雑司が谷散人の街道遊歩 0508
所沢道 1日目-03 2018.9.23
早稲田通りにお伊勢の森バス停。
今は阿佐ヶ谷駅近くにある神明宮の旧社地がこの辺りで、お伊勢の森の地名だけが旧地に残ったもの。
かつては御伊勢山と呼ばれた一帯も、今は住宅密集地。
早稲田通り左手に4基の庚申塔や地蔵。
旧阿佐谷村の中心がこの辺りだったようで、ここから左へ分岐する道は天沼から青梅街道四面道交差点に通じる古道。
本天沼2丁目交差点から、所沢道の道筋は旧早稲田通りとなる。
元々早稲田通りという通称は、都心と保谷を結ぶルートだったが、昭和59年に井草八幡へのルートに変わり、本天沼2丁目交差点から保谷までの区間は旧早稲田通りとなった。
旧早稲田通りは松下橋で妙正寺川を渡る。
妙正寺川の流路は河川改修で変動があり、明治期の地図を見る限り、所沢道は今の旧早稲田通りよりも西寄りを回り込んで妙正寺川を渡っていたようだ。
下井草駅に近づく旧早稲田通り。
下井草3丁目は旧下井草村時代は向井草の小字だった場所。
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