ニュージーランドより、ロックダウン中の状況

こちらも、コミュニティーメンバーが聞いた情報を、確認の上、シェアします。(3/30現在)

・ニュージーランドでは3月に入って、イタリア、イラン、アメリカに行った人たちから感染。海外から帰国した人は2週間以上、施設などで療養し自宅へ帰ることに。


・3月22日 一気に40人感染
 23日 全体で100人以上感染 したので首相が48時間後のロックダウンを宣言
 26日 ロックダウン開始

・会社の同僚などが異常なほどパニックになった。お米やたまねぎ30kgなど大量に買いだめしていた。高校生のアルバイトも給料のことなどで、何度もメールをしてきた。

・ロックダウンになるまでにお店によってはウーバーイーツのみにしたり、テイクアウトだけにしたりしていた。

・給料保証は23日には専用サイトが開設され、数日後すぐに支給された。

・1週間の勤務時間が20時間以上か以下で線引され、最低賃金の8割が支給される。同一賃金になる。

・ただし、会社にとって必要な人には会社から通常の給料分補填される場合もある。

・個人や中小企業はすぐに振り込まれ、大企業はあとになった。

・交通機関は無料。食料確保や医療機関に行く場合などは。Essencial Worker(医療、食料、農業など)はもちろん無料。

・どの時間のバスがどれくらい混んでいるかがわかるようになったアプリがある。他人との接触を避けるため。

・家族でなくてもシェアルームの同居人とだと外出できる。一緒に外出する人数制限はないです。(ヨーロッパはだいたい二人まで)

・散歩、自転車はOK。距離は決まっていないが、他人とは2m離す必要がある。

・時間制限がないので、外ではたくさんの人が散歩している。

・「一人暮らしの人は寂しいのでは?」
という質問には2mさえ離せば問題はないので、道端でよく話している。お隣同士が庭にそれぞれ椅子を出して茶話会をしている。

・車の運転が禁止されているのは、パンクや事故をしても対応が難しいから。そういった対応よりもコロナに人材を割きたいため。

・決まりを破っても罰金はない。ただし、警察が職質をしている。3人捕まったとニュースでみた。

・決まりを破った人を見た場合、動画や写真を送る(チクる)警察の専用サイトがあり、4000件も報告された。実は違反が多い。

・ロックダウンが決まって実際に稼働するまでに、買いだめが横行。トイレットペーパー、マスク、ティッシュ、おむつがお店によっては売り切れた。なぜか缶詰や鶏肉(豚・牛肉はある)もなくなった。ワインなどのお酒やコーヒー豆もなくなった。

・お隣オーストラリアのメルボルンでもお酒を買う人が多すぎて、1日に1ダースと制限された(笑)

・トイレットペーパーは一人2個までとか制限されたり、1個は5ドルだけど、2個目は100ドルなど工夫されているお店もある。

・スーパー内の果物コーナーなどでは、張り紙で「買わないなら、触る前によく考えて」と接触を避ける工夫がしてある。

・高級スーパーでは、使用したカートをスタッフがひとつひとつ消毒して渡してくれた。他のスーパーは消毒液が置いてあり、自分で消毒する。

・若い女性首相は公務の後、Facebookライブで国民の質問にひとつひとつ何時間も答えていた。

・国の対応が一貫して早い。

・ニュージーランドは2つの島があるが、国内線がストップしたので分断されている。

・政府のコロナ対策ページが、読む人向けにわかりやすく作られているので、それを見れば一目瞭然。

#teddybearhunt
子供が退屈しているので、いろんな人が自分の家の窓にテディーベアを置いて、それを探す遊びをみんなで演出している。子供が散歩を楽しみにするようになるように。

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警察がユーモア溢れる投稿をツイッターでする
 ・星座占いがあって、全部に星座には「あなたは今日家にいるでしょう」と書かれていた。

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New Zealand Police


@nzpolice
Wake up.
Stay home.
Save lives.
Go to bed.
Repeat.
#StayHomeNZ


・警察の今の標語
Wake up.
Stay home.
Save lives.
Go to bed.
Repeat.

・こちらも警察の投稿
『自宅でテレビの前で寝転がって何もしなくても人の命を救えるなんて、人類史上初めてのことです。どうか無駄にしないで!!』

・ニュージーランドはニュージーランドに今いる人を大切にする

・給与保証もワーキングホリデーや学生ビザでアルバイトなどをしている人にも支給される

・人のことを一番に考えている


・現金支給が一番ありがたい。お肉券ではアパートの家賃は払えないので。


・トラック運転手の不満
 サービスエリアのマクドナルドとかが開いていないから、コーヒーが飲めず、トイレに行けない。


・変なチェーンメールがまわってきた
 ・空中散布するから外出するな
 ・消毒液の訪問販売が来たり


・変な情報が入ったと思ったら一次情報を確認すると良い。政府関連だなと思ったら政府のHPをチェックする。

・職場に行く必要がないテレワークが出来る仕事は強い!

・農業も強い! 

・祖父が戦争を体験していて、ものがなくなっても農家だったので食べるものがあれば怖くなかった。


本当、そうですね。
いまこそ、何が一番大切か、これを見直しのときなのかもしれませんね。

以上です。


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