フランス　カマンベールチーズの木容器がEUで問題視されています

アメリカ・ニュースサイトdnyuz11/15
カマンベール・チーズの原産地は、フランスのノルマンディー地方にあるカマンベール村で、AOC（原産地呼称保護）制度の対象のフランスの特産品です

カマンベールチーズは木容器に入っているのですが、この木製容器がEUのリサイクル規制案・環境に優しい包装規則に違反するので、リサイクル可能なプラスチックやその他の素材に置き換えられるかもしれません
フランスの関係者は「フランス製の木箱は、低炭素で軽く、生分解性があり、サウジアラビアの石油から中国で加工されたプラスチックよりも地球に優しい」

「プラスチック容器では、チーズが汗をかく」と語った。「それはチーズを加熱するからでしょう。長期的には製品の性質が変わるでしょう」
フランスの反対を受けたEUは、「木箱が反対なのではない。リサイクルできないことが違反なのです」と発表しました
しかし、カマンベール生産者らは、そのようなリサイクルできる木製容器への変更は価格が高くなりすぎるため、箱入りは事実上禁止されるだろうと主張しています。

EUのリサイクル規制案はフランスのモンドールチーズや、フランスの青空市場で牡蠣やベリーを入れて販売する木製の籠にも当てはまります。