見出し画像

島での買い出しとお昼ご飯

今日は2週間に一回の本土?本州?への買い出しの日でした。
我が家ではフェリーの往復運賃や、風が強くて船が出せない日を想定して2週間分の食材をまとめ買いします。

隣の島にも小さなスーパーはありますが値段が高い。調味料系は全て定価。
それならばフェリーに乗ってでも本土の安いスーパーでまとめ買いをするほうが経済的です。そしてたまのお出かけが気分転換になったりもします。

買い出しに行くとなると、隣の島まで自分の船を運転し、さらにそこからバスに乗りフェリーに乗る、という乗り継ぎの連続です。

隣の島は観光で栄えているのでフェリーの中はたくさんの観光客で賑わっていました。
大学生の春休み、子連れの海外の方、和やかなおばあちゃんたちの友達連れ。

みんなにこにこきらきらしていて楽しそうで、住人とは違うときめきを持っています。
働いている時はこう思える余裕はなくて人混みを見ると少し憂鬱になったりもしました。
自分の心の余裕があるかないかで世界の見え方は変わります。

本土に着いたら、帰りのフェリーの時間は決まっているのでなるべくてきぱきと動きます。

シンプルな買い出しの日なら、ホームセンターに行って日用品やDIYの道具集めをし、業務スーパーに行ってカゴ一杯に買い込むくらい。
時間に余裕があればショッピングセンターに行って雑貨を見たり図書館に行ったりします。

買い出しの日のマストアイテムが超ビッグサイズの保冷機能付きトートバッグ。そして折りたたみができるガラガラ(台車)。
2週間分の食材はゆうに10キロは超えるのでガラガラ必須です。
ガラガラを忘れた日は地獄。苦行かと思われるほどの荷物を抱え亀の歩みで家に帰ることになります。

買い物に行く時は島のおばあちゃんのお使いをすることもあります。
今日はおばあちゃんのご要望の焼き鳥とイカリングを買いました。居酒屋?なチョイス。

焼き鳥は20本入りくらいの大容量パックを買い、島に帰っておばあちゃんとシェアしました。海辺で買い物終わりに焼き鳥とビールでご褒美です。朝ごはんの残りのおにぎりも食べました。

都会に暮らしていた頃はちょっと歩けばコンビニ、自転車に乗ればイオン。買いだめなんかしない。なんて便利な暮らし。

お風呂上がりにアイスが食べたくなっても、調味料の買い忘れがあっても、自分が買ってなければ食べられない。ちょっとコンビニ行ってくるねができない。
それでも家の中で完結できる1日が好き。
みちみちに満たされた冷蔵庫も好き。
不便さの中に楽しみを見出していけたらいいなと日々感じています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?