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ファミリーキャンプを始めて十数年。好きが仕事になった日

これは、私の思いをただ一方的に書き殴っただけの記事です。よって写真もなく、文末は言い切り型のぶっきらぼうになっています。悪しからずご了承ください。

私のキャンプ歴は自分が小学生の頃にさかのぼる。いま、大体のファミリーキャンパーがきっとそうだと思うけど、昔、1990年代の第2キャンプバブル期に自分の両親に連れて行ってもらったキャンプがいわゆるキャンプデビュー。でも私が中学生になると、下の弟妹がいてもあまりキャンプに行くことは無くなった。

北海道半周するような夏休みキャンプをした記憶や、女満別湖畔でシジミとりをしたキャンプなどなど。
移動中は、親が運転するランクル80のラゲッジルームに寝そべって、横の窓から外を眺めたり、天井をぼーっと眺めたりした記憶が微かに頭の奥で再生される。
当時はコールマンのドームテントに、コールマンのタープ。コールマンのツーバーナー、コールマンのランタンと全部コールマンだった。父がコールマン大好きだったし、凝り性な気質も相まって、設営からキャンプ料理までなんでもこなす人だった。
片道移動距離400km以上の長距離運転もなんのその。きっと私はそんな父のDNAが濃いのだろう。顔も父に似ていると言われることもしばしば。あんな怖い顔、嫌である。運転の話に戻そう。今現在、ほぼ毎週のキャンプは、どんなに遠くても私が運転しているし、そもそも運転が嫌いじゃない。

と、まあ、自分の子供時代から30年近く経ち、今では私が子どもとキャンプに行っている。

でだ。社会人経験を経て主婦となり、社会からポツンと取り残された気分になった私は、ファミリーキャンプの情報発信を始めた。当時はキャンプブログも数あれど、ストイックなまでに活動している人はあまりいなかったし、キャンプ場の情報も極端に少なかった(2012年〜2016年あたり)。
キャンプ場を、日本のキャンプを盛り上げたい。キャンプに携わる人たちを微力ながら応援したい。日本でキャンプやアウトドアに関するものづくりを真摯にしている人たちを応援したいという気持ちで運営し続け、今に至る。
お金や承認欲求が主目的で発信しているわけではない。それはあくまでも副産物。後からようやくついてきた結果だと思っている。

キラキラした投稿をしてフォロワーがどんどん増えていく人を羨ましく眺めているが、お金や承認欲求が主目的ではない私は、ただひたすらに自分の信念をまげたことはしないと心に誓っている。(夫には負け犬の遠吠えと言われているが、「そんなもの言わせておけ」だ。私は私。旬を過ぎたら終わる人にはなりたくない。)
日本のキャンプに関わる全ての人、コト、ものを応援したい。ただそれだけ。
ちょこちょことありがたいことにPRなどの話をいただく。上から目線で大変恐縮ではあるが、共感・尊敬する企業様とは積極的にお仕事をさせていただいている。

そんなこんなをしていたら、気がつくとアウトドアライターにもなり、編集なども経験し、いつの間にか「キャンプを通して地域を活性化していこう」というお話に参加させていただく機会も増えた。
本気でやっていたら、好きが仕事になった。

私の成長速度はとても遅い。だけど、ただひたすら信念を曲げずに行動してきて良かったと、いま心から思っている。
そしてこれからもその想いは変わらない。
だから、ぼっちなのかもしれない。笑
ぼっちについての話はまた別の機会にたっぷりしようと思う。

ところで、新しいことに挑戦していくきっかけの一つが舞い込んできた。これはどう考えても私一人の力ではどうにもなりそうにない。
キャンプでお世話になった方たちに、色々と教えてもらおうと思うし、その方たちにお願いしたいことが色々と出てきそうだ。
どうかその時はお力を貸していただけたらと切に願う。

好きが仕事になったら、やったことがない事にもどんどんチャレンジしていくことが増えた。初めての経験はどんなことでも怖い。ワクワクもする。
恐る恐る、でも着実に。歩みを止めず、どんどん突き進んでいきたい。

キャンプを通して なにか世の中、社会を良くしたいと思っている人、応援しています。キャンプでお金儲けをしたい。キャンプはお金儲けのツールでしかないという人は、そういう人を探してください。いっぱいいますよ。


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