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第96回選抜大会《2日目の展望》

第一試合 豊川vs阿南光

三冠王ニキータvs鉄腕吉岡暖!

豊川はチーム打率2位、総得点数1位、総本塁打数1位、総盗塁数1位、チーム防御率32位、総失策数32位と極端な攻撃型チーム。 
注目は秋公式戦打率.571、本塁打6、打点32で出場校中、三冠王モイセエフ・ニキータ。

阿南光は公式戦8試合中7試合完投の吉岡暖が最速146kmで高い奪三振率を誇る大エース。
打線は平均得点7.4点と高い攻撃力なだけに撃ち合いも想定される。

選抜2回目の両校、前回3勝の豊川と1勝の阿南光(校名新野時代)。昨夏選手権1回戦では愛知県(愛工大名電)vs徳島県(徳島商)で徳島商の森煌誠が2-1で投げ勝った。

吉岡暖の快投に期待し阿南光の勝利予想。

第二試合 敦賀気比vs明豊

4年連続vs2季連続対決!

敦賀気比は選抜4年連続出場ながらも23年は大阪桐蔭、22年は広陵、21年は常総学院との対戦で全て初戦敗退。そして今年は明豊…
打線は9試合本塁打無しといつもより迫力に欠ける気がするが、好左腕エース竹下が踏ん張りロースコアで粘りたい。

明豊は夏春連続、準優勝した2021年以来の選抜出場。投手陣は継投で凌ぎながら打線の援護を待つ。一年生の夏から甲子園で1番を任されたセンス抜群の高木が昨秋は2番に座る打線に伝統の堅守。

両校投打に均衡し、5点勝負か?
明豊の勝利予想。

第三試合 学法石川vs健大高崎

老将佐々木監督の復帰戦は強打の健大高崎!

元仙台育英監督で甲子園通算29勝を挙げた佐々木監督が学法石川で甲子園へ初復帰。
聖光学院が牛耳る福島県、強豪ぞろいの東北地区で出場権を勝ち取った。ベテラン監督が強豪にどんな采配を振るうのか?

健大高崎は一年生投手の左腕佐藤と右腕石垣が共に140km超えの好投手。佐藤は元U15代表、石垣は直近の練習試合で150kmを記録、2人とも甲子園で全国へ名を売りたい。
打線もチーム打率.397で1位、中軸に高山・箱山・森山の山トリオが強力。伝統の機動破壊も健在で得点力はトップクラス。
ドラフト候補の強肩捕手箱山と大型ショート田中も居てタレント揃い。

投打に優る健大高崎の勝利予想。

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