![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137175855/rectangle_large_type_2_baba22c4e5e73a498694ecd4f70ae075.jpeg?width=1200)
雑司が谷散人の街道遊歩 0558
津久井往還 2日目-08 2018.11.7
久保沢の旧道は谷津川沿いの低地へ下る急坂となるが、これを温泉坂という。
明治期に坂の中腹に温泉宿があったというが、ここに温泉が湧いたわけではなく、熱海から四斗樽に湯を満たし、馬で運んだとのこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012053432-gGIkQ3Q4Ss.png?width=1200)
温泉坂を下りと、右手に久保沢観音堂。
本尊は百体観音。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012101403-6rzpI0sdS1.png?width=1200)
久保沢バス停前で国道413号から右へ折れる小道が津久井往還旧道。
道は上り坂で、かんば坂という。
このあたりに釜場があったことによるという。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012141485-oFb0KBclHY.png?width=1200)
津久井往還旧道は谷ヶ原地区へ。
正面に城山が見える。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012185585-JE9Ai0M3bH.png?width=1200)
谷ヶ原の津久井往還旧道沿いには、立派な茅葺の農家も。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012230758-LrbokYZadP.png?width=1200)
国道413号から右手に、普門寺への参道が分かれる。
ここに普門品供養塔。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012263085-AbPYm4c5Va.png?width=1200)
国道413号が城山地区に入ると、旧道が右へ分かれる。
津久井湖の完成により国道は南へ迂回し城山ダムを越えるルートとなり、旧道はこの先で津久井湖畔に突き当たる。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012309559-JbOCX6PQ3v.png?width=1200)
城山の旧道は津久井湖に突き当たる。
津久井湖は昭和40年の城山ダム完成によって誕生。
この先、太井地区までの津久井往還は湖底に没した。
![](https://assets.st-note.com/img/1713012353379-2y6bxD1fdT.png?width=1200)
この後、バスでJR橋本駅まで戻り、津久井往還の旅2日目を終了。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?