木を植えてはいけない具体的な場所

・木は植えてはいけない場所があります。
・もしも植えてはいけない場所に木を植えてしまうと、木は枯弱ったり最悪の場合には枯れたりします。
・植える場所は最初に決めることですので、慎重に検討する必要があります。
・木は一度植えてしまうと、他の場所に移動させるのはとても大変になります。
・また、花や実の付きも悪くなってしまいます。
・木を植える場合には、木を長く楽しむためにも植えてはいけない場所がありますので、注意して木を植えましょう。
・これは木に限らず基本的には草花も同じです。
・具体的な場所を5つ紹介しますので、是非参考にして下さい。

1、屋根の真下

・これは雨が全く当たりませんので良くありません。
・木は雨が自然に当たる場所でなければ、基本的に育つことはありません。
・ですので、雨が当たらない屋根の下は良くないのです。
・雨が当たらない場所は植物が成長することはありませんので、雑草すら生えてくることはないのです。
・水があたりすぎる場所も良くはありませんので、注意が必要になります。
・できる限り自然に雨が当たる場所が良いでしょう。
・水が当たりすぎる場所というのは雨樋の下などの、雨が降って地面に水滴の跡がついているような箇所です。
・そのような場所も土の質も悪くなっていきますので、木の成長を妨げる原因になります。
・屋根の下で、植えてはいけない場所かどうか判断する材料は土です。
・土がサラサラで全く水分を含んでいないようでしたら、植えない方が良いでしょう。
・普通に雨が当たる場所は少し掘ると土に水分が含まれていて、サラサラではありません。
・屋根とともに地面も確認してみましょう。

2、既に木が植えてある所の近く

・木が植えてある場所の近くに植えると、成長した時にお互いに干渉し合ってしまい、悪い影響を与えてしまう場合があります。
・適度なサイズに保つことができるのであれば、ある程度の距離感で植えることはできます。
・ですが、近づきすぎてしまうと、日陰になってしまい枯れる原因にもなります。
・生垣も成長の仕方によっては枯れてしまう木も存在します。
・ですので、近すぎない方が良いでしょう。
・距離が近いと、お互いに樹形を保つのも難しくなってしまいます。
・片方の日陰になってしまい、枯れないで成長をしたとしても、日が当たらなければ木は花や実のつきも悪くなってしまいます。
・ちなみに近くに植えてしまうと、根が絡んでしまい、移植するのも難しくなります。

3、日陰になっている場所

・先ほどの話でもあったのですが、木は日が当たらなければ枯れてしまいます。
・日陰でも育つ木も存在はするのですが、それも基本的には育ちにくいと言えるでしょう。
・木は日が当たった方がよく育ちますし、花や実のなりもよくなります。
・基本は日陰ではなく、日当たりの良い場所を選んで植えてください。
・伸びにくい木を植えたいからと言って、日が当たらない場所を選んで植えるのも良くありません。
・基本的には弱っていき、そのうちに枯れてしまいます。
・日陰でも育つ木というのは、日中に日が当たり続けていなくても育つということです。
・日が当たる時間がなければいけません。
・全くの日陰で育つことは基本的にありません。
・ごく一部あるのかもしれませんが、基本的にはないと思います。

4、家等の建物のすぐ近く

・木は日が当たり、自然に雨が当たる場所では元気に成長をしていきます。
・家や建物の近くでは、木が成長をした後に、家や建物を痛めてしまう可能性があるのです。
・木は成長とともに、当たって痛んだ箇所が治っていきます。
・しかし、家や建物の場合は痛んだ箇所が自然に治るということはありません。
・ですので、家や建物の近くには植えない方が良いでしょう。
・たまにあるのですが、木の根や幹が成長して、近くにある家や建物を壊してしまうんじゃないかと不安に思う方がいます。
・基本的には、余程成長しない限り直接ぶつかっていなければ大丈夫です。
・根は地面に入っている間は、色々なものを突き破って破壊することはありません。
・丁度、植木鉢で育てた木の根が全部に行き渡っていても鉢を壊すことがないのと同じです。
・注意すべきは枝だということです。
・枝はどんどん伸びてどんどん当たっていきます。
・ですので、枝が当たりそうな場合には切ってあげなければいけないということです。
・枝を切って当たらないようにしておけば大丈夫です。

5、とても狭い場所

・狭い箇所では根が伸びにくく、木が弱っていきます。
・木は根が健康に成長していなければ弱りますし、枯れてしまいます。
・ですが、基本的に枝を切っていれば根も自然に枯れていきます。
・なので、同じくらいのサイズで保てれば、弱ることもありませんし、枯れることもありません。
・成長させすぎると良くないということです。
・木は枝の幅と、根の伸び方が同じくらいに伸びます。
・それを意識して木のサイズを保つことが大事になります。
・狭い箇所に植える木は大きくならない低木の種類を選ぶ必要があります。
・しかも低木の種類の木は幹も太くなりにくいのです。
・狭い箇所は植えられる木の種類もあれ程度制限されます。

まとめ

・木は育つ場所と育たない場所があります。
・一度植えてしまうと移動させるのがとても難しいので、植える前に注意する必要があります。
・また、せっかく植えても枯れてしまっては意味がありませんし、花や実が楽しめなくなっても意味がありません。
・基本的には自然に日が当たり、自然に雨が当たる場所が良いでしょう。
・もちろん今回紹介した場所以外にも、植えてはいけない箇所は他にもあります。
・ですが、ほとんどの場合これらの箇所に気をつけておけば大丈夫です。

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