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【邦画編】X(旧twitter)有識者が選ぶ2023年映画ベスト10

 X(旧twitter)にて、年明け早々 #2023年映画ベスト という投稿が映画ファンで回っておりました。

 このラインナップがほんとうに楽しくて、思いもしない映画がランクインしていたり、リドリー・スコット超大作『ナポレオン』に一票しか入ってなかったり、めちゃくちゃ面白かったです。

 これを集計したらかなり信憑性の高いランキングになるのでは…?と思い手を出したのが運のつき。
 ポストを見るのは楽しかったのですが、手作業の集計と名寄せはかなりの苦行でした。

 日本タイトル、スペースやら記号やら、半角全角織り交ぜて使いすぎっ。

 あくまで手作業でございますので、集計ミスもあるかと思いますが、ランキングには大きな影響はないと思いますので、楽しんでいただければと思います。

 本日は邦画編です。

集計のルール

  • 2024年1月1日以降で、 #2023年映画ベスト をつけた投稿が対象
    #2023年映画ベスト10 のみの投稿は対象外)

  • テキストでタイトルを書かずに画像(ポスターなど)で投稿しているポストも原則対象外(集計大変なため)

  • 2023年1月1日以降にはじめて劇場公開または配信された映画が対象。(2023年1月1日以降であれば映画祭や旅行などで観た場合=一般公開前も対象にしていますが、ランキングには出てこないかと)

【10位】愛にイナズマ

 一般公開から3か月も経たないうちにランクイン!
 得票数は10票でした。

【10位】ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー

 「ベイビーワルキューレ」でもなく、「ベイビーわるきゅーれ2」でもなく「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」(2ベイビーの前に半角スペース)という集計泣かせな作品がランクイン!

 U-NEXTで見放題配信中。得票は同じく10票でした。

【10位】エゴイスト

 いつの間にか女優業もかなりこなすようになった阿川さんが出演されてます。YOUみたいな感じ?(それよりも大分遅いけど)

 同名小説の映画化で、原作者の高山真さんの自伝的小説。
 時期的に亡くなる前に映画化は決まっていたと思うのですが、公開前に高山さんが亡くなってしまったのがとても残念。

 レンタル配信中。

【10位】Winny

 でっくんの快演が話題になったあの「Winny」を題材にした作品。
 公開当時から話題になってましたが、未見です。

 こちらもレンタル配信中。

【8位】少女は卒業しない

 朝井リョウさんの原作小説の映画化。

 2023年は朝井さんの作品が2作品も公開されたんですね。すごい。
(もう一作は『正欲』)

 U-NEXTで独占レンタル配信中。

【8位】君たちはどう生きるか

 まだ日本版の予告編って公開されてないんですね!頑なだな〜!

 今年のアカデミー賞のアニメーション映画賞最有力作だけどもアニー賞でニモーナが一番ノミネートされていたのでちょっとわからなくなってきました。

 あ、8位作品は共に11票でした。

【7位】福田村事件

 関東大震災から100年が経って、ドキュメンタリー監督の森達也氏が実際の事件を映画化した問題作。

 この問題作を100年という年にちゃんと公開できたのがすごい!

 ただ森監督はもうフィクションはいいやって感じみたいです。大変だよね。

 得票数は12票。U-NEXTで独占レンタル配信中。

【6位】市子

 公開日が12月だったのに、6位にランクインした上、得票数がちょっと増えて15票。

 自分は原作舞台の初日チケットが取れたので楽しみにしてます。

 公開中。

【4位】BLUE GIANT

 大ベストセラーコミックの映画化。音楽監修は上原ひろみ。

 ここで得票数がぐっと増えて20票に!
 公開は2月ですから、年末まで記憶に残ったということはかなり良い作品なのでしょう。東京国際映画祭で無料で観れたから観れば良かった…。

 レンタル配信中。

【4位】窓ぎわのトットちゃん

 大大大大ベストセラーの映画化で、なんで今さらやねんと思ったらめちゃくちゃ評判になってて、12月公開でこの位置で20票。

 結構攻めてると話題で、映画館で観ないと観れなくなっちゃうかも…。

 公開中。

【3位】ゴジラ-1.0

 北米でも大ヒットして、まさかのアカデミー賞目前まできているこの作品。
 受賞はわからないけれどノミネートまではいきそう。なんせ作品賞にまでノミネートしている賞がありますからね…。

 得票数は23票でした。公開中。

【1位】怪物

 是枝監督と脚本家の坂元裕二初のタッグとなり、カンヌでは脚本賞まで受賞してしまった本作。

 坂元さんはいつも結末を決めないで脚本を書くそうで、今回はある程度決めていたそうなのですが、是枝監督やプロデューサーと脚本を練っている期間では、ひとつの台詞を変えるだけでその後のストーリーを書き直したそうです。
 脚本賞も納得ですね。

 2月にレンタル開始。

【1位】PERFECT DAYS

 まさかの同率一位となりました。得票数は27票でした。

 静かな映画であることは間違いないのですが、私たちの生活が毎日同じようで違うように、この映画もきちんとそのあたりがしっかり描かれます。

 役所さんはアカデミー賞の主演男優賞へのノミネートの可能性をまだ残しています。キャンペーンがんばって欲しい!

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