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「 収容所の声 」 不登校問題のポイント①

「 多様であってはならない 」という危機感

少子化が深刻化し
少年少女・児童の数が減る。

ベビーブームの時代に
都市では
1学年が10クラスあり
1クラスに40人超えでした。

現代は
4クラス程でしょうか?

そうすると学校自体が
狭い世界となり
少しでもはみ出ると
目立ちます。

自分のクラスに友達がいなくても
他のクラスや部活で友達が出来る。

というのが
成立しずらくなります。

同じクラスメートと
部活する確率が上がります。

教室数が少ないのは
小さな村社会の弊害を
生み出しやすいでしょう。

村八分を行いやすい状況です。

閉鎖的な社会では
同じネタが何度も反芻されます。
少しでも奇異だと
攻撃の対象になります。

更にはネットが
追い打ちを掛けます。


携帯の登場から
何度も青少年への悪影響が
訴えられましたが
当然に改善することなく
小学生にまで浸透しました。

今のアニメに登場する10代像は
携帯・スマホ・パソコンで
つながった描写が良く出てきます。

そこに表現されたつながりは
「 スマホ依存・友達依存・恋人依存 」
を生み出している表れです。

良い親・普通の親・毒の親
と家庭が様々でしたら

ネットにも毒の親としての
影響があります。

10代は友達を欲します。
子供は親を欲します。

そこで相手を飲み込み支配する
力関係が当然に生まれます。

学校・友達という圧力が
一人で部屋に居る時でさえ
のし掛かってきます。

本来、コミュニケーションは
過度に行えば、摩擦を生みます。

適温を超えた熱さは
人によって
人間不信を引き起こします。

逃げ道があれば
また戻ってくることが
出来ますが

それが無い
過剰なコミュニケーション環境
まだ脳が成長期だと
対応出来ず
「 適応障害 」
となります。

文明は
情報でつながる社会を
創りすぎてしまったのです。

ネットで少し検索をして
10代の発言を見れば
すぐ解ってくるものがあります。

リアルなつながりを嫌悪し
埋まらない心の穴に
大量のバーチャルを注ぎ込もうと
必死になっています。


10代は自分を生き残らせようと
「 多様性 」を主張します。

本当は多様でなくて
構わないのです。

人間が許容できる範囲で
ほどほどに人とつながっていれば
楽しかったのです。

しかし今
10代の「 多様性 」とは

学校という非多様性
友達やSNSでの同調圧力に対する・・・

悲鳴の言葉なのです。

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