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雑司が谷散人の街道遊歩 0651

下田街道 2日目-02 2019.1.3

国道414号は嵯峨沢橋で狩野川を渡る。
嵯峨沢も温泉地で、京都の嵯峨に似た風景からその名があるという。

嵯峨沢

国道414号市山交差点の少し先で、下田街道旧道が右手に分かれ、市山の集落を進む。

市山

国道414号は簀子橋を過ぎると、左手に旧道が分かれる。
ここから湯ヶ島。
この地で少年時代を過ごした井上靖の小説『しろばんば』に因み、旧道入口には「しろばんばの里」の案内図が。

湯ヶ島

下田街道旧道左手に、井上靖の育った井上家跡地。
下田街道には「しろばんば通り」の愛称が。

井上靖旧家跡

井上家跡地の公園の右奥に、井上靖文学碑。
『しろばんば』の冒頭部分が刻まれている。
「しろばんば」とは雪虫のことで、綿に包まれたような外見からの俗称。

井上靖文学碑

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