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【1/26】出社勤務のメリットとデメリット

はじめに

自分が所属しているプロジェクトが1月より原則出社勤務となった。
4年近く続いた在宅勤務から感覚を戻すことにかなり苦労しているところ。
一方で、忘れていた出社勤務の良さも同時に実感している。
今回は出社勤務のメリットとデメリットについて実感ベースで書いてみる。

出社勤務のメリットとデメリット

出社勤務のメリット

出社勤務の最大のメリットはコミュニケーションの向上だと思う。
在宅のときはチャットツールなどで通話すればそこまで変わらないだろうと思っていたけど、やはり対面でのコミュニケーションはハードルと情報量が圧倒的に違う。

まずハードルについて。
チャットツールを介した通話の際は「今お時間よろしいでしょうか」のような一手間があったように思う。
何も言わずに通話をかけるのはやはり気が引ける。
また、相手の時間が空いているのか離席しているのか、会議中なのかが全然見えなかった。返答がないときにこちらが取れる手段がなくなってしまう。
出社することで相手が今何しているのかが分かりやすくなったことにより、同時にハードルも下がったように思う。

次に情報量について。
自分から情報を取りに行かずとも、周囲の話の内容など無意識に得られる情報が格段に多い。
例えば付近の人たちが何らかの業務について話しているのが聞こえた際、そのやりかたに疑問があればすぐに議論、修正することができる。
何か困っていそうだったらすぐにフォローをすることができる。
周囲が見える化されたことで得られる情報量が格段に増えると実感した。

そして対面でのコミュニケーションがうまくいくと、業務の効率が格段に上がる。これはここ1ヶ月周囲を観察して実感している。
在宅勤務が長かったことで、そのコミュニケーションのスピードに慣れてしまっていたように思う。
ある程度雑談も増えると思うが、そこから連帯感が向上したり、面白いことが生まれることもあるし、適度であればメリットだと思う。

一方で、対面のコミュニケーションをうまくできていないチームは出社勤務のメリットをあまり享受できていないように思う。
元々コミュニケーションの不要な業務や業種であれば問題ないと思うが、そうでない場合はまず対面のコミュニケーションをうまく取れているかを疑ってみると良いと思う。

出社勤務の罠

ただ、出社勤務には難しい側面がある。
それは、出社勤務と在宅勤務の人が混ざっている場合に、出社側と在宅側で情報量の格差がかなり生まれてしまうこと。
しかも、在宅側の人は情報量が少ないことに気づけない。
井戸端会議で決まったことなどはチャットで共有することもできるが、それに至った経緯やその時話したことを全て共有するには効率が悪すぎる。

やはり最も効率が良いのは「全員が」出社している状態。
それが難しい場合もあることは承知の上なので、どう改善するかは工夫の余地が多分にあると思う。

出社勤務のデメリット

これは何といっても時間が制限されること。

自分は出社に1時間半かかるので、往復で3時間。
そして移動にも体力を使うので、出社勤務だと仕事から帰ってきたら疲労困憊状態。
そうなると、平日に創作活動やエンタメに触れる機会が減ってしまう。
現に在宅勤務をしていたときよりも減っているような気はする。

ただこれについては工夫の余地があると思っている。
通勤時間が3時間なのであれば、その時間を有効活用すればよい。
僕の場合だと、その日の仕事や創作活動に思考を巡らせたり、ブログを書いたり、漫画や映像作品、ゲームに触れたりしている。
ぼーっとしながらただ時間が経つのを待つのは本当に非効率的で生産性がない。
在宅勤務のときにギリギリまで寝てしまうような人は、むしろプラスになるのではと思ったりする。

デメリットはなにごとも工夫で解決できるか試してみるのが大事。
(個人的には体力向上も狙いたいところだけど、なかなか難しい…)

おわりに

出社勤務のメリットとデメリットについて書いてみた。
在宅勤務のメリットやデメリットは大体これらの逆だと思ってもらえれば。

どちらの場合もデメリットは工夫である程度の改善が見込めそうだけど、個人的には出社勤務のデメリットを工夫でどうにかする方が簡単だと思っている。
これは生活の仕方の違いによるところが大きいだろうから、一概には言えないけれど。

個人的には朝がすごく苦手なので、比較的起床時間の早い出社勤務の方が正直しんどいのだけど、メリットがたくさんあるのだと久しぶりに1ヶ月出社勤務をすることで実感できた。

在宅勤務の方が色々と楽なのでそうしたくなりがちだけれど、今やるべきことにどちらが適しているのかは、一度冷静になって判断すると良いと思う。
チームの規模や特性、生活のスタイルなどで変わってくるので、答えは1つではない。

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