒銀。飛車の横利きがあるので振り飛車でやるより反動が軽い。

5戦目 ▲中飛車穴熊(自分) △一直戦穴熊 勝ち

お相手が顔見知りなので序盤はハイスピードで進行。
自分の中飛車には一直戦穴熊が多いのはいつも通りだったが、△62銀型で待機してこちらの浮き飛車を牽制してきた。

先手なので仕掛けて行きたく、▲56銀を作って2枚穴熊の状態から4筋をゴリ押ししたが仕掛けがどうだったか。気分は気持ちよかったが相手のカウンターもきつく感想戦では負け筋をいくつか指摘された。

結果的には中盤に出た相手の緩手を許さずに攻めきって快勝。

<振り返り>

こんな感じの局面だったので、普通に6筋方面で手を作る方針にしたほうが良かった。相手からの仕掛けも△24角ぐらいなので金を寄せてからのゆっくりな展開も一局だと思う。

おまけ
感想戦で一直線穴熊の変化で気になる変化を言及されたので。


上図は本で打ち切られている局面。
感想戦では「本では先手よし/後手よし別れている。先手の仕掛けがなさそうだから後手いいと思うけどどうなん?」と言われて分からず。

ソフトでは▲38金や▲16歩を入れてから▲75歩がいいみたい。
▲同歩には▲65飛が継続手で、△73飛には▲66角~▲77桂で捌けそう。
放置したら▲74歩と取り込んでおいて、後手の8筋の歩に飛車をあわせる(例:△85歩なら▲65飛)→▲73歩成で後手の飛車をずらす→歩を取って飛車成り込みのような感じで飛車の成り合いを想定。
こっちのほうが金銀の密集度で勝っているのと、4筋絡めたときにこちらの歩が相手の金に当たる点から互角の攻め合いならこちらの方が少しいいという感想。




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