【第97回アカデミー賞】主演/助演男優賞の予想 vol.1
第97回アカデミー賞の予想特集第1弾の続きです。
本日は主演男優賞/助演男優賞の予想です。
主演男優賞
ダニエル・グレイグ
マッチョなイメージしかないダニエル・グレイグが、『チャレンジャーズ』でも高評価のルカ・グァダニーノ監督にで主演。
若い男性に溺れる男性役。『君の名前で僕を呼んで』ではシャラメたんとアーミー・ハマーを見事アカデミー賞候補に送り込んだこともあり、期待は大きい。
レイフ・ファインズ
名前を呼んではいけないあの人は、これまでも2回のアカデミー賞ノミネートを誇り、出演作がアカデミー賞に絡むことが多い。(昨年も『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』が短編映画賞を受賞)
「コンクラーベ」を描く映画で主演。
ポール・メスカル
作品賞を受賞した『グラディエーター』の続編に主演するという大抜擢。
リドリー・スコット監督に、悲願の監督賞をもたらしたらすごい。
ホアキン・フェニックス
『ボーは恐れている』と『ナポレオン』でまさかの大失速のホアキン・フェニックスは、アカデミー賞を受賞した「ジョーカー」役で2度めのオスカーに挑戦。
まさかのミュージカル仕立ても、実は『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』でゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門を制していたりする。
コールマン・ドミンゴ
全然面白くなかった『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』で見事初のオスカー候補に。
Netflixやオバマ夫妻のロビー活動の賜物な気もしますが、映画祭で披露済みの本作への期待の現れもあったかも。現時点でのトップコンテンダー。
助演男優賞
ハリス・ディキンソン
『逆転のトライアングル』や『アイアンクロー』の出演で順調にキャリアを重ねるハリス・ディキンソンが選んだのはスティーブ・マックイーン監督最新作。
そろそろ候補を狙いたいところだけれど、若手男性にアカデミー賞は冷たい。
オースティン・バトラー
『エルヴィス』でアカデミー賞まであと一歩だったオースティン・バトラーは、スターが大挙する大作で、デイヴィッド・リンチ監督版のスティングを超えた存在感発揮して話題に。
3月公開という点がネック。"Bikeriders"のヒットが肝。
ペドロ・パスカル
『メンタリスト』で噛ませ役だったペドロ・パスカルは、アルモドバル監督の短編で主演するなど、勢いがすごい。
エミー賞、SAGを難なく受賞し、『グラディエーター』の続編で初ノミネートを狙う。
ジェシー・プレモンス
カンヌ映画祭では、エマ・ストーンやウィレム・デフォーなどの俳優を抑えて男優賞を受賞。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の記憶も新しく、現在のトップコンテンダー。嫁のキルスティン・ダンストもよろしく。
デンゼル・ワシントン
『グラディエーター』の続編に当て書きされたという役柄で出演。近年は主演を務めることが多く、その演技力を存分に発揮してくれそう。
本日のドレス:ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
昨年の助演女優賞レースでほぼ総ナメをしたダヴァイン・ジョイ・ランドルフ。ずっとスピーチではメモを読む形でしたが、アカデミー賞ではメモなしで感動的なスピーチを披露。
腕部のボリュームも裾の長さもすごいドレスはルイ・ヴィトン。(★★☆)