すし屋でお酒飲みたい、という33才らしい背伸び感
お寿司屋さん。欲を言えば「すし居酒屋」みたいな。もっと欲を言えば、「や台ずし」じゃないところ。僕はそんなお店を知っている中年になりたいばかりの4回戦ボーイなのですが、それでも33才になってしまった。
馬齢を重ね、「すし旬」と「マグロー」があるからいいやと鈍感になり、しかし今池遠いよな…。と思ってガリガリ検索して見つけたお店に今日、やっと行ってこれて最高だった。
「値段が書いてない」っていうのは予習してたんだけど、「わりと気さく」そうだなとにらみをつけていて、1軒目をバーでお酒だけ飲んでエンジンかけて飛び込んでみたのですが、良かった〜。思い出しても目尻が下がる〜。今思い出しながらえびす顔で涎たらしてるもん。
最高だった。うざくと子持ち昆布とイカの塩辛で一杯半お酒飲んで、お寿司は芽ネギと大好きなうずら軍艦。半分残ったお酒をキュッと飲み干して、エーテルで満たされた完全なる身体が完成した。完璧だった…。
きれいに磨かれた清潔なカウンターに直に置いてもらうお寿司とか、この人、生まれたときから寿司職人だったんかなという風貌、声、ねじり鉢巻の大将とか、とにかく。もう。
「寿司屋で飲むぞ」という、そういうカッコつけ欲まで満遍なく満たされて最高だった…。
なんかおれも、自信持って三十路をフラついて行こう、と思えました…。「こんなお店」を知ってる33才になれてほんとうに嬉しい。また絶対に行こ〜。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?