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雑司が谷散人の街道遊歩 0442
東海道 22日目-01 2018.8.13
およそ4ヶ月ぶりの東海道の旅、22日目。
宮宿からの七里の渡しを経て、桑名へ。
海上七里を越えた船は、揖斐川河口に面した桑名の港に入った。
今はコンクリート護岸に囲われて往時の風情も無いが、このあたりは伊勢湾台風で大きな被害を受けたこともあり、多くの建造物も失われたようだ。
これより東海道の旅が再スタート。
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船着場で旅人を迎えた大きな鳥居は、伊勢国一の鳥居。
ここが伊勢路の玄関口となることを表している。
鳥居は今も伊勢神宮の式年遷宮ごとに、内宮宇治橋外側の鳥居をここに移して建て替えられているという。
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揖斐川に面して美しいフォルムを見せる櫓は、蟠龍櫓。
復元ではあるが、かつては桑名のシンボルともいえた建物。
蟠龍は航海の守り神。
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七里の渡し跡地から内陸側に伸びる掘割は、桑名城の外堀跡。
東海道の旧道はこの外堀の西側に沿って進む。
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伊勢国一の鳥居を背に、東海道旧道を進む。
静かな街並みが続く。
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