アメリカ　安価な違法銃改造装置は銃犯罪を増加させています

アメリカ公共放送ABCニュース6/12
アメリカの専門家は銃による暴力の「次のレベル」に備え始めています
インターネットで入手できる安価なアクセサリー・「グロック・スイッチGlock switche」と呼ばれる小さな違法装置を使ってマシンガンに改造した銃で武装したティーンエイジャーの犯罪が全国的に増加しています

2023年4月15日にアラバマ州郊外で発生した銃乱射事件では、ダンススタジオでパーティー参加者32人が負傷したが、この事件に関係した拳銃7丁のうち1丁には、半自動式のグロック銃を全自動式の銃に変える「グロック・スイッチ」と呼ばれる小さな違法装置が取り付けられていた。
今アメリカでは、14歳か15歳の子供たちが拳銃を持っていますグロック・スイッチGlock switche「アメリカ史上、そして世界史上最悪の発明と言われています

ATF連邦アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局の2023年の報告書によると、2017年から2021年の間に犯罪現場で機関銃変換装置付きの銃5,454丁がATFに押収され、5年間で570％増加した。
報告書によると、2012年から2016年の間にATFはグロック・スイッチGlock switcheのような装置を備えた銃814丁を押収しています。
シカゴ警察では、2021年初頭から2023年12月31日までの間に、自動小銃に改造されたグロック銃1000丁以上を回収したと報告しています
「公共の安全と公衆衛生の観点から、残念ながらこの問題は国内で最も経済的に弱い有色人種のコミュニティに不釣り合いに集中している」
改造された武器は、操作時の反動が激しいため、訓練を受けていない大人や十代の若者にはほとんど制御不能といわれています。
「アメリカではグロック・スイッチGlock switcheを禁止する試みが何度も行われてきたが、結局は共和党によっていつも政治的議論で終わっている」「彼らが何もしない間、私たちはアメリカのあらゆる人種や肌の色の子供たちを葬り続けている」と犠牲者の家族たちは規制の必要性を訴えています
「最も暴力的な傾向のある人物が銃を所持し、お互いに知り合いであることは、時として災難を招く原因となる」「銃を事件をおこす可能性がある人々の手に銃が多すぎる」