氣をつかむ「氣の手を造る」図解入り・象気功
手や指には脳につながる神経細胞が格段に多く、指先を動かすと脳の血流量が増加し、脳の働きを活性化する。
このため、手は「第二の脳」あるいは「突き出た脳」とも呼ばれるわけである。
ご存じの通り、右手は言語表現や計算能力など具体的・論理的思考を司る左脳と、左手は直感や創造性など芸術性に関わる右脳と関係があるとされているのである。
また、右手に触覚刺激を加えた時の脳活動をMRIで計測すると、左脳の第一次体性感覚野・手領域が強く活動するなど、左右の手と脳は深く関係している。
また、京都大学によると、手と足の感覚は脳の中でつながっており、脳内のある一か所の不具合が、一見関連のない別の場所の機能異常につながることを明らかにした研究成果があるということである。
このように手と脳は密接につながっており、さらに右手は左手に、手は足につながっており、さらにその動きは脊髄神経を通して全身の組織と情報のやり取りが行われるのである。
また、手や指には感覚器官としての働きと運動器官としての働きがあり、触れて感じた情報は脳に伝えられて、脳から指令が手に伝えられて、手や指が動くという関係がある。
その「感覚器官」としての最前線の「手」は最も重要な氣の世界の入り口のひとつである。
「氣の手を造る」と、いわば舌で味を理解するように、手で氣を理解するのである。
さて、氣の世界の入り口の「氣の手を造る」ための方法はいかなるものかということを、無謀なマントラ読誦によるチャクラ暴発で氣感が大覚醒したと言い張る天才霊能気功師象師匠が氣の手を駆使して解説するのである。
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