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『このアカウントをフォローすると24時間以内にロックされます』という言論統制を考える

私のX(旧Twitter)のタイムラインに、

著作権侵害の疑いによりこのままだとあなたのアカウントは24時間以内にロックされます、こちらで詳細を入力してね。

という内容のメッセージが届きアカウントが乗っ取られそうになったとの情報が流れてきた。

Xの場合アカウント凍結は突然訪れるのが普通でありわざわざこのように予告するあたりここ最近の特殊詐欺にありがちな内容なので、私もまだ気を付けられるのもそうだし警察などでも注意喚起の効く範囲なのでまだ理解できる。

本当に怖いのはこれをテコに政府側か誰かが言論統制に出たらどうなるのかということ。
最近になり、新型コロナワクチンによる健康被害者やマスク社会に反対する人たちのポストに共感するようになったのだが、これが増してくると言論統制の手段として、

このアカウントをフォローし続けると24時間以内にブロックします。回避するためにはこのアカウントのフォローを外しミュートまたはブロックしてください。

なんて特殊詐欺にもないようなレベルの警告が流れ、立て続けにXのアカウントが粛清されてしまうのではないかと思うようになった。

私の場合はそういうポストを目撃したら何の検索エンジンでもいいから、
『超能力 殺人』
というワードを検索してYahoo!の知恵袋にある『超能力による殺人』に関するQ&Aを見て落ち着くようにしている。『現行の法律では超能力者のような不能犯による犯罪は立証も基礎も不可能』という内容の回答を見てひとりホッとしている。

前に、あのコロナ禍で獅子奮迅していたらしい日本ファクトチェックセンターですら不能犯による犯罪の真贋にダンマリしていることを書いたが、

さて、不能犯による犯罪に関して現行の法整備では裁けない事実に『間違い』とか『不正確』という情報が打てるのかどうか、もしそのような現行の法解釈がポストされた際にコミュニティノートまで書けるかどうか、不能犯による犯罪に関して論争を起こせるか、ファクトチェック側のレベルが問われる一大事になりそうな事項に情報統制ができるのかどうか、首を洗って待っておけとでも言っておきたい.…

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