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ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』、批評家酷評/今年期待されながら、賞レースから退場した作品たち

 ディズニー100周年記念ということで、気合の入りまくっていた長編アニメーション『ウィッシュ』の批評家の評価が伸びず、雲行きが怪しくなってきました。

 ディズニーの大作では、『ミラベルと魔法だらけの家』が一昨年長編アニメーション映画賞を受賞したばかりですが、その評価と比べるとなんと▲34ポイントと苦しい評価です。

 なお、『君たちはどう生きるか』は、現在のところ『ウィッシュ』に比べ、+40ポイントと高評価をキープ。
 続編ながら絶賛されている『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースを超える数字になっています。(そもそも『スパイダーマン〜』は批評の数が桁違いに多いので、それでも高い数字になっているのは驚異的なのですが)

 ただし、『スパイダーマン〜』は前述のとおり続編で、次作で完結予定となっており、ストーリーも中途半端な状態で終わっています。
 このことを考えると『君たちはどう生きるか』は、完全なる新作ということもあり、候補はもちろん、受賞の可能性も高くなっていると思われます。

 今回はちょっと趣味が悪いですが、『ウィッシュ』のように今年期待されながら思ったより評価が伸びなかった作品をご紹介します。

 ただ今後の賞レースや興行成績如何によっては、返り咲く可能性はあります。もちろん『ウィッシュ』も。

『ナポレオン』

 公開前の作品ですが、リドリー・スコット×ホアキン・フェニックスということでめちゃくちゃ期待されてましたが、批評家の評価が伸びず。

 『ウィッシュ』ほどではないので、興行成績によっては賞レース参戦の可能性はあります。

『ボーはおそれている』

 これもホアキン・フェニックスだった…。

 不評ぷりに、好調だったA24に財政面でかなり負担を与えたとの話です。

『ペイン・ハスラーズ』

 エミリー・ブラント×クリス・エヴァンス主演、Netflix配信も評価伸びず。

 エミリーは'OPPENHEIMER'もありますが、オスカーノミネートを映画ファンが待ちわびているはず。

'Lee'

 ポストメリル・ストリープ、Wケイトのひとり、ケイト・ウィンスレット主演。

 ケイト・ウィンスレットの候補を早くから噂されてましたが、その可能性はほぼ消えました。

本日の一曲

 ユーミンは、ユーミンになる前までのほうが好きなワタシ。

 苗場でブイブイ言わせるようになる前は弾き語りのイメージが強かったのに、いつの間にかバブルの女になっていました。
 50周年記念アルバムに入らなかった至高の名曲。

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