「オリィ研究所」インタビュー記事の補足

先日、記事公開させていただいた、オリィ研究所、吉藤オリィ氏のインタビュー。


記事以外で、なるほど〜と思ったフレーズを、ご紹介します。
皆さんの中で、何か感じるものがあるのでは?と思ったまでです。



・自分の立ち位置を変えることとして、新しいことに日々挑戦して失敗しています。新しいことをするのは、失敗をすること。失敗することを含め、新しいことをやり続けるのは、本当に大事だと思います。
また、体が動けると出来ることはいっぱいありますが、動けなくなると、とにかく「失敗の自由」が奪われるんですよ。「失敗の自由」と私はよく言いますが、失敗することこそトライアンドエラーの本質です。


障がいとは、自分がしたいことに対して、そこに気持ちがあるにも関わらず、自分の力ではできないところにあるハードルの事を障がいと呼ぶわけですよ。そのハードルを全て砕く必要があるかというと、砕く必要のない人もいる。でも、どうしてもその向こう側に行きたかったら砕かないと行くことができない、つまり「その人が何をしたいか」です。

・それぞれの特色によって社会は成り立ち、課題や困っていることにより、文化は熟成され、新しい文明は生まれてくる。新しい文化や新しい可能性などを見つけてくるのはユニバーサル化ではなく、障がい・困難。今寝たきりのメンバー達の気づきの視点は、「できないは価値で、ハンデじゃない」ちゃんとできないことに対して向き合うことにより、それは強み化できる。


・「人間は、何に対して希望を感じるか」昨日よりも自分が一歩前進できたかという感覚・実感なので、出来なかったことができるようになったということが毎日続いていくこと。本当にゆっくりでもいいんです。あと、人と比べないことですね。 人と比べずに自分ができることを1歩ずつ増やしていくという生き方をしていると、前向きになれます。
昨日の自分よりも一歩先に行けたらいいじゃないですか。


以上です。


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