見出し画像

新紙幣と年金支給日

7月3日に新紙幣が発行。それが国民に本格的に渡り始めるのが民間の7月の給料日のタイミングだと思う。その流れでいけば・・・

8月15日は新紙幣発行後初の年金支給日

なのである。

障害年金を受給している弟が引き出しに行った銀行で新紙幣を入手したらしく、他の爺さん婆さんはどうだったのか聞いてみたところ、かなりの人数が新紙幣にありついたらしく、自分の番の前後の人も出てきた紙幣は新一万円札と新千円札だったらしい。ちなみにその支店の近所の別の銀行の店舗に朝用事で行ってATMからおろしたものの旧札のままの状態であった。
何か今回の新紙幣においては『銀行間格差』『支店格差』みたいなものを感じる。ここまで感じてしまうと自分の給与受取口座を弟が年金を受け取る銀行に変えてしまいたくなるのだが…そうなってしまうと職場への手続きが面倒になり完全に詰んでしまう。

新紙幣発行の折にこのnoteにこんな記事を書いたのだが…

今回の銀行間格差を見て、
『なぜ新紙幣発行の際に一定時期以前の旧紙幣の使用停止ができなかったのか?』
とか、
『次の新紙幣発行の際は新紙幣かデジタル円かの二択を全国民に迫るべきだ!』
と改めて思うようになっていた。
貨幣の流通に関しては『諸外国の当たり前』である旧紙幣の見切りが何もできていないという国際的な貨幣信用低下の予感を感じさせるものになったと私は思う。

私自身経済知識は薄いのだが、『円の紙くず化』という意味では伝説のトレーダーで参議院議員の藤巻健史氏の言説を信じている。私は藤巻氏とは違う視点での『円の紙くず化』が旧紙幣がいつまでも使用な限りそのリスクにさらされると思っている。藤巻氏こそ『通貨信用による日本経済の破綻』を説として掲げているが、私であれば旧紙幣の見切りを行わない限り円の紙くず化は別の視点で起きると思っている。正直『自国の通貨貨幣に関する危機管理が欠如した』と日銀の政策決定会合で現状維持が議決されるたび思うのだ。もし、AIの反乱とかで円が価値なしになった際にはどうするのか?それとも旧紙幣を見切られない法の壁でもあるのか?いま問いたいところだ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?