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第105回選手権大会出場校紹介

岩手県代表

花巻東 4年ぶり11回目

《戦歴》
11-1盛岡市立
5-2水沢商
8-1盛岡誠桜
10-4盛岡一
10-0盛岡三

投手陣の弱さが心配されたが終わってみれば秋、春、夏と県内では花巻東が三度優勝と無双状態だった。いつもの対抗馬、盛岡大付が低迷してるのが原因でしょうね。
高校野球史上最多本塁打記録保持者140発の佐々木麟太郎が最後の夏に帰ってくる。2年春選抜出場時は期待されながらも市和歌山のエース小園(現DeNA)の前に打撃をさせてもらえず敗退と悔しい思いをした甲子園。
清宮幸太郎以来の超大物スラッガーに注目。

茨城県代表

土浦日大 5年ぶり5回目

《戦歴》
8-1水海道一
18-0勝田
7-0境
4-1東洋大牛久
6-2常磐大
5-3霞ヶ浦

常総学院が低迷し戦国時代に突入している茨城県、決勝戦は霞ヶ浦最速150km右腕木村の前に3-0で抑え込まれていたが、9回表に反撃、四死球なしで7安打を浴びせ一挙5得点で逆転勝ち。ユニフォームはダサいけど強かったですね。

神奈川県代表

慶應義塾 5年ぶり19回目春夏連続

《戦歴》
12-2白山
7-0津久井浜
10-0相模原
8-1市ヶ尾
7-2横浜創学館
12-1東海大相模
6-5横浜

2点ビハインドの9回表、2塁塁審の誤審を慶應は最高の形で活かして、春夏連続19回目の出場を決めた。
横浜エース杉山とショート緒方は一年からレギュラー、2年連続で甲子園の土を踏んでいたが、最後の夏はまさかの誤審に足元を掬われてしまった。
でも、慶應は東海大相模、横浜を倒しての優勝で文句無しでしょう。
ここぞの場面で本塁打が打てる、強いスイングが出来る打線に仕上がった慶應、長髪なのが気に入らないが、enjoy baseball甲子園でも期待できそうです。

島根県代表

立正大淞南 11年ぶり3回目

《戦歴》
15-0江津・浜田水産
7-3石見智翠館
6-3開星
14-4松江西
3-0益田東

石見智翠館、開星と強豪を倒して勢いに乗った。毎年上位に顔を出してるから11年ぶりとは思いませんでした。

山口県代表

宇部鴻城 4年ぶり3回目

《戦歴》
12-0宇部
11-1萩商工
5-4岩国
2-1高川学園
7-0南陽工

昨秋、今春と県決勝戦で高川学園に一点差で敗れ準優勝と、悔しい思いをしていたナインは準決勝で3度目の対戦、大一番で王者を一点差で倒した。昨夏山口県代表下関国際は大阪桐蔭を破るなど準優勝と大躍進しただけに山口県代表は侮れない。

香川県代表

英明 12年ぶり3回目春夏連続

《戦歴》
12-1丸亀
4-3坂出商
6-2大手前高松
4-3四国学院大香川西
13-5志度

ライバル校の高松商が早々に敗退し、楽々ムードかと思いきや、3回戦坂出商戦、準決勝香川西戦は共にタイブレークの末、辛勝と苦戦を強いられた県予選。春選抜で智辯和歌山を手玉に取った緩急右腕下村、本格派左腕寿賀は健在、四国勢唯一の春夏連続出場だけに期待は高まる。

大分県代表

明豊 3年連続9回目

《戦歴》
12-2大分豊府
15-1佐伯豊南
6-2鶴崎工
2-1大分舞鶴
3-0大分商

大分県史上初の3連覇はやはり明豊。
母校智辯和歌山は初戦で思わぬ敗戦を食らったが、若き名将川崎監督は夏にキッチリ仕上げて勝ち上がって来る。エース中山、森山を軸に全試合2点以内の失点と安定、打線は例年ほどの長打力がないだけに粘り強く戦う。

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