成長しない職人の共通点

・この記事を見ている方は、みなさん向上心が高いのでもしかしたら当てはまっていることがないかもしれません。
・私は造園会社を経営していますので、新人の職人を教育する立場にあります。
・その中で色々な職人を見てきた経験があり、たくさんのことを学びました。
・今回は成長しない職人の共通点を紹介します。
・もちろんこれが全てではありませんが、色々な職人を見てきた中で見つけた共通点です。
・見ている皆さんはもしかしたら当てはまらないかもしれませんが、皆さんの周りにいるかもしれません。
・ですので、今回はすぐにできる改善点も一緒に話をします。
・今回の話は私が新人のときに早く成長をするために考え、実際に実践していたことです。
・ぜひ参考にしてみてください。

共通点の
1、返事が遅い(小さい)

・能力が成長するのに他者とのコミュニケーションはとても大事なことです。
・しっかりと仕事をするためには確実に必要なことです。
・能力が成長するためにはしっかりとした意思疎通のもと、ものを理解する必要があります。
・返事が遅かったり、声が小さかったりするとそれだけで教える立場の人間はやる気が削がれてしまいます。
・もちろん教える側にも問題があるのかもしれません。
・しかし、相手が聞こえたことをしっかりと意思表示しなければ絶対にやる気はなくなります。
・しかも、返事が遅かったり、小さかったりすると教える立場の人間は、「わかっているんだろうな」と勝手に解釈してしまいます。
・これはどんな場面でも言えることです。
・教えていたり、指示をしている立場の人間は、基本的に疑問や質問がなければ理解をしたと思ってしまいます。
・ですので、その様なことが無いようにするためにも大きな声で素早く返事をする必要があるのです。
・大きな声で返事をすることにより、自分自信でも本当に理解したと思わなければ返事が出来ないと自覚する様になるのです。
・とはいえ、先輩だったり、上司だったりが怖かったりすることもあります。
・そんなときにはもしかしたらよくわからなかったとしても、返事をしてしまうこともあるかもしれません。
・ですので、私がオススメする改善の方法は、「重要なことは必ず繰り返して言ってもらう」ことです
・そうすることで、共通の理解を深めることにもなりますし、声が小さくても少しずつ改善をすると思います。
・成長は理解をすることから始まります。
・そして、真似をすることこそが成長への近道です。
・とにかくマネをさせた方が良いのです。
・明日から自分のマネをさせましょう。
・そしてもしも自分が当てはまる様でしたら先輩や上司のやり方をどんどんマネしましょう。

共通点
2、すぐに言い訳をする

・言い訳はしてはいけませんが、したくなります。
・私もしたくなります。
・ですが、私の立場からは絶対に言い訳はできません。
・言い訳は自分の責任がないことを証明したくてするものです。
・たくさんのことを検討し、想像しておかなければならない立場の社長が、そんなことをしていたら会社は先がないでしょう。
・基本的に言い訳をしても良いことは一つもありません。
・絶対に成長の妨げになります。
・自分がたくさんの想定をしていなかったことを自分自身で証明しているだけなのです。
・そんなことはをしている様では、成長が遅くても仕方がないと思います。
・ですので、これを見ている皆さんは言い訳をしたくなったときに次からこう言ってください。
・「私が全てを想定していなかったのが原因です。」
・能力の成長のためには、負けたことや失敗をしたことを必ず認める必要があるのです。
・そうしなければ絶対に成長をすることはありません。
・まずは認めることから始めましょう。
・そして明日からできる改善策は、「失敗しても絶対に怒らない」ということです。
・人は怒られるのがとても嫌です。
・私もできれば怒られたくありません。
・怒られるから言い訳をしてしまうのです。
・言い訳をしてしまうからまた、怒られるのです。
・悪いループにハマってしまいます。
・ですので、怒ることを止めるのです。
・先輩や上司の立場の人間は色々なことを更に検討する必要があります。
・それは部下や後輩の失敗すらも想定しておくのです。
・そうすることでたくさんのことを毎日自然と未然に防げる様になるのです。
・そして、言い訳をしそうになったときには、改善策を考えるのです。
・言い訳を考えることよりもよっぽど成長に繋がります。
・ですので、先輩や上司は、自信で改善策を考えさせるのです。
・そうすることで能力は一気に成長をしていくのです。

共通点
3、作業スタートまでの時間が遅い

・作業に取り掛かるまでにあーでもない。こーでもない。とたくさん考えてしまう人がいます。
・やめた方が良いです。
・作業のスピードアップも成長の一つですし、昇進や昇給にも影響をすると思います。
・そのためにはすぐに作業に取りかかることが大事になります。
・当たり前のことですが、実際の作業時間が短くなってしまうので、もちろん能力の成長は遅くなります。
・しかもこれは新人にありがちなパターンです。
・仕事ができる人は作業の段取りが頭に入っているし、作業のスピードが早かったりするので、自分のペースで作業を開始したりします。
・しかし、しっかりと決められた時間よりも早く終わらせることでしょう。
・仕事が出来ない人はただ単純に作業に取り掛かるのが遅いのです。
・作業のスピードに自信がないうちは絶対に誰よりも早く作業にとりかかった方が良いのです。
・これは絶対にそうです。
・1分でも1秒でも多く作業をしなければなりません。
・少しでも多くの時間を費やさなければ成長はあり得ません。
・明日からできる改善策は仕事に取り掛かるまでの動きを紙に書き出すことです。
・紙に書き出しそれに沿って行動することで、ルーティン化していきます。
・ルーティンになるとその行動は早まります。
・しかも共通の理解にすることで、みんな絶対に行動が早まることでしょう。

まとめ

・大きな声でマネをさせて、言い訳はせずにたくさんのことを検討し、作業に取り掛かるのはルーティン化させるのです。
・これで一定よりも早い速度で成長をすることでしょう。
・ぜひ皆さんも参考にして役立ててみてください。
・ただでさえ造園職人は長い時間をかけて技術を習得していきます。
・早い方が良いに決まっている技術の習得を更に早めてください。

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