【S3】7.ヘヴィー・ウェザー(9/15~9/21)
俺はなんかやたらと台風が予定に被ってくる気がする。
というか季節ごとの台風、全部受け止めている気もするが。
ところで確認したいことがあって保険屋さんに電話した
もうここからは保険屋さん的にも無理、という領域に突入する。というか今まで何も言わなかったのがおかしいのだが、やはりポケットモンスター/弁護士の攻撃が効いたのだろうか。
効いているからとして、弁護士入ってなかったらこのままダラダラ続いたのだろうか。そっちの方が遙かに怖いが。
この時に俺が思ったことは「もうめんどくさいからバイク屋さんに確認とらなくていいよ」であり、その意味で、ないなら、ないで、それでいいんだってジャイロそっくりの顔して言った。
「やっぱり思った通りかけてきたよ」となったが、そもそも思い通りの動きをこんなときだけ素直に示さないで欲しい。最初からもっと素直に動いてくれていれば、こんなことには。多分。
あとゆっくり直されても困るし、人のバイクをゆっくり直して女を口説こうとか考えられたのでは、こっちはたまったもんではない。自分のバイクでやってください。
もしくは口説きたい女性客のバイクをゆっくり直す。
完全にサイコ野郎だが、あり得なくもない。俺があり得ないことになっているので。俺に比べたら全然リアル。犯罪の匂いがするが。
ここは前回言った「嘘の付き方」みたいなのに通じるものがある。自分に都合のいいだけの嘘はそのうち崩壊する。因果律をねじ曲げて自分を中心にしちゃってるからね。かといって都合の悪い嘘なんかついても何の得もしない。めんどくせーだけだし。嘘をつき続けることはコスパが悪い。
意図的に造った「創作」というかこの場合「嘘」なのだが、どうしても色々不安になって余計なとこまで補強しようとする。この話の場合、俺が知らんものは知らんので、どうなってんのと言われても知らんとしかいいようがない。
この時期は「何の物証もないが証言や状況からして存在するには存在する」という空気を感じ取っていた。感じ取っていただけなので用心のために存在しないにもチップを置いていただけだが、気持ちの抑え的だった。
何度も言うが物証は何一つない。
言うに事欠いて「さっさと」とは何ごとだ。俺も人の言葉尻捕まえるような真似は嫌いなので、うっかり出てきた意味のない言葉だと思って処理してやっているが。
俺が分かり手で良かったな。
何の話かというとこれを見た
台風で足止め食った感が凄いが、半年の期限を目の前にして無為に時は駆け足で過ぎていった。残りあと、四日。四日でこの状況がどう動き、どう変化していくのか。
この頃から俺はやや、また鬼化が始まっていた。
責められる謂れはない。
世界がひとかけらも信用できなかったから。
この物語は事実である。
あなたにとっても事実であったなら、嬉しい。
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