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社畜デザイナー時代のとある一日のスケジュール

みなさんこんにちは!Webデザイナーをやっているずぼらなオッターです。

今回は受託系の会社にいた頃、いわゆる社畜デザイナー時代のとある1日のスケジュールをご紹介しようと思います。

8:30 起床

眠い。とにかく毎日眠い寝起き。いつも睡眠が足りない感があります。

目を覚ますためにシャワーを浴びて無理やり脳を目覚めさせます。

10:00前に出社

10分前くらいに出社。同僚や上司の挨拶はボソボソと「おはようございます」と暗い感じ。

ブラック系の会社ってなぜか共通して、挨拶がみんな手抜きなんですよね…「あざーす…」みたいな。

10:00〜10:30 朝礼

なぜかこういうブラック系の会社には朝礼があるのが定説。

しかも、当番制で最近あった良かったことなどのエピソードトークを3分間スピーチという名目でやらないといけない。

社員みんな毎日終電まで仕事してるのに、良かったことなんてあるわけない…

10:30〜11:00 クライアントにメール・電話

地獄の朝礼が終わると、クライアントからの大量のメール処理。

電話対応なども済ましているとあっという間に11時。デザインしないと納期に間に合わないものがたくさんあるのになかなかできない。

11:00〜13:30 デザイン

やっとデザインができる。

ほとんどが昨日提出したデザインの修正や変更作業です。デザインをしている間にも電話がかかってくると都度対応してデザインを進めます。

13:30〜クライアント先に打ち合わせのため移動

営業が居ない会社だったのでクライアントとの折衝もデザイナーがやっていました。

会社に置いてあるスーツに着替えてクライアント先へ

今考えればわざわざスーツじゃなくてもカジュアルな格好であれば全然問題なかったなあと思います。

服装や身なりにうるさい。これもブラック企業あるあるですね。

14:00〜15:00 クライアントと打ち合わせ

クライアントとの打ち合わせ時間は比較的ノンストレス。

唯一外部の人と話せる時間は、意外と楽しい時間でした。

中にはありがたいことに、「弊社で働きませんか?」と誘っていただけるクライアントも居ました。

15:00〜15:30 帰社

30分程度で帰社。この移動時間が唯一の休憩時間でした。

毎日納期に追われていたので基本的にお昼休みを1時間きっちり取ったこともなかったです。

いつも移動時間にコンビニで買った菓子パンとかをかじるだけでしたね。

15:30〜16:30 校正チェック依頼・クライアントとやりとり

会社に戻って休む暇もなく同僚や後輩のデザインのチェックや電話やメールでクライアントとやり取りをします。

16:30〜19:00 デザイン

ようやく自分のデザイン作業に取り掛かります。

今日までにポスター2種仕上げないといけないというタスクがまだ残ったままです。

今では考えられないスピードと集中力でなんとかできていました。

19:00〜 クライアントに校正をメール

なんとか鬼の集中力で仕上げたデザインをクライアントに送付。

もちろん担当しているクライアントは1つじゃないので多い日は6社くらいに一気に校正を送っていました。

20:00〜 クライアントから電話

もう帰りたいな〜と思っている頃にクライアントから電話があって、修正依頼があります。

ブラック系の会社のクライアントはブラック率も高し。これも僕の経験上ですが、ブラック系の会社には必ずブラック系の会社がついて回ります。

20:30〜22:00 デザイン修正

結局デザイン修正作業をしていると22時頃になっています。

お昼からずっとお腹は空いてるので合間に買っておいたお菓子をつまみながらイラレやフォトショップ

22:00〜 クライアントに修正デザインをメール

帰りたい気持ちを一心に、クライアントへ最後の修正デザインをメールで送付。

日によってはこの直後にすぐ電話がかかってくることも少なくありません。

22:30頃 会社を出て帰路

疲労と空腹で限界を迎えたので同僚はまだ仕事をしている中、強引に退社。

帰り道にコンビニで晩ごはんを買って家に帰宅。

23:30 クライアントからメールが届く

家についてゆっくりしようとしてると、クライアントからメールが届いてるのも見てしまったりします。

こうなったらやるっきゃない感がでてきます。

24:00〜 少しだけデザイン修正してクライアントへメール

気付いたらMacを開いてデザイン修正をしてしまっていました。

デザイン修正案をクライアントへメールします。

24:00過ぎにごはん・シャワー・ゴロゴロ

さっきデザイン作業しながら軽くご飯を食べて、ゆっくりできないまま日をまたいでいる日が多いです。

SNSをチェックしたり、ニュースサイトを見ているとあっという間に夜も更けて気付いたら寝落ち。

これが社畜デザイナーの頃のとある1日です。もうあの頃には戻れません。

デザイナーという職業がすべてブラックではない

勘違いされがちなのが、「デザイナーだったら残業やブラックが当たり前」ということです。

実際、僕も社畜だった頃はそう思ってましたが実際には違います。

デザイナーという職業でもホワイトな会社もありますし、定時で帰れる会社もあります。

もし、今苦しい想いをしている社畜デザイナーの人が居ればまずは転職活動をしつつ働いてみるのはどうでしょう。

ほかの会社を知ることも大切ですよ。

ブログでは元社畜の経験を生かした体験談や、社畜からぬくぬくデザイナーになった話も投稿しています。

よかったら見てください!


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