ディズニーの神対応💕自閉症の息子と初めてのTokyo Disney Sea 東京ディズニーシーへ 2024.03
春休み。信州の学校は県外の多くの学校より春休みが1週間早い。この平日をねらい目に、と考えていたが甘かった💦今は卒業＝TDR（東京ディズニーリゾート）Or USJというのが定番になっているのか、ものすごい人・人・人。しかも東京ディズニーシーなので、余計に学生・若者だらけ。（TDLは完売で取れなかった）。去年のTDLはここまで混んで無かったのに？と思ったが、まだ去年はコロナが5類に落ちる前だった、というのもあったのかも。
夫の仕事や長男部活の予定もあって、日帰りの強行スケジュール。朝5時30出発、府中辺りで渋滞に巻き込まれ10時15分入園と、1時間以上遅くなった。
今は全てオンラインチケットのみ
今はチケットは、完全なオンライン予約のみ。昔のように当日券も無ければ、紙のチケットもない。当然地図も紙は無く、全てアプリの中で園内MAPや、何分待ちというのがリアルタイムで更新される。以下に紹介するDASのサービスも、スマホのチケットのQRコードで管理されるので、スマホとアプリをインストールしていなければ、何もできない世界。
実際、今回も、夫と別行動をしたときに、夫のスマホにアプリを入れていなかったので、夫がスナックの場所や地図が分からず、待ち合わせに少々困った。 これは、、スマホを使えないシニアだけでは来れないわけだ😱
DAS（Disability Access Service）を使って
今年も、去年のTDLで把握した、支援を必要とする方へのサービス、DAS（DisabilityAccessService）を有効に使う。（DASについては去年のこの記事をご参照←クリック）
まず、入園直後、長男お目当ての一番人気の ★ソアリン・ファンタスティック・フライト をDASで予約。この時点でなんと200分待ち😱！
みんな3時間以上並ぶの？？ 10：30amDAS予約で、3時間後の13：30の案内。
この記事に書いたように、DASは重複予約は出来ないが、その間、普通に並べば他の乗り物には乗れる。さて、その3時間の間、何に乗る？
自閉症重度の次男の場合、本人の乗りたいモチベーションがあるもので、30分の列待ちくらいがギリ可能💦 ただ、最初のこのDASの初期登録＆説明に30分近くかかったので、もうすぐにでも、何かに乗りたい彼。
アプリで見ると、エレクトリックレイルウェイ(汽車)が15分待ちで一番短い。まずはこれに並んで乗車して。
突然のプチパニック発生（1回目の危機）
お腹が空いてきたが、スナックワゴンも行列。ここで夫に並んで買ってきてもらう事にして、私と子供達と別行動で、30分待ちがいくつかあった、マーメイドラグーンエリアへ。
中はリトルマーメイドの、Under the seaの世界。かわいらしい乗り物がいくつかある。
まずは★ジャンピン・ジェリーフィッシュが30分待ち。これに乗る？と訊いたらうなずいていた。はやる気持ちで、列の人のぐいぐい前にのめり込もうとすすむ次男のリュックを、なんとか引っ張り戻しながら列を進んだ。
ようやく30分後、いざ乗車の番になり、乗ろうとしたら・・、、、
はっと何かに気づいたのか乗車拒否！！😱😱
乗り物のシートベルトを絶対しない。え？乗るために30分待ったのに？？
係の人がさっと優しく寄ってきてくれて、「ベルトできる？」と声をかけてくれるも、しない。その間、焦らなくていいよ、と言ってくれる。やっぱりディズニーだ💕
でも、なんで乗らないの？？なんじゃ？？
と思ったら、隣にある乗り物を指さす(え？？と固まり青ざめる母)🥶
もしかして、勘違い！？ でも30分待っていた間も、これに乗るよってクラゲの乗り物を指さしたら、うなずいていたのに（😭涙）。
そしてその隣の別の乗り物（★ブローフィッシュ・バルーンレース）に、裏ゲートから入ろうとする（DASを使って裏から何度か入っていってたから！？）必死に止める母。違う乗り物だとメモで説明、でも、、「もう一度30分並び直すのは、絶対無理！！😤😡」
「とにかく、外にでよう、ポッブローフィッシュ・バルーンレースプコーンがある」等々いろいろ紙に書いて説得するも、全く寄せ付けず、プチパニック。頭を床に打ちはじめる。長男にポップコーンを買いに行っていたパパを呼んでもらう。パパ到着するも、収まらず、そのバルーンレースを指さす..💧
もうこれは乗らないと収まらないな、と思いダメ元でバルーンのキャストさんに事情を話した。（多分無理だろうなと思いながら）
そうすると、「30分隣にお並び頂いたようなので、いいですよ、こちらからどうぞ」と、蛍にも満面の笑顔で（涙） なんという神対応！！ もしかしてパニックも状況も把握していたのかな。さすがディズニーだ。
しかも、「本当に助かります、ありがとうございます。」と私と蛍だけ裏から乗ろうとしたら、「お兄ちゃんもお父さんもどうぞ。4人乗りですから。」とキャストさんが（滝のうれし😭😭）
なんて素晴らしいんだ。状況を的確に把握して、柔軟な対応。
そう、これがディズニーだ。マニュアルがしっかりあった上で、でもそれを基本として、でも現場に応じたこの柔軟な対応、去年も感じた。
自閉症の勉強も社員教育でされていると思うほど、いや、多分そう。（もちろんそのほかのDisabilityの教育も）
本人を、家族を焦らせない、ゆっくり時間を取ってくれる。
周りを待たせているとか運行がどう、とかはあるけど、それを見せない。本当に誰にとっても夢の国。
笑顔で家族4人で次男希望の★ブローフィッシュバルーンレースに乗れました💕。
今回乗れたのは、★印。（８つ）
＜午前＞
★エレクトリックレイルウェイ(汽車)：15分待ちで乗車
★ジャンピン・ジェリーフィッシュ3→乗る寸前で乗車拒否
★ブローフィッシュ・バルーンレース
＜午後＞
★ソアリン・ファンタスティック・フライト
スナック（ポテト）で休憩
★ニモ&フレンズ シーライダース(DAS利用)
★アクアトピア(DAS利用)
もう次男は限界に近づいていたが、ニモは行きたいと言ったので、予約。
好みの海の中にいるニモになった体験のできるアクティビティで、笑っていた。満足そうだった。
17時。風も強く寒くなってきた。
最後に１つだけDASを使って大物を予約しようと、インディジョーンズと海底2万マイルを迷う。インディが140分待ち(!)だったので、海底のほうでDASで予約（60分待ち）
★トランジットスチーマーライン(蒸気船)にのる。（5分待ち）
少し寒いので、中のレストランで。ただもうスマホやタブレットのバッテリーが無くなってきて、蛍も体調も良くなさそうで、限界を超えていた。。
★海底2万マイル
ショッピングを長男と私だけで簡単にすませて車へ。
19時に退園。
ノンストップで22時30分に 帰宅。
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