クラウドファンディングでけつバイク写真集を造るぞ! という物語(5)
俺自身ちょっとビビっている。
CAMPFIRE側としてもここまでの速度で達成するとはきっと思っていなかった筈。俺なんか達成出来るかどうか手に汗握りながら除夜の鐘を聞こうと思っていたのだ。それが5日くらいでブチ抜くとは想像もしていなかった。本当に皆様が期待なされている。その期待がプレッシャーでもあるが耐え抜くのもまた楽しや。
CAMPFIREやる時に、この辺は本当にストレスになる。迂闊な形で提出すると、あとから「ここだけちょっと変えたい」でも審査対象になる。そして返ってこないうちは追加編集も出来ない。
豆さんから貰ったときは達成出来るかどうか分からなかったので、死蔵される可能性もあったしそんなの勿体ないからここで使わせていただくことにした。結果として大成功の判断だったと思う。
これも「真面目にやらなきゃダメだよ」というのは分かっているんだが、色んな人のクラファンを参考にしようと思って眺めているんだけど、全体的に真面目というより「必死さ」が前に出ちゃってて余裕がないのも息苦しいし、何より真面目な文章は飽きる。
飽きさせない、というのは結構大事だと思う。
「達成してしまった」ということは「終わった」ということなので繰り返しの宣伝よりも「内容の変化」でメリハリをつけていかねばならないと思う。まだまだ終わってませんよ、という話にしないと飽きられるから。
クラファンで必要な努力は頭下げて回ることより、エンターテイメント性を提供し続けることだと思う。
お二方が本当に大盤振る舞いで協力してくださっている。おまけみたいに思われがちなクリアファイルだが、描き下ろしにして貰えば充分に主役を狙える代物となる。
6000円のリターンが心細かったので本当に有り難い。
この日の打ち合わせが本当に良かった。完全な暗中模索、手探りのなかで光明が見えた。もの凄い具体的になった。
もう現時点で「充分です」と言えるぐらいにはなった。
ただやっぱり趣旨と意気込みを買っていただいているだけで甘えた額ではあるし、妥協点もあるわけで、もうちょっと頑張りたい。その方が各方面にももう少し還元出来る。
俺の自己満足で終わらせるのも申し訳ない。
良いものを作れば「協力してあげて良かった」とも思っていただける。
頑張らなくては。
なんとここまで来てもまだ、心許ない。
ただそんなに気にするほど赤字でもないと思う。あくまで概算なのだが。
ここは確かに見立てが甘かったのだが、やっぱり気後れというものがあって、なるべく低い目標で設定しておいたのだが、結果として甘さというよりハードルの低さに繋がったから良かったと思う。
全部を全部頼り切るのも良くないと思う。
手数料分まで上乗せするとかそういうの。ある程度は自分でやんなさいよ。俺はハチロクの話なんかしてませんが。
ド素人な上にスキルもゼロ。何から始めてどうすればよくて何が足りないのか全く全然分かってない。佐久間さんいなかったらなーんも出来てなかったと思うし始めてもいなかったと思う。
例の人から返事がない、って、まあそれはそれで当たり前なんだよな。よくワカランやつから製作環境も出来てないのにオファー貰ってもって感じだし、そもそも事務所に所属してんだから闇営業になっちゃうよ。やるんなら事務所経由でオファーするべきなんだが、なんかお仕事募集で個人的なメールアドレス貼ってあるから、いいのかなと思ってやってみた。
その行為自体がエンターテイメントになっている筈。
多分。
ちゅう訳で具体的な進行進捗交えつつ、計画は進んでおります。
もう「造る」ことは決定しているので、あとはいいものを届けるだけということになったのだが、まだ時間はある。もう少しだけでも出資が集まればもっとよく出来る。
最初に俺は「80万」という試算をしていて、バカじゃないの? と自分にツッコミ入れてたものだが実際、いいものを造ろうとしたらそのくらいはかかってしまうという話になった。
なんともハードルの高い代物に挑んでしまったようだが、最早飛ぶしかないし、どうせ飛ぶならより高いハードルを目指していきたい。
何卒、応援いただきたい。
そしてお返事をお待ちしています。よろしくお願いいたします。
徳の将軍より
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