まだ間に合う!第96回アカデミー賞ノミネート作品を観る方法 Vol.2
2024/3/10更新
第96回アカデミー賞授賞式まで、2週間を切りました。
日本ではWOWOWがしばらく独占放送していますが、WOWOWオンデマンドでの配信がはじまってから見やすくなりました。
(前はBSじゃないと見られなかった)
作品を見ていたほうがより楽しめるので是非"推し"作品を見つけてみてください。
前回と同じようにおすすめ作品に★つけてます。
公開中
君たちはどう生きるか(1部門)
アニー賞で存在感を示せず、2回めのオスカーは黄信号。
★ゴジラ-1.0(1部門)
投票期間までバズをキープして、俄然トップランナー。
★PERFECT DAYS(1部門)
受賞の可能性は限りなく低い。現在三番手。
哀れなるものたち(11部門)
日本の映画ファンに愛されてる感じがする。
カラーパープル(1部門)
是非スピルバーグ版も観てほしいです。細いウーピーが見れます。
★落下の解剖学(5部門)
フランス代表に選ばれた『ポトフ 美食家と料理人』は、フランスのアカデミー賞ことセザール賞で一部門も受賞できず、一体何だったのか…。
レンタル配信中
バービー(7部門8ノミネート)
劇場で再度公開というニュースがありましたが、もう終わったっぽい。はやっ。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2部門)
ミッション・インポッシブルシリーズでVFX部門にノミネートされたの初めてだったことに最近気づきました。
AppleTV+
★キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(10部門)
SAG受賞でリリー・グラッドストーンのバズ復活。
ナポレオン(3部門)
強気の2000円レンタルしていましたが、見放題になりました。
Netflix
マエストロ:その音楽と愛と(7部門)
ほぼバズが消滅してしまいました。
★雪山の絆(2部門)
国際映画賞二番手作品ですが『関心領域』に勝てる可能性はほぼないと見ています。
ナイアド 〜その決意は海を越える〜(2部門)
『ゴジラ-1.0』の海のVFXが話題になってますが、この作品も結構VFXが多様されてます。
彼方に(1部門)
リッチそうな生活をしていたひとがライドシェアのドライバーになるのがいまいちわからず。
★伯爵(1部門)
風刺が効いているのにエンタメ性もかなりあって、かなりオススメの作品です。
ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(1部門)
正直これは観なくて良いと思います。受賞の可能性はゼロ。
★ニモーナ(1部門)
最初に企画が持ち込まれたのはディズニーだったらしいですが、LGBT色が強すぎるとNetflixへ。
その結果ディズニーは100周年記念の『ウィッシュ』がコケて、ディズニー・スタジオ作品のノミネートを逃す結果に。
ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(1部門)
ドキュメンタリー映画賞の候補を逃しながらPGAを受賞。
でも歌曲賞での受賞はないかな…。
★ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(1部門)
ここのところ映画の長時間化が激しい中で、長編映画の監督が短編映画を撮るとどうなるのかという実験に見事成功している作品。オススメ。
虎を仕留めるために(1部門)
本日から配信予定です。
Disney+
マイ・エレメント(1部門)
『インサイド・ヘッド2』はどうなるでしょうか。
★フレーミングホット! チートス物語(1部門)
2023年一番のフィールグッドムービーかもしれない。
こういうのでいいのよ!
ザ・クリエイター/創造者(2部門)
それなりに観られる作品ではあるのですが、アジア蔑視が酷い。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(1部門)
1と2を観ずに鑑賞したら、かなりの置いてけぼり感があって戸惑いました。
それを除けば結構面白い作品かも。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(1部門)
『オッペンハイマー』を下して、まさかの国際映画音楽批評家協会賞を受賞してしまいましたけど、さすがにオスカーはないかと。
★ラスト・リペア・ショップ(1部門)
短編ドキュメンタリーの中では今のところダントツおすすめ!
普通に感動します。
Amazonプライム
★スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(1部門)
https://www.amazon.co.jp/Spider-Man-Across-Spider-Verse-Shameik-Moore/dp/B0B8K2CZN9
『君たちはどう生きるか』が公開から時間が経過してまたトップランナーに返り咲いた感があります。アニー賞圧勝。
アメリカン・フィクション
まさかの配信スルーとは…。
YouTube
ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント(1部門)
字幕はありませんが、YouTubeで観れます。
The Barber of Little Rock(1部門)
アーカンソー州の街、リトルロックで美容室と非営利銀行を営むアーロ・ワシントンのドキュメンタリー。
Island in Between(1部門)
『ラスト・リペア・ショップ』があまりにも良かったので格下げ。
その他
★実録 マリウポリの20日間(1部門)
アカデミー賞受賞してくれればNHKが再放送してくれそうですが…。
Ninety-Five Senses(1部門)
Documentary+で公開中。
Invincible(1部門)
vimeoで公開中。
『禁書のイロハ』(1部門)
Paramount+(WOWOWオンデマンド)で配信中
公開予定
世界の人々 ふたりのおばあちゃん(1部門)
Disney+で3月22日より公開。アカデミー賞後かよ〜。
★オッペンハイマー(13部門)
2024年3月29日(金)公開
★パスト ライブス/再会(2部門)
2024年4月5日(金)公開。
ありふれた教室(1部門)
5月17日(金)公開
関心領域(5部門)
2024年5月24日(金)公開。
ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(5部門)
6月21日(金)公開。
ロボット・ドリームズ(1部門)
2024年秋公開予定。
★May December(1部門)
年内公開予定。
公開未定
War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(1部門)
ジョン・レノンとオノ・ヨーコの 'Happy Xmas (War Is Over)'を元に作られたアニメーション。ショーン・レノンがプロデューサー。
Pachyderme(1部門)
夏休みに祖父母の家を訪れたルイーズと「モンスター」の物語。
The Eternal Memory(1部門)
アルツハイマーに罹った男性とそのパートナーを描いた作品。
Red, White and Blue(1部門)
苦しい生活を送るシングルマザーが予期せぬ妊娠をしたことにより、さらに難しい状況に陥っていくことを描いていく作品
Our Uniform(1部門)
イラン人の少女が、彼女の制服のシワや生地に自身の学校の思い出をしたためていく。
Letter to a Pig(1部門)
ホロコーストを題材にしたアニメーション。
★Knight of Fortune(1部門)
妻を突然亡くした夫がその死に向き合うというあらすじを聞くと暗い話かと思いましたがめちゃくちゃコメディでした。面白かった。
Io capitano(1部門)
貧困から逃れるため、ヨーロッパを目指し、旅に出るセネガルの少年の物語。
Golda(1部門)
ある授賞式でAIが作ったスピーチ原稿を読んで喝采を受けたヘレン・ミレン先生。
ヘレン・ミレン先生は駄作にも結構出演しているのだけれど、その格好良さがすり減らないのはデイムだからか。
Four Daughters(1部門)
インディペンデント・スピリット賞を受賞するも、ドキュメンタリー映画賞はやっぱり『実録 マリウポリの20日間』だと思います。あれは衝撃的過ぎる。